年に1回、8月の「びっくりか」は、「親子科学あそび」で開催し、少し予算が多くなります。

そこで、今年はハーバリウム作りに挑戦。

 

ハーバリウムとは、簡単にいうと植物標本のこと(ウィキペディアより)。

植物を入れるオイル(流動パラフィン)が結構なお値段します。

中の植物が腐ったら標本にならないですもんね。

 

本来なら植物を入れるのですが、

今回はキラキラしたものやプラスチックの飾りものなどで作りました。

 

まずは、

私が作った見本。中身は同じものです。

 

 

2本作って、どちらかが水、どちらかが流動パラフィンです。

どちらが水でしょうか?

 

水に中に入れたものの色素が溶け出て赤くなってしまいました。

 

この後もずっと置いておくと水はどうなるでしょうか?

の問いに、

子どもたちは、

 

腐る!カビる!

 

その通り!!!

 

だから水ではなく流動パラフィンに入れるのです。

 

実際の野菜も入れてみようと思い、ピーマン、にんじん、紫キャベツを入れてみました。

 

美の観点からは…

お粗末なものです…

 

が、植物の色は保たれているし、立派な標本が出来ました!

 

さて、子どもたちは

先生たちが用意してくださったアイテムをいろいろと入れて

 


 

インテリア的な作品が出来上がりました。

 

とにかく、用意されたものをたくさん入れる子

シンプルに仕上げる子

個々に、「らしさ」が際立つ作品になりました。


 

中に入れたものが全部沈んだり、全部浮いたりすることなく、皆上手に仕上がりました!

 

先生からは、こんなに簡単に出来るんや~

との感想。

 

 

 


 

 

揚力って何??

 

まちゃみん、物理はよくわかりませんが、飛行機が空を飛べるのは、翼が揚力を作り出すから(飛行機を空に持ち上げる空気の力:https://site.ngk.co.jp/lab/no38/)だそうです。

 

野球のピッチャーやバッターにも応用される揚力。

 

バッターはボールの下をこするようにたたきつけると揚力がはたらき、

ボールが浮いてホームランになりやすいらしい(阪神ファンの主人談)。

 

今回は、

紙コップを使って揚力を感じる実験をしました(空飛ぶ紙コップの作り方:https://www.youtube.com/watch?v=35A-6EnY490)。

 

紙コップ2個繋げて、ゴムで飛ばします。

基本は、このようにつなげる。

 

 

 

 

しかし、いろいろやってみたい子は、こんな感じで反対につなげた。

 

 

子どもたちは、本当に突拍子もないことを考えたり、

え~、そうきますか~

というようなことをしてくれる。

 

それが毎回とても楽しみ。

 

自由度高くやっている「びっくりか」ならではの楽しみ方ですね。

 

その代わり、

羽目を外しすぎて、先生に

「こらー!まちゃみんの話をちゃんときいてたの!?」

と怒られる子もしばしば…

 

 

「みんな、こんなことにチャレンジしてる人もいるよ~!」

と先輩のお兄ちゃん、お姉ちゃんの工夫を学年の小さい子たちに見てもらう。

 

児童館ならではです。

 

まちゃみんが教えた通りにしなくてもいいんだと思うと、想像力も湧いてきます。

 

しかし、危ないことだけはしっかり「言うとおりにしてください!」と先生と一緒に指導しています。

 

出来上がった物体で揚力を感じる実験をしました。

 

 

上手に出来た子、上手に飛ばせる子は、フワッと遠くまで飛ぶ。

 

しかし、上手くできない子はパタッと落ちる…

 

その失敗を見ることで、みんな揚力を実感することが出来ました。

 

 

パタッと落ちてしまう子は、クリップにゴムが挟まってしまっていたり、ゴムの巻き方が違っていたりでした。

 

それぞれ、間違いを確認して全員の紙コップ作品で揚力を感じることができました。

 

ゴムを2周まき、3周まきにする子もいて、よく飛びました。

 

反対にくっつけた紙コップもちゃんと揚力を作り出して飛びました!

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大で、休校していた学校。

学童保育や児童館は開いていましたが、イベントごとは中止。

 

6月に久しぶりにびっくりか開催です!

 

うれしい!!

 

先生には、前日に中止になることもありますと言われていました。

3月、4月も準備していたけど中止になったのでそれは仕方がないことです。

 

久しぶりのびっくりか。

おでこで検温して、アルコール消毒して、児童館へ入室。

 

先生もまちゃみんも恐る恐る…

 

 

内容は、個々で楽しめるものにしました。

 

 

今回は、

紙皿をアレンジした立体コマ作り(参考:http://www.asahi-net.or.jp/~ue6s-kzk/sub13.htm

 

 

 

 

 

白い紙皿にデザインして、回ったときの像を楽しみました。

 

紙皿に切り込みを入れる。

いろんな切込みを入れてくれました。

 

 

 

デザインもいろいろ。

自分の描いたデザインが回るとこんな風に見えるのか

と、みんな新しい発見がありました。

 


 

平面を立体にして、それが回転した時に見える像

がよくわかる実験でした。