3丁目の夕日その後
映画 「ALWAYS 3丁目の夕日」人気のようです。
封切りから10日あまりで 7億円以上の興行収入をあげて、大ヒットの
目安 20億円突破は確実だそうです。
それほどの映画とは思えないんですけどね。
最近はでは、デパートの売り場に駄菓子屋を再現したりでレトロブーム
のようですが、昭和30年代に少年だった団塊の世代がリタイア間近で
比較的にお金もある、そんな人達の消費心をくすぐる企業戦略の一環
かも知れません。
リストラや若者の就職難、将来の年金不安、いまの日本は明日を信じら
れない事ばかりなんでしょう。
昭和30年代を懐かしむ心。その奥には、あの時代のように明日の豊か
さを素直に信じられた時代への郷愁があるのかも知れません。
あの映画はそれぞれの年代によって受け止め方が大きく異なるのも
興味あるところです。
円タク
円タクの話が出たついでに。
昭和初期、都内だったら何処までも一円で行けるタクシーを円タクと言った。
当時は未だ国産乗用車は生産してなかったので米製フォードを使用。
車内は意外と広くて、前後のベンチシートに6人、前の座席の背から折りた
たみの子供用補助座席が出るようになっていたので定員は8人。
当時の都内の道路事情は数本の舗装軍用道路があるだけで、ほとんどは
未舗装で砂塵を巻き上げて走っていた。
料金は僅か一円でも一般家庭では利用することはなく、少し裕福な人や
第一次世界大戦の後で大東亜戦争の前の軍需景気にあやかった人達が
利用していたようだ。
我が家でも冠婚葬祭時には利用したので、円タクに乗れるとなると嬉しくて
前の晩から眠れなかったのを覚えている。
ご学友の集い
もう毎年行っている中等科時代のご学友の集いがあって
上野へ行きました。
少し早めに行って時間があったので上野の山を散策してみました。
ここはご幼少の頃、祖母に連れられて度々来ていた所ですが、もう
何十年ぶりでしょうか、西郷さんの銅像を見るのは。
幼い頃のかすかな思い出は、この西郷さんの裏の方に明治チョコレート
の自動販売機があったのです。
確か1銭だったと思いますが、銅貨を入れて子供の手に負えないような
重い鉄製のレバーを押し下げると現在と同じようなデザインの板チョコが
出る仕組みになってました。
1938頃、東京に何台かの自動販売機があったのを知ってる人は意外と
少ないようです。
ただし、チョコレート以外の自動販売機は見た記憶はありません。
この頃と現在の貨幣価値を正確には比較できませんが、
1銭 = 百円
1円 = 1万円 でしょうか。
タクシー1円で都内だったら何処までも行けました(通称、円タク)
西郷さんの銅像を眺めながら、そんな思い出に耽ってました。
ジャズコンサート
栃木県ではNO1のジャズオーケストラ (と、勝手に評価してます)
Swinging Herd のコンサートを聴いてきました。
このバンドも今市のアルバトロスと同様、20数人編成のカウントベーシー
スタイルのフルバンドですが音の調和と選曲のセンスでお気に入りです。
オープニングは今、流行のマツケンサンバですが、1950年代初頭からの
懐かしい名曲が中心でジャズのナツメロを現代風のアレンジで楽しませて
くれます。
ゲストはクラリネットの第一人者1929年生まれの 北村英治。
その温厚な人柄が奏でる温かく深みのある音色には魅了されます。
クラリネット奏者と言えば元祖ベニーグットマン。彼の往年のヒット曲を中心
に北村英治のオリジナル曲も交えて進行します。
もう一人のゲストはデビュー52年になるという 雪村いずみ。
年齢を感じさせない声量は相変わらずです。
ゲストは豪華ですが北村英治の演奏と、このバンドのセッションが特に
聴きごたえがあって、雪村いずみの影が薄かった印象でした。
これは、あくまで自分なりの評価ですが。
バンマスの吉原氏が
「ジャズは耳じゃなくて身体でリズムを取りながら聴いてほしい」と言って
いたが、相変わらず聴衆は楽しみ方が下手だなぁーと思いますよ。
雪村いずみ出演で満席。当日売りの指定席2500円は安いかな。
東京マラソン
高橋尚子が勝ちました。
勝てたからいいようなものの、もし惨敗したらテレビの特番は
メチャメチャ。この番組のために制作したメインスポンサーの
ドコモの何本ものCMが無駄になるところでした。
そんな事を考えながら観戦していたら、2年前の悪夢のような
35km地点で猛ダッシュ。
登り坂は特に足に負担がかかるから「大丈夫かいな」の心配
もなんのその、高橋のマラソン人生でも最良のダッシュをした
とみました。
あのシーンを観て、何故か全盛期の無敵ランナー瀬古の走り
とオーバーラップしたものです。
足の肉離れって三味線じゃなかったの?と、言いたくなるほど
の快走でした。
これで高橋は高額賞金を手にして、当分の間、所属企業から
多額のお給金を頂けるし、CMで億の金が稼げます。
こんなマラソンランナー達は、
レース前のウオーミングアップで軽く10km程度を走り、レース
