町田ロッテと野球散策 -21ページ目

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

帰宅時、我が子は「おかえり」と言ってくれません。

その代わりに…

「パパ!奨吾またゲッツー!」

 

疲れた身体にダメージをさらに加える男。

 

昨日、今日と連日で会社に行きました。通勤時、その日その日を大事に生きようと思いながら、今日の日付を頭に刻み込むように駅の階段を昇ります。10月19日、10月19日、

 

…10月19日!

 

野球バカとしては言うまでもなく1988年10月19日のロッテ対近鉄の伝説のダブルヘッダーを思い出すわけです。35年前です。

「あんた、35年後にロッテの監督をやってるよ」と、当時近鉄の吉井に言ってやったらきっとびっくりしたでしょうね。そして奈良在住の荻野貴司ちゃん(2)、石川在住の角中勝也ちゃん(1)がベテランとしてチームを引っ張っていくこともついでに教えてあげたいところです。栃木の澤村拓一ちゃん(6か月)も忘れてはいけません。

 

さて2023年の10月19日ですが、帰宅直後にマリーンズが逆転します。しかし盤石と思われた澤田が打たれてしまいもはやこれまでか…と思ったものでしたが最終回にマリーンズ打線が山岡を攻略して勝利を収めるという、感情の浮き沈みがとんでもないことになった試合でありました。

 

10月19日。実はこの日の京セラドームのレフト線審を務めた名幸さんの誕生日であります。おめでとうございます。ちなみに35年前は横浜大洋ホエールズの高卒2年目のキャッチャーでした。

夢を見ました。初回、2回に4点ずつ入って試合は8-0。序盤に美馬が大炎上し、かたや山本由伸はゼロを連ねるという、そんな夢だったのですがうなされることなく朝6時にすっきり起床し、会社へ行きました。

 

帰宅直後、我が家のテレビを観て目を疑いました。3対、3?

美馬が3点取られるのは想定していましたが、どうやって山本から3点取ったのだろうと、理解が全く追いつきませんでした。そして山本は4点目、そして5点目も取られ…5-4でマリーンズがリードという、絶対に予想しなかった展開となり思わず興奮してしまいました。

 

マウンドに中村稔弥が現れた時、そこでお風呂に入ろうとしたのがまずかったでしょうか。

 

お風呂から上がったら、4-7になっていました…。中村もまずかったですが、東妻もまずかったようで。

山本由伸から5点も取れるなんてめったにないことなのに、実にもったいない一戦となってしまいました…。

 

ただ、マリーンズ打線の雰囲気に、これまでにはない違いが見えたような気がします。そこが唯一の希望かもしれません。

まだまだ、始まったばかりです。

朝から在宅勤務でしたが昨日の興奮が冷めやらず、仕事に没入するまで時間がかかってしまいました。

そんな中で知ってしまったのが、ロベルト・オスナの去就が話題になっているというニュースでした。確たる情報はおそらくない中でのことなのだとは思いますが、ソフトバンクを退団することが濃厚であるということです。

 

オスナ。

マリーンズファンの私としてはかなり複雑な心境で見ざるを得なかった選手でした。昨年中盤に途中加入しマリーンズの一員として、そしてクローザーとしてプレーしたあのオスナがオフにはシルエットになり、いつの間にか福岡に行ってしまっていました。そして開幕カードでいきなりマリーンズ打線の前に敵として立ちはだかり、本当に憎らしい存在になってしまいました。

7月。マリーンズカレンダーに並んだのはオスナ、ゲレーロ、ロメロで、もはや誰もいないという事態も迎えました。

ところが7月24日、月曜日のことでした。なんと角中がそのオスナから逆転サヨナラ2ランを放ったのです。これはもう、鳥肌が立ちました。ちなみに、現地観戦でした。

 

しかしそれ以降のオスナは万波にサヨナラ弾を献上した以外は完璧なクローザーぶりを見せつけ、マリーンズ戦においても完璧な投球を見せ続けました。ああ、憎たらしいったら…

