前回、適当に日記を書いたら、へんてこりんな文章になっていました。

自分で読み返しても、よく分からない文章です。


とりあえず、まとめてみます。


疑問1

BMW R100系のエンジンをバラしているのを見ると、ピストンにはカーボンがこってりついています。


疑問2

BMWの空冷水平対向OHVエンジンは、1000キロ走って1リットル程度のエンジンオイルの消費は、想定内だそうです。


疑問3

キャブレターにも、煤のような汚れがついています。エアクリーナーからキャブレターに伸びるインシュレーターにも、同じような汚れがついています。


上記1~3から、スターターモーター横のブリーザーから、エンジンオイルがたくさん戻ってきているのではないか?と思うのです。


そこで、オイルキャッチタンクをどこかに装着出来れば、1と3の問題は解決されるのじゃなかろうか?とアルコールまみれの脳みそで考えたのです。


問題は、タンクでキャッチしたオイルをどうするか?です。

どうにかして、オイルを戻すことが出来れば、2ストロークバイク並み?以上?のオイル消費量を、あわよくば無くす事が出来るのではないかと思います。


そこで、モンキーの画像に出会いました。


BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-モンキーオイルキャッチタンク

フォトショップで読み込んで、拡大してみましたが、画素数が足らないようで、細部がわかりません。


とりあえず、エンジンオイルを入れる個所とタペットキャップにホースが伸びています。



BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-ヘッドカバー

ネットで調べてみると、こんなヘッドカバーがあります。


同じようにホースを這わせて、ブローバイから出たオイルを戻せば良いのかもしれませんが、想像するだに美しくありません。

何より、ちょっぴりガソリンが混じっているらしいエンジンオイルをヘッドカバーに戻すのは、何だかやばそうです。




国際関係論では、コントロール出来る危険をリスク、コントロール出来ない危険をデインジャーと言葉を使い分けるそうです。


内圧がどうなっているか分からない部分に、オイルキャッチタンクのホースを這わせて、どんな状態になっているか分からないオイルを戻すのは、どう考えてもリスクではなく、デインジャーでありましょう。



ははは。


ともあれ、ブリーザーパイプはスターターモーターの横にあります。


BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-セルモーターの辺り

あちこち探したのですが、反対側からの画像がありません。

モーターの手前から左方向に、ぐるりとカーブしているホースの先に、ブリーザーパイプはつながっています。

その中に、リードバルブがあって、クランクケースの内圧をコントロールしているのだそうです。



ところが、オイルレベルゲージがゆるんだままエンジンをかけると、ボフボフとゲージが上下します。


リードバルブではクランクケースの内圧の変動を吸収しきれていない様です。


ってことは、モンキーの写真のように、オイルキャッチタンクからオイルレベルゲージの穴にパイプを這わせても、オイルは戻らない様な気がします。




見ている感じでは、レベルゲージの穴から、逆にオイルが吹きあがるようにも思います。




では、発想を逆転させて、レベルゲージの穴に内圧コントロールバルブをつけて陰圧にし、オイルキャッチタンクを経由させ、もとからあるリードバルブを取り去って、陰圧を利用してタンクでキャッチしたオイルを戻し、残った気体をエアクリーナーに戻せば、エンジンで燃える4ストロークオイルが減り、エアクリーナーの容量アップ(チャンバーってやつか?)にもつながり、流行りの内圧コントロールバルブにもなって振動が減るのでは?なんて事を考えていた訳です。


うーむ、これがうまくいくと、クランクケースの中を空気の通り道が出来るので、走るサウナと称されるRSの夏のツーリングが楽になるのではないでしょうか?


んな、訳無いか。



壮大な計画ではありますまいか?