後にクールダウンで走ると一日に60kmにもなるんですね。
ですから、女子でも月に1200kmぐらいの練習は常識になって
ます。
我々だったら一週間は這いつくばっての障害者になります。
身体なんて鍛えようでどうにでもなるんだなと、改めて思います。
アメリカン航空
アメリカン航空は従来の成田ーダラス直行便に加え、関空からの
便も就航させたようです。
ダラスと言うとケネディ大統領の暗殺で一躍有名になったところですが、
今は暗殺の博物館となってる「シックスフロア」の6階から大統領に向け
て発砲されたとも言われているそうです。
ダラスには、アメリカン航空の本社があり、数々の大企業も本社をおく
商業都市ですが、観光はメインにしてはいないようです。
そんな都市へ毎日、日本の二大空港からジャンボ機を飛ばして満席に
なるほどのお客さんが居るのか、と思います。
逆に、安売りの多い観光客相手に商売するよりビジネスマン相手のほう
が旨味があるのでしょうか。
ちなみにダラスまでの往復運賃は¥6,3000(11月レート)。
ダラスはロスアンゼルスとフロリダ半島の中間地点で距離的には
ニューヨークとほぼ同じぐらいだと思います。
それにしても近年、世界の聞いたこともないような都市へ随分と就航し
てるものです。
世界中の国々の航空会社が日本の空路を確保しようと努力してるよう
です。
松井が更新
ニューヨークヤンキースの松井が契約更新。
4年契約で62億円は年俸15億5千万円、凄い金額です。
そんなに貰ってどうすんの?とか、何に使うのとか余計な心配を
してる庶民も多いようです。
打 率 3割9分7厘
ホームラン 70本
打 点 330
過去3年間の実績は立派なものでチームメイトの年俸を比較して
決して多すぎることはないと思います。
ホームランが40本にもなれば年俸20億も可能かもしれません。
松井の活躍はヤンキースやニューヨーク市に膨大な経済効果を
もたらせているようです。
テレビの放映権もしかり。球場には日本企業の広告料など。
日本からのツアー客は毎日数百人単位で一人当りの落とす金は
一日に数万円とも言われています。
グッツの売上も相当のものらしいです。街の中のショップでは松井
グッツはあまり目立ちませんが、ヤンキースタジアムのショップの
ドアーを入ると正面に55番がドーンと目立ちます。
店員の話では日本人観光客が纏め買いするそうで55番が最も売
れ筋商品なんだそうです。
ヤンキースは金に糸目をつけない超高額年俸でも絶対に損はない
でしょうね。
続 映画の話題
12月中旬には映画 「男たちのヤマト」 がロードショーだそうです。
「3丁目の夕日」のオープンセットが4億円なら、
こちらは広島県尾道市の浦賀ドックにナント、6億円の巨費で
全長190m原寸大の戦艦ヤマトのロケセットを建設。
映画は最新のCG、デジタル合成作業を経て10月末に完成した
そうです。
あの超大作 「タイタニック」 のように船が主役の物語では現物に
近いセットは造らざるを得ないようです。
ストリーや役者の演技だけでは観客は満足しないのでしょうから。
それにしても、今の映画はセットの建造から撮影、CG加工作業、
編集と膨大な時間と費用をかけるものです。
撮影が終了して旅行社が大和の見学ツアーを行っているようです。
と、言うことは米軍からボコボコにされて撃沈した筈の大和、そんな
シーンは全てCG加工なんでしょうか。どんな加工をするのか楽しみ
です。
何億の制作費を掛けた大作を快適な座席でシニア料金千円で
楽しめるのは安い娯楽費だと思いますね。
映画の話題
映画「ALWEYS 3丁目の夕日」の広大なオープンセットには4億円の
巨費を投じたそうです。
このセットに巧みにVFXを使い素晴らしい映像を作ったのがこの道で
は第一人者を言われる山崎 貴監督。
VFXとはVisual Effects の略で映画や特写ドラマで現実には見ることの
できない画面効果を実現するための技術だそうで視覚効果と訳されるこ
ともあります。
要は、コンピューターグラフィック(CG)の事で、画像をデジタル合成する
技術をいいます。
コピー&ペーストの原理を繰り返して数十人を数万人の大群衆に変えたり、
色の補正や明暗を使うと昼間から夜に変化するようなシーンもつくれます。
ですから、昔のように学生アルバイトを何百何千人とエキストラに雇うことも
ないのです。
日常、我々も幼稚だが、これらしい画像処理は常に行っているので何と
なく理解はできます。
デジタル処理は画像が綺麗なのが特徴のように思います。この映画の
セットのシーン、特にオープンセットがクリアーで美しい映像に仕上がって
います。しかし、綺麗過ぎて逆にリアルに表現できない欠点もあるような気
がします。
あの黒澤監督が生きていたら何と評価するでしょうかね。
映画を観る前には少なくともサイトなどで見所などを把握してから行かれ
るといいですね。予備知識があるとないでは大違い、映画が一段と楽しめ
ます。




