こんにちは。
娘と私は、普通高校には
未練はありませんでした。
すでに、気持ちは次の
通信高校探しでした。
高校ではいよいよ、
単位が足りなくなると、
学校から呼び出しで、
教務主任の先生と、
担任の先生とで
現状での単位を落とす
危機の説明がありました。
それでも休んで、さらにもう
後がなくなる一歩手前は
教頭先生と担任の先生との面接で
学校に呼び出されました。
娘は行かないというので
私一人で行きました。
すでに、通信高校に
転入したいと
伝えていたので担任の先生は、
「転入手続きの為の書類作成は
やりますので、学校が決まったら
教えて下さいね。
学校が変わっても、今後、
通信高校での○○さんが
元気に卒業できることを
願っています。」
と言ってくれました。
本当に優しい担任の先生でした。
いい高校でしたが
とにかく、授業中が賑やかくて
特に大人しい先生の授業は
娘には耐えられませんでした。
は耳がよくて
集中したいのに雑音が入ると
体調が悪くなります。
これはHSPが生きていくための
自分の身を守るすべなのですが
社会での対応策や
テクニックが必要です。
また、大人しい先生の話を全く
聞いていない生徒達に
困っている先生を見ると、
娘は辛くなります。
逆に、厳しくて授業中クラス全員が
静かに授業を受ける方が
心地いいのです。
でも、威圧的な先生は苦手ですが。
果敢な10代は特に
HSPの症状が出やすいのです。
不登校が多いのも納得です。
娘はダンス部のリーダー格の
威圧的な子が
きっかけではありましたが
例え乗り越えたとしても
HSP気質で、その先の高校生活に
まだまだ苦しんでいたはずです。
なのでHSPを知り、
受け入れて
娘が無理なく通える所へ
普通高校にこだわらずに
変わろうとすんなり思いました。
そして、高校生活は色々あったけど
一回失敗して納得して変わる決意が
できた事に後悔はありませんでした。
私は面談が終わり車で
帰宅途中、
涙が込み上げてきました。
それは感謝の涙でした。
不登校だった娘を
特別枠で入学させてもらい
1年も、2年も優しい先生に
恵まれ、親身になってくれました。
そして、しょっちゅう
入り浸っていた
保健室の保健の先生も
担任の先生は男だから
10代女子の繊細さがわからないからと
娘が教室に入りやすいように
担任の先生との間に入り
伝えてくてたり。
心配して、私の携帯に直接電話を
くれたり・・・
本当によくしてくださいました。
学校側もやれる事はやってくれて
私もやれる事はやったので
悔いが残らず
次への気持ちの
切り替えが出来ました。
娘は普通高校に行って
沢山傷ついた事もあります。
でも初めから通信高校へ
行っていたら
普通高校に通っていたら…
もしかして、もっと、もっと…
と未練が残って
いたかもしれません。
だから失敗して良かったと
思っています。
次回⑬へ続きます。