町田ロッテと野球散策 -22ページ目

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

仕事で久々に丸の内に来ました。
少し約束の時間には早かったので、散歩してみます。
 
空を見上げました。
 
…狭い。
 
都会の空はこんなに狭かったでしょうか。
神宮あたりもこのようになってしまうとしたら、少し嫌ですね。
 
空と言えば、帯広の空は本当に広かったです。2018年、帯広-
マリーンズに来たばかりの背番号「39」の長身選手が北海道のファイターズファンからも声援を送られていました。その選手は、ほかならぬ岡大海です。
その試合で帯広の広い空に大きな放物線を描いたのは…レアードでした。
 
 
当時日本ハム…
 
この年のマリーンズ道東遠征は釧路、帯広ともに負けでした。そんなことを思い出しました。
早く来年の日程出ないかしら。

レギュラーシーズンは終わってしまいました。

朝、ふつうに起きて会社に向かい、定時まで仕事してまっすぐ帰宅します。

 

今に至ります。本当に静かな一日でした。野球がない日常が訪れました。

 

ただ昨年と異なるのは、クライマックスシリーズにマリーンズが進出したということです。今は束の間の日常であり、週末は再び狂おしい野球バカ生活となります。ああ、それはいつまで続くのでしょうか。

 

12球団中6球団は、すでに今年の野球を終えています。ファーストステージで2球団が今年を終え、ファイナルステージでもう2球団が終戦となります。日本シリーズまで進むのは、2球団のみです。さて、マリーンズはいつまで野球ができますでしょうか。

 

週末を、楽しみましょう。

10月は戦力外通告の季節です。ヤクルトの次に戦力外通告の報道が出たのは阪神だったと記憶していますが、そこに髙山俊の名前を見たとき、「髙山が!?」という意外な思いと「やはりか…」という気持ちでした。そして、やはり2015年のドラフトで髙山をドラフト1位で引き当てたつもりになって渾身のガッツポーズを繰り出したあのおじさんも思い出しました。真中が逃がした魚、8年で戦力外になるとは。

 

そして今日、楽天の横尾も戦力外となりました。たしかに今年、彼を見ませんでした。

 

プロ野球なので、衰えて結果を出せなくなったらクビになるのは仕方がありません。ただ、髙山と横尾に関しては、2015年のドラフトより前の、2011年の甲子園を思い出すのです。実はこの年、私は甲子園で彼らを観ています。

この年の日大三高、監督は言わずもがな小倉全由さんです。主将の畔上翔、エース吉永健太朗、そして横尾、髙山。一つの学校でこれほど多くの選手が注目されるのもすごいと思って見ていました。

私が観たのは8月16日の準々決勝でした。初戦の習志野戦を観た後に1試合挟み、その次の如水館対能代商業の大熱戦(ものすごい延長戦で、最後にさわやかに力尽きた能代商の保坂投手が実に印象的でした)の後に観たのが、智辯和歌山対日大三高でした。日大三高、見事に智辯和歌山に勝ちました。そしてその日大三高は、決勝で田村と北條の光星学院を破り、優勝したのです。

 

これ、そんなに昔のことだとは思わなかったのですが…。

 

小倉監督の方針で、彼ら4人はいずれもその時にプロへはいかず、大学へ進学しました。畔上は法政、吉永は早稲田、髙山は明治、横尾は慶應(たぶん合っていると思います)。その後髙山と横尾はそれぞれ阪神と日本ハムに指名され、畔上と吉永は社会人に進みました。

 

これも、そんなに昔のことだとは思わなかったのですが…。

 

これで現役は(現時点では)、Honda鈴鹿の畔上だけでしょうか。

吉永は引退し、JRの職員をしつつ母校もたまに訪れ、今年の日大三高のエース安田虎汰郎の指導なども行っていたそうです(U-18W杯の解説を担当した小倉氏談)。

髙山と横尾は、どうなるでしょうか。

 

ああ、時が経つのは早いものです。

ものすごい一戦でした。勝てば2位、負ければ4位で今シーズン終了。勝敗一つで明暗がぱっくりと分かれる展開を迎えたことにまず驚いたものです。

マリーンズ、よく勝ちました。何よりも、最後の最後で小島が圧巻の投球を見せてくれたことに心が躍りました。

これで、クライマックスシリーズファーストステージの開催地が千葉に決まりました。また、谷保さんの声が聴けますね。

 

この試合はパ・リーグの最終戦でもありました。したがって各部門のタイトルホルダーを決する試合でもありました。本塁打王争いでは26本でソフトバンク近藤、楽天浅村、そしてマリーンズのポランコが並んでいました。そして9回表と裏にそれぞれポランコと浅村に打席が回るという展開を迎えたのですが、ポランコと対する楽天の松井裕樹は見事でした。浅村の本塁打王を確定させるために、ポランコとの勝負を避ける選択肢もあったと思うのです。事実、ボール3つが並びました。「ああ、やっぱり勝負しないのか…」と、私は思いました。仙台のライトスタンドからも勝負を求めるブーイングがあったようです。

