
足湯が出迎える道の駅、くるら戸田。
「…ら。」というのはこの地方の言葉らしいのですが、これ、山梨に住んでいた時もよく聞いた語尾です。
「…するら」とか言います。
「…するら、…」という風に続く場合もあります。山梨に住んでいたのはもう10年以上も前のことですが、たまに「ら」を使ってしまいます。
「ララが裸ら」(元楽天育成のララ選手が裸でね)
なんて使い方は絶対にしないでしょうね。

温泉もあります。戸田温泉。ちなみにヤクルト戸田球場の戸田は「とだ」ですが、こちらは「へだ」と読みます。旧戸田村。「平成の大合併」で沼津市に吸われて消滅します。したがって沼津市は、伊豆半島の西の付け根をぐるっと回るような、実に奇妙な形となります。
県道を通りましたが、「みとしー」の先の海岸通りの道は恐ろしく狭かったです…。
…調べたらちょっといい話があったので書いてみます。ペリー来航の翌年、ロシアも日本と国交を結びたくなったらしく(クリミア戦争で忙しかったはずなのですが…)、時の皇帝ニコライ1世はプチャーチンという人を日本へ送ります。その時の船がディアナ号。しかし下田に着いたのはいいものの、そこへ津波が襲いかかり船が壊れ、(その間の経緯がよくわからないのですが)なぜかここ戸田まで船を持ってきて直そうとします(下田からは結構遠いと思うのですが…)。しかしディアナ号は戸田までたどり着けず難破。代わりに帰国用の船が戸田で作られます。
たぶん、この地に有能な船大工がいたのでしょう。
…ロシア人は感激し、その船を「ヘダ号」と名付けたそうです。
いい話のあとで突然食べ物の話をぶち込みます( ̄□ ̄;)!!
…さっき調べ、「食べておけばよかった!」と後悔しました。まず、「トロボッチ」とは何か。
トロボッチは、トロボッチなのだそうです(高木勇人の「ボクはボクです」的な説明…)。
トロボッチというのはこの地で有名な深海魚だそうです。沼津は「深海魚水族館」もあるほどですから、深海魚で有名なのでしょう。深海魚といえばアンコウくらいしか食べたことがありません。
今度食べてみたいと思います。