前日夜。幕張海浜公園歩道橋の上がり口にいるよく見たような気がするおじいさんに「明日は勝とう、勝とう翔平!」と言われてから12時間経ったか経たないか。
救いがたき野球バカ一家は全く同じところを逆方向から下ってたどり着くのはZOZOマリン(いやそんな人はいっぱいいると思うけど)。
なんとこの日の先発投手に徒歩で追い抜かれるという偶然に出くわします! というか、フツーに徒歩通勤でいいの!?
(ランビンですらチャリ通勤だったのに)
本日は「スーパーレディースデー」ということでレディースユニフォーム配布を行っていました。数も十分にあり、配布開始時間とチケットレス窓口開始時間が早かったため、異常な行列もできておらずスムースに配られていました。秋のハマグリもスムースであれと願います。気が早い・・・。
なお最近プロ野球開催地でよく見かける女子プロ野球。この日は埼玉アストライアの選手たちが来てきました。驚異の4割バッター川端友紀選手(ヤクルトファン)がマンガを配布するという謎の光景に出くわします。
そして我が息子は最近はテレビでもよく見る加藤優選手(オリックスファン)と触れ合うことができました。
ちなみにわかさスタジアム京都では京都フローラの選手たちが女子プロ野球の世界をアピールしております。それにしても試合に営業に一生懸命。少し心を打たれます。これは久しぶりに女子野球を観に行こうと思ったのですが、告知しているのが7/16(月)。・・・マリンと被るじゃん。
日程が合えば行きたいと思います。
ちなみに漫画は川端選手からではなく知らないおじさんからもらいました。
・・・けっこうおもしろかったです。読み進めると試合どころではなくなるので我慢してしまいます。(これ、たぶん2巻以降も買っちゃうかもしれません)
なぜか恥ずかしがるライナ。
スタメン発表の後に行われる「イケメン5」投票結果。キャッチボールしている当の本人は当然恥ずかしそうでした(絶対やりづらいと思う)。
最近は「三振」か「四球」の平沢選手、この日の唯一の打席で選んだ「四球」が価値のあるものとなります。
ファーストピッチセレモニーは前述アストライアのお二人(ヤクルトファンとオリックスファン)。
笑顔満開でしたが前日の神戸でのアレにきっと激オコだと思われるオリックスファンの加藤さん。
「そうか、スーパーレディースデーだったから女子プロ野球なんだ!」
そう気づいたのは、帰宅後twitterを見てからでした。暗澹たる気持ちで見るtwitterの中で見たアストライアのアカウントでマリンでの様子が掲載されていました。
(「暗澹たる気持ち」についてはこのブログでは触れませんが、お察しください・・・)
雨の中、我らが先発ボルシンガー。ここまで驚異の8勝1敗は見事。かつてのヒルマンとかミンチーとかセラフィニとかもここまですごくはなかったでしょう。
しかし、投げづらそうでした。
初回秋山四球、源田ヒットで無死一、二塁。これは前回登板のジャイアンツ戦でもそうだったような気がするので気にはしませんでした。が・・・
この日は一発。浅村3ランでいきなりのビハインドとなってしまいます。さすがにこれは・・・重いかも。
いよいよボルシンガーの連勝街道を止まってしまうのかと皆が思ったでしょう。
あとは雨。早くもノーゲームを期待してしまいます。お財布に還ってくるチケット代まで想定してしまう貧乏根性に自己嫌悪(笑)。
(知っての通りその後、それが「大きな過ち」であることを知ります・・・ああ野球貧乏永遠なり)
お初にお目にかかるライオンズ先発は今井。作新学院のV腕、ですが2年目は野球以外の蹉跌がありユニフォームすら着られない時期があったものの一軍マウンドを勝ち取り、先日プロ初勝利。マリーンズファン的には「すでに一勝してもらっていてよかった」が本音です(笑)。
ただ、実にイイ投手。ピンチを招くも要所を締める投球、マリーンズ打線は得点できず。防御率も未だ「0.00」。
雨は、次第に強くなります。
幕張園芸、砂を足し続けます。なお中継では「砂、足りるのでしょうか?」というやりとりがあったそうですが秀逸な解説はこう答えたそうです。
「近くに浜があるから問題ないです」
なんと、佐藤兼伊知だったそうです!! 佐藤さん、解説やるんだ!
友達か!? 「ザ・たっち」ばりにシンクロできています。
そしてあの3回裏がやってきます。
今井は四球アウト四球アウト四球・・・という不思議な投球で二死満塁とします。
打席には、この日から一軍復帰した井上(2㎏痩せたらしい)。
なんと四者ホームイン。こ、これは・・・
そうです、グランドスラムなんです。マリーンズ、一挙に試合をひっくり返します。実に衝撃的なアーチは逆方向のライトスタンド。
もう、見事、見事。
もちろん「乳酸菌ショコラ」をゲット。くしくもこの日は「乳酸菌ショコラスペシャルデー」。アジャとボルと乳酸菌。三位一体とはきっとこのことを言うのでしょう。
コールドゲーム成立時、私は息子とベビールームに行っていたので立ち会えませんでしたが見事マリーンズ勝利。
実に珍しいスコアです。
5回裏を終えられなかったので出そびれた魚。なお中継では兼伊知氏「気持ち悪いですね」と一斬りだったそうです。
コールドですが、勝利は格別です。それにしても9勝1敗のボルシンガー、見事!
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ライオンズから一つ。
5回コールドにも関わらず源田さん、猛打賞。これって凄いかも・・・
中央大学・明星大学駅も応援している源田選手、ボルシンガーの天敵になるかもしれません。