ちなみに、バイク屋さんによると、へんてこな改造をしたバイクは、下取りで値段がつかなくなるそうですので、もしやるんだったら、改造は自己責任で…。

朝から、車のエンジンオイルを交換しようと思っていたら、仕事場の前で工事が始まりました。




仕方が無いので、BMW R100RS君のバージョンアップの構想を練ります。




妄想かもしれません。




まず、バッテリーケースです。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-未設定





バッテリーケースの内側のサイズは、幅180ミリ×奥行き128ミリでした。


CTX20L-BSのサイズは、幅175ミリ×奥行き85ミリでした。




引き算すると、バイクの前後方向に43ミリの余りが出ます。


高さを200ミリと考えると、単純計算で1.5リットル程度のオイルキャッチタンクが取り付けられます。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー1



R100RS君のエアクリーナーボックスです。バイクの後輪側からの撮影です。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー2



前輪側から撮影しました。




中央少し右側奥に、穴が見えます。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー3





穴はこの様に開いています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー4



水抜き穴にこの様なキャップがついています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー5



ちょっと見にくいので、アップ画像です。




エアクリーナーボックスの内側から外側には、抜けますが、エアクリーナーボックスの中が陰圧になれば、バルブが閉じて、空気が入らないようになっているようです。




簡単なワンウェイバルブってな感じでしょうか?




バイク屋さんのブログで、オーバーホールの様子を見ると、ピストンは真黒です。




BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-真黒なピストン



すいません、バイク屋さん、写真を盗みました。




しかも、ブログを丹念に読むと、きちんとしたオイルを使っていたら、純正のガイドでもオイルは減らない、との記述があります。




しかし、オイルが減るのは、ステムシールが無いのが原因だ!と書いている本やホームページがあります。




ステムシールをつけてもらうには、内燃機屋さんに持って行かなくちゃなりません。




面倒なうえに、僕は時間もお金もありませんので、ステムシール案は却下です。






ともあれ、キャブレターを外すと、中は結構汚れています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ



中のピストンの汚れと、エアクリーナーボックスの中の汚れは、同じような汚れの様に感じます。




という事は、ピストンのカーボンは、ブリーザーパイプから戻ってくるクランクケースからのオイルでは無いか?と思ったのです。




何の根拠もありません。


脊髄反射的に思いついただけです。




もう一度エアクリーナーボックスの写真を乗せます。




BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー1



奥の二股になったパイプに、スターターモーターの横からブリーザーパイプがつながって、エアクリーナーに行くダクトに直接つながっています。




このブリーザーパイプをオイルキャッチタンクと繋げて、オイルミストを取り除いた空気をキャブレターに戻せば、シリンダーが綺麗になるのでは?と思ったのです。




ぽちぽちとネットを調べると、バッテリーとオイルキャッチタンクをセットにした商品を売っています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-バッテリーとオイルキャッチタンク



同じような構想で、隙間の出来たバッテリーケースの前に、オイルキャッチタンクをはめ込み、何とか出来ないだろうか?と考えています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-モンキーオイルキャッチタンク



ネットを見ると、モンキーはオイルを入れるところからオイルキャッチタンクにホースがつながっています。前はタペット調整に使う時のキャップにつながっています。


後ろは、純正のブリーザーパイプにつながっているのでしょうか?




クランクケースの内圧なんかの事を考えると、これでバランスがとれるのかどうか、分かりませんが、何だか参考になりそうです。




さらにネットを検索すると、2ストローク用のリードバルブが出ていました。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-リードバルブ



ううむ、何とかこれを取り付ければ、ちょっと前に流行った?ちょっと前から流行っている内圧コントロールバルブになりゃしませんか?




ヘインズのマニュアルを見ると、R100系のエンジンには、スターターモーターの横にリードバルブがついているようです。下手にリードバルブを後付けすると、何だか良く分からないことが起こりそうです。




当面、構想だけにしておかなくちゃなりません。




妄想とも言うかもしれません。




が、早くしないと、どこぞのパーツ屋さんがセットにして売り出してしまうかもしれません。




ははは。



補充電に五時間かかりました。

やれやれと思って、バッテリーケースに乗せてチェックしてみると、再び問題発生です。

バッテリーを押さえるバーを取り付けようとすると、プラス端子とマイナス端子に接触します。

おおお、直結ってやつでしょうか。

再びバイクを燃やす事にもなりかねません。

自転車のタイヤチューブを切って、被せてみます。



自分の整備技術を、ちっとも信用していない僕は、バッテリー端子にもチューブを切ってカバーします。




見た目は悪いですがこれで燃えません。

たぶん。

左右にも隙間があるので、チューブを挟んでおきます。
ま、気休め程度です。



どうなりますことやら。



バッテリーを装着してみると、かなり隙間があります。





オイルキャッチタンクでも入れてみましょうか。


Android携帯からの投稿