朝から、車のエンジンオイルを交換しようと思っていたら、仕事場の前で工事が始まりました。




仕方が無いので、BMW R100RS君のバージョンアップの構想を練ります。




妄想かもしれません。




まず、バッテリーケースです。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-未設定





バッテリーケースの内側のサイズは、幅180ミリ×奥行き128ミリでした。


CTX20L-BSのサイズは、幅175ミリ×奥行き85ミリでした。




引き算すると、バイクの前後方向に43ミリの余りが出ます。


高さを200ミリと考えると、単純計算で1.5リットル程度のオイルキャッチタンクが取り付けられます。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー1



R100RS君のエアクリーナーボックスです。バイクの後輪側からの撮影です。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー2



前輪側から撮影しました。




中央少し右側奥に、穴が見えます。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー3





穴はこの様に開いています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー4



水抜き穴にこの様なキャップがついています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー5



ちょっと見にくいので、アップ画像です。




エアクリーナーボックスの内側から外側には、抜けますが、エアクリーナーボックスの中が陰圧になれば、バルブが閉じて、空気が入らないようになっているようです。




簡単なワンウェイバルブってな感じでしょうか?




バイク屋さんのブログで、オーバーホールの様子を見ると、ピストンは真黒です。




BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-真黒なピストン



すいません、バイク屋さん、写真を盗みました。




しかも、ブログを丹念に読むと、きちんとしたオイルを使っていたら、純正のガイドでもオイルは減らない、との記述があります。




しかし、オイルが減るのは、ステムシールが無いのが原因だ!と書いている本やホームページがあります。




ステムシールをつけてもらうには、内燃機屋さんに持って行かなくちゃなりません。




面倒なうえに、僕は時間もお金もありませんので、ステムシール案は却下です。






ともあれ、キャブレターを外すと、中は結構汚れています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ



中のピストンの汚れと、エアクリーナーボックスの中の汚れは、同じような汚れの様に感じます。




という事は、ピストンのカーボンは、ブリーザーパイプから戻ってくるクランクケースからのオイルでは無いか?と思ったのです。




何の根拠もありません。


脊髄反射的に思いついただけです。




もう一度エアクリーナーボックスの写真を乗せます。




BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-エアクリーナー1



奥の二股になったパイプに、スターターモーターの横からブリーザーパイプがつながって、エアクリーナーに行くダクトに直接つながっています。




このブリーザーパイプをオイルキャッチタンクと繋げて、オイルミストを取り除いた空気をキャブレターに戻せば、シリンダーが綺麗になるのでは?と思ったのです。




ぽちぽちとネットを調べると、バッテリーとオイルキャッチタンクをセットにした商品を売っています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-バッテリーとオイルキャッチタンク



同じような構想で、隙間の出来たバッテリーケースの前に、オイルキャッチタンクをはめ込み、何とか出来ないだろうか?と考えています。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-モンキーオイルキャッチタンク



ネットを見ると、モンキーはオイルを入れるところからオイルキャッチタンクにホースがつながっています。前はタペット調整に使う時のキャップにつながっています。


後ろは、純正のブリーザーパイプにつながっているのでしょうか?




クランクケースの内圧なんかの事を考えると、これでバランスがとれるのかどうか、分かりませんが、何だか参考になりそうです。




さらにネットを検索すると、2ストローク用のリードバルブが出ていました。






BMW R100RSの重箱の隅的整備?のブログ-リードバルブ



ううむ、何とかこれを取り付ければ、ちょっと前に流行った?ちょっと前から流行っている内圧コントロールバルブになりゃしませんか?




ヘインズのマニュアルを見ると、R100系のエンジンには、スターターモーターの横にリードバルブがついているようです。下手にリードバルブを後付けすると、何だか良く分からないことが起こりそうです。




当面、構想だけにしておかなくちゃなりません。




妄想とも言うかもしれません。




が、早くしないと、どこぞのパーツ屋さんがセットにして売り出してしまうかもしれません。




ははは。