1年前もこの時期のオープン戦に来ていた事を思い出しました。たしか、青木宣親のスワローズ復帰セレモニーがあった日だったと記憶しています。
その時と同じカード、カープ戦です。開場はきっと11時半だろうと思い、ちょっと早めに並んでおこうという事で10時頃に神宮に到着するスケジュールにしたのですが、着いた時にはすでに開門していました。ちょっと意味が分かりませんでした。開門が異常に早かったので、グラウンドではホームチームであるスワローズの打撃練習も見る事ができました。
それからカープの打撃練習となります。しかし、それは恐ろしいものでした。
まさに「身の危険を感じる」打撃練習時間でした・・・。
この男、危険すぎます。
バティスタが、ガンガンガンガン、レフトスタンドへボールを飛び込ませるのです。しかも、ライナー性の打球で。
ぼーっと過ごしていたら、間違いなく怪我します。
そのバティスタ、最後の最後で大仕事をします。
試合は、スワローズが小川、カープがローレンスの先発で中盤まで3対3。しかし7回にスワローズが廣岡のソロ(見てない(笑))、とバレンティンの3ラン(これは見た)で一挙に4点を取って7対4で最終回。スワローズはクローザー石山を送ります。
ところがカープ、なんと追いつきます。
1アウトで走者1人。打席にはルーキー小園。4点差。
「小園と堂林が出てバティったら、追いつくかな?」
という、とんでもない妄想をした矢先でした。
なんと、この3者が全てスタンドイン。びっくりしました。
小園はライトスタンドへ2ラン。「すごいいいものを見た!」ともうここで満足だったのですが、続く堂林はレフトスタンドへ放り込み、最後はバティスタ。
強烈な、バックスクリーン同点弾でした。「シーズンに取っとけよ」と、少し思いましたが。
7対7。オープン戦とは言え、もの凄く面白い試合でした。