しかし松井は、他の投手とは違いました。次の球でストライクを取り、最後は空振り三振。厳しい場面から逃げずに勝負して、浅村の本塁打王獲得をアシストする圧巻のピッチングでした。

 

松井は来年、日本にいないかもしれません。しかし、マリーンズにとっては何年も難関であり続けた稀有なクローザーでありました。きっと海の向こうでも活躍してくれることでしょう。

 

マリーンズに勝利に沸く一方で、松井裕樹の真骨頂を見ました。最終戦にふさわしい、ナイスゲームでした。

関東地方は雨でした。スポーツの日の今日、我が子の野球チームは活動日だったのですが、さすがに中止となってしまいました。

 

東北地方も雨でした。マリーンズ対楽天は中止となってしまいました。

 

朝とお昼の予定がぽっかり空いてしまいましたので、この日はお買い物に行きました。

おそろしくお金を使ってしまいました。我が子の誕生日には少し早いのですが土日にゆっくり買い物ができる機会はかなり稀有なので、今日は誕生日プレゼントを買うことにしました。

8歳の誕生日プレゼント我が子の希望に則って野球用バッグと内野手用グローブにしました。ちょっと前までは「総武線の新型車両」とか「ラビュー」とか、プラレールを希望していたのに、とんでもない成長を見せてくれたものです。我が子、本気で野球選手になろうとしています。

野球用バッグはグローブとかヘルメットとかも入れられるようなかなり大きなもので、外にはバットを差し込める縦長のポケットもあります。

そして内野手グローブは、彼なりにこだわったようです。前日までパソコンでヤクルトの長岡モデルを研究していました。我が子、藤岡よりも長岡が好きです。しかし長岡のそれは茶色だったので我が子のお気に召さず…

 

バーターで友杉を調べていました。ああ、友杉選手、申し訳ないです。

ただ友杉のそれはけっこう個性的な色づかいだったので、おそらくそんなモデルは市販されていないのではないかと思いつつ、本日のスポーツショップ探訪でした。結局、黒いモデルに決定しました。ほんの少しだけ友杉っぽいとのことでした。

 

ちなみに私は、我が子が野球を始めるまで内野手と外野手のグラブの違いなんて知りませんでした。最初に適当に買ってやったグローブは、外野手用だったようです。先日セカンドも守り始めた我が子が内野手用グローブを欲しがるのも無理もないかと思い、今年はグローブを買うこととしました。うまくなってくれればよいのですが。

 

夜は、京セラドームのオリックス対ソフトバンク戦を観ました。ソフトバンクが負けたら、クライマックスシリーズのマリン開催の可能性が残るという一戦でした。しかしオリックスの先発はルーキー曽谷ということで、多くのマリーンズファンが「山本由伸じゃないの?」と思ったことでしょう。実は私も思いました。

しかしそんな失礼なマリーンズファンの変な想いをよそに、曽谷のピッチングは実に素晴らしかったです。プロ初勝利、本当におめでとうございます。

これで明日に延期となった仙台のマリーンズ今季最終戦で全てが決することになります。

勝てば2位、引き分けで3位、負ければ4位、ということになりましょうか。

本当に面白くなってまいりました。

 

なおそんな想いで見ていた京セラの試合でしたが、私は審判の動きをけっこう夢中でみていました。一塁線のゴロのフェアファウルの判定はインフィールドについては球審がするものと思っていましたが一塁ベースを越えたところでファーストが捕球した場合は一塁塁審がジャッジするものなのですね、とか、球審は一塁方面のゴロについてはけっこう深くまでバッターランナーを追うものなのですねとか思ったり。なお先日、少年野球で一塁塁審を自身が務めた時にそこがよくわからずに球審とダブルジャッジしてしまったこともあり、こういった審判の動きはけっこう勉強になっています。

なおこの日の球審は、白井さんでした。白井審判員と言えばあの強烈な奇声ストライクコールがとても有名ですが、そのフォーメーションや動きは実に綺麗です。

9回表の近藤26号ホームランの場面でした。ホームインする近藤の触塁を確認した白井さんは、ホームベースの真正面にいました。私だったらきっと内に入らずに、ホームベースの後ろから確認するだろうなと思いながら見ていましたが、ダイヤモンドの内側に入って、前から近藤がホームインしたことをきちんと確認してから外に出る白井さんのその動きが、本当に美しかったです。

 

声だけじゃない、白井審判員。(当たり前といえばそうですが)

今度、これを実践してみたいと思います。

 

なお言わずもがなですが、少年野球で「アアアアアーィ!!」をやったら確実に怒られるようです。