 

そのオスナが、古巣を含めて新天地でのプレーを希望しているというのです。これは鵜呑みにしていい情報でしょうか。そして「古巣」というのはマリーンズのことと解釈してもいいものなのでしょうか。

このままオスナがマリーンズに復帰するということとなれば、金銭面で折り合いがつくのかどうかは心配ですし(ダイナミックプライシングでしこたま内部留保を蓄えている可能性もありますが)、なによりもファンの感情が追いつくかどうかも心配です。昨日も一昨日もスタンドは大ブーイングでした。

 

ただ、個人的にはこう思っています。

 

千葉には、田所がありますぞ、と。

 

今晩のディナーは千葉みなとの田所商店でした。マリンの外野スタンドに広告も出しているあの「麺場 田所商店」です。

ラーメン好きのオスナには、おいしいラーメンとともに野球人生をエンジョイしてほしいと思っております。

 

ただ、今年、オスナに抑えられるのもつらかったですし5月の遠征時にPayPayドームで聴いた登場曲「田端のテーマ」もきつかったですし(たぶんそんなタイトルではないと思いますが『タバタバタッ!』っていう歌)、なによりもマリンでブーイングを受ける姿を見るのもしんどかったです。

 

さて、どうなるでしょうか。

昨日は朝から雨でした。したがって子供の野球の練習もお休みとなってしまいましたので、朝からマラソン(MGC)を観ていました。あえて副音声で、藤川球児と増田明美の雑談中継を楽しみました。朝8時10分号砲のレースでしたが、増田明美さんは朝から全開でした。

 

そしてマリンへ。クライマックスシリーズファーストステージ、第2戦でした。
…負けました。なかなか、うまくいくものではありません。
 
 
そして今、第3戦。
澤村が打たれました。
ああ、これで明日からは静かな日常です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…とはなりませんでした! まさか3点ビハインドの10回に一挙に4点取ってサヨナラゲームになるとは!
いやぁ…
 
10回裏の攻撃に携わった選手みんながいい仕事をしました。これぞ野球の怖さであり、醍醐味なのだと思います。40年以上野球を観ていますが、こんな試合を観たのはたぶん初めてです。
(ちなみに少年野球では、こんなことはけっこう起こります)
 
仕事も小学校も週末の野球チームの活動も休まずに京セラドームに行く方法をちょっと考え始めてしまいました。
もちろん、思いつきませんでしたが。

昨年逃しただけなのですが、実に久々のような気がしたクライマックスシリーズでした。

我が子の野球の練習と体操教室を終えて急いで帰宅するも、テレビを点けた瞬間になんと荻野貴司の先頭打者ホームラン。

その後はもう言うことのない展開で、ファーストステージ初戦をマリーンズがものにしました。

(ちなみに柳田のホームランの時はお風呂掃除をしていました)

ポストシーズンも野球を楽しめる幸せをかみしめています。

 

なおそうなると日本シリーズ進出を期待してしまいます。欲が出てきます。しかしマリンスタジアムで日本シリーズが行われる場合、チケットは1席種につき2枚までしか買えないそうです。京セラドームとPayPayドーム開催の場合は、「1席種4枚まで」だそうです。我が家は3人家族なので、日本シリーズの現地観戦は諦めることにします。

(※10月16日追記:TEAM26会員であれば、「4枚まで」行けるそうですので、やっぱり諦めるのを辞めました(笑))

さて、日本シリーズですが、この日のヒーロー荻野貴司は2010年の日本シリーズには出られなかったのではなかったでしょうか。当時ルーキーイヤーでしたが、怪我で離脱してしまったと記憶しています。やはり、荻野のいる間に日本一を遂げてほしいと思いました。

 

いやいや、まずは明日の勝利です。明日の千葉は午前中豪雨ですが、午後は晴れるようです。