越前海岸に沿って車を走らせて坂井市内に入ります。今回も、県庁所在地である福井市は寄らず。
荒れ狂う日本海。そうなると・・・やはり脳内に流れるのは「聖母たちのララバイ」。船越栄一郎、山村紅葉・・・
そして「火曜サスペンス劇場」のテーマを登場曲にしていたらしい元近鉄の的山哲也。
(どこかで聞いたことがあるエピソードなのですがソース不明・・・)
そうだ、東尋坊、行こう。
人生3度目の東尋坊旅行です。
「ぼく、東尋坊」
入口、こんなにユルかったかしら。
駐車場に車を停めます。そして係の人に訊かれます。
「何度目?」
正直に「三度目」と答えます。
係の人は、一気に安心したようです。やはりここは東尋坊。
山崎豊子の『沈まぬ太陽』においても細井という人(映画版では香川照之が演じていたかな?)が身を投げたのはここではなかったか。
今回、これに登ってみました。東尋坊タワー。「タワー」と言えば東京タワーと千葉ポートタワーくらいしか登ったことがありません(東京スカイツリーは行ったことがありますが、実は登ったことがありません)。
エレベーターで最上階。それほど高くはないので、わりとすぐに着きます。
東尋坊とは、坊さんの名前だったのですね。
タワー最上階。日本海がほぼ270度にわたって見られます(いやもっとかもしれない)。時間も素晴らしく、日没を間もなく迎える夕刻。
ただ・・・
ここからは東尋坊は見えないとのことです。普通に「東尋坊は見えませんが・・・」と書いてあります。なんてこった。
きっと多くの人が「えー、そーなの?」となって、この塔を下りていることでしょう。
日本の観光タワー一覧。なおスカイツリーはここには載っておらず、けっこう昔に作られたポスターだと思われます。
ここ東尋坊タワーの住所も、「三国町」となっていました。坂井市ができる前に刷られたポスターなのでしょう。
これも、制覇せねば。
亀山湖で見た「ダムカレー一覧」を見て同じようなことを考えた記憶が。
週休2日じゃ、足りませんね。