あーちゃんへ沢山のコメント、メッセージをありがとうございます。
ブログを通してあーちゃんはこんなに皆さんにお気持ちをいただいていたのだなあと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
おひとりおひとりへのお返事をするのは難しいため、こちらでご挨拶にかえさせていただければと思います。
ご訪問ありがとうございます
2017年にアルツハイマー型認知症と診断された母の介護日記を書いています。
母は現在介護付有料老人ホームで暮らしています。
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とりあえず読んでみようかなと思う方は先ずはここちらをご覧ください↓
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葬儀の時、参列してくださる方に見ていただく用にあーちゃんのアルバムを作りました。
あーちゃんが子供の頃からの写真を使って、あーちゃんの人生を辿るようなアルバムを作ろうと思いました。
写真に残る若い頃のあーちゃんはそれはそれは愛くるしい女性でした。
でも…、結婚して月日が経ち…あーちゃんの可愛らしかった顔つきがだんだんキツくなってきました。
そして、娘たちが中学生くらいになってからはどの写真に写るあーちゃんの顔もとても険しいのです。
夫と上手くいかず、思春期の娘たちには反発され、あーちゃんはさぞ苦しい時を長く過ごしていたのだろうと思います。
そして、あーちゃんとワフウフは母娘としてずっと良い関係を築いて来れなかったので、ふたりで写る昔の写真は表情も硬く、どちらかが目を逸らしているものばかりでとても悲しくなりました。
笑顔のあーちゃんの写真を選ぼうとしたら、自動的に「たんたん、あーちゃん、なーにゃん、ワフウフ」の4人家族だった頃の写真は少なくなってしまいました。
結婚する相手さえ違ったら、あーちゃんはもっと大切にされて幸せな家庭を築けたと思います。
そうしたら、ワフウフたちは今この世にはいなかったけど…あーちゃんには本来の愛くるしさのままで幸せに歳を重ねて欲しかった。
老人ホームに入る前のあーちゃんはとても綺麗でしたがとげとげしい顔つきでした。
老人ホームに入った後のあーちゃんは、オシャレどころか着替えることもよく分からなくなってしまいすっかり老けてしまったけど、柔らかい良い笑顔を浮かべていました。
本当なら、あーちゃんは住み慣れた自宅で暮らし続けたかったことでしょう。本心では、たんたんが改心して自分に寄り添ってくれることを1番に望んでいたのだと思います。
だけどそれは叶わなかった。
それでも、ここ数年の、安心した顔で笑っているあーちゃんのたくさんの写真を見ていたら、娘たちと密に過ごした時間はあーちゃんにとってきっとそう悪いものでもなかったんじゃないかなと思えました。
…あーちゃんがそれはそれは幸せそうな顔で写っている写真を選んだら、「何かを食べている」写真にばかりになってしまったのはご愛嬌ということで。笑
あーちゃんの写真を見たり動画を見たり、留守電に残った声を聞くとまだ涙が出てしまうけど、
あーちゃんの笑顔が色々な形で残っていることが嬉しい。
あーちゃんありがとう。