ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -150ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

暑い夏は、どうしても食欲が減退しがちです。

食べたくならないからと、いい加減な食事をしていると、

今度は、体力そのものが落ちてくるという悪循環に陥ります。


いわゆる「夏ばて」です。


夏でも食べやすくて、栄養価が高いものといえば、

まっ先に思いつくのが冷や奴、つまり豆腐ではないでしょうか。

胃腸にやさしく、免疫機能を高める効果もあるので、

夏ばてのときには、まさに打ってつけというわけです。


ところで、豆腐は水に浸してやわらかくした豆をすりつぶし、

できた豆汁(ご)を搾り、豆乳を苦汁(にがり)で固めて作ります。

搾ったあとに出る豆腐殻、いわゆる「おから」もよく食べられます。


おからのことを、主に関東では「卯の花」といいます。

白くてまとまって咲く卯の花ように見えることからそう呼ばれます。


一方、関西では昔「きらず」といいました。


豆腐はたいていの場合、切って料理して食べますが、

おからは切る必要がないところからこう呼ばれました。

したがって、これを漢字で書くと「切らず」となります。


わざわざこういい換えたのには理由があって、

豆腐殻の「殻」が「空」と通ずるのを嫌ったからだといわれています。


この他にも、不吉な意味や連想を持つ語を忌み嫌って、

その代わりに用いられる「忌みことば」はたくさんあります。


すり鉢のことを「当たり鉢」とか、硯箱のことを「当たり箱」と、

「する」が「摩る」と通ずるのを嫌って、「当たる」にいい換えます。

さらには、するめのことを「当たりめ」ともいいます。

水際に生える葦(あし)という植物がありますが、

これも、「あし」は「悪し」の意味に通ずるというので、

同じ「葦」という字を書いて「よし」とも読ませるのです。

葦で囲ってある小屋のことを「よしず張り」といいます。


くだものの梨も、「無し」に通ずるというので「ありの実」といいます。


誰が最初に使い始めたのかは定かではありませんが、

おそらく「忌みことば」は、一種の流行語だったのでしょう。


いまも昔も、ことばの変化というのは実に興味深いものです。


                                     by スグル

ある旅人が、ひとのことばを話すライオンに出くわしました。

腹を空かせていたライオンは、旅人を捕らえて食べようとしました。


「どうぞお助けください」 旅人は命乞いをしました。

「ならば、私の考えていることを当ててみよ」 ライオンはいいました。

「当てることができたなら、お前を食わずに逃がしてやろう」


さて、この旅人が無事に逃げ帰るためには、

いったい何と答えればよいのでしょうか。


これは、非常に有名な『ライオンのパラドックス』で、

一説には、スフィンクスの謎に由来するといわれています。


パラドックスとは、逆説、逆理といった意味の語で、

外見上、同時に真でもあり、かつ偽でもある命題を指します。


また、ある目標を追おうとすればするほど、

かえって目標から遠ざかってしまったり、

あるいは、ある主義を貫こうとするがゆえに、

かえってその主義に反してしまったりする状況をいいます。


ところで、このようなパラドックスは、様々な物語に登場します。


韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』の先週放送分にも、

パラドックスを利用したエピソードが盛り込まれていました。


以前にもここで紹介しましたが、このドラマのおもしろさは、

ひとえに、巧妙な人物描写と緻密に計算された脚本にあります。

ありがちな「シンデレラ・ストーリー」の中で見せる、

その独創性と論理性に、ただただ感服の至りです。


さて、話をもとに戻しましょう。


旅人は、しばらく考えたあと、こう答えました。

「あなたは私を食べようとしていますね」


もし、はずれているのなら、食べる気がないということになり、

もし、当たっているのなら、逃がしてやると約束しているので、

いずれにしても、ライオンは旅人を食べられないというわけです。


パラドックスには、人間の英知が凝縮されているのです。


                                     by スグル

「この木なんの木、気になる木」


テレビCMソングでおなじみのフレーズです。

このCMでは、実在する木の映像も使われていて、

その中でも最も有名なのが、モンキーポッドの大樹です。


この「モンキーポッド」という名前は、

猿がその実を好んで食べることからつけられたそうですが、

他にも、ねむの木のように、淡紅色の花をつけたり、

夜になると葉が閉じたりするところから「アメリカネム」とも、

また、雨の日は葉が閉じることから「レインツリー」とも呼ばれます。


いま部屋のベランダで、モンキーポッドを育てています。


誕生日に友人から、種と鉢や土など一式を贈られ、

種を蒔くのに最適とされる6月まで待って植えました。


種を一晩ほど水に浸し、それから土の上に置いておくと、

翌日にはもう芽を出して、すぐに数枚の葉をつけました。


種を植えてから1ヶ月余りで、いまでは高さ14cmに達しています。



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↑ 昼間の葉が開いているところ



明るいうちは、力いっぱい葉を開いて光を浴びようとし、

暗くなると、まるで眠りにつくように葉を閉じて垂れ下がります。

幼気にして健気なさまに、愛着を感じずにはいられません。



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↑ 夕方の葉が閉じているところ



ともすれば、CMに登場する大樹のように、

100年以上も生きて、高さが20mを超えるようなことも…


今後もまた折をみて、成長過程など報告させていただきます。


                                     by スグル