厳しい現実 | アルツフルデイズ

アルツフルデイズ

アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます



あーちゃんへ沢山のコメント、メッセージをありがとうございます。
ブログを通してあーちゃんはこんなに皆さんにお気持ちをいただいていたのだなあと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

おひとりおひとりへのお返事をするのは難しいため、こちらでご挨拶にかえさせていただければと思います。


ご訪問ありがとうございます


2017年にアルツハイマー型認知症と診断された母の介護日記を書いています。
母は現在介護付有料老人ホームで暮らしています。
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とりあえず読んでみようかなと思う方は先ずはここちらをご覧ください↓

 

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少し話が戻るけど…、

入院手続きをした際、延命に関する書類を書いた。

いよいよという時にどこまで処置をするかという書類。


あーちゃんは認知症になるよりずっと前から、

「延命処置は一切しないでほしい」

とハッキリ言っていた。


だから、喉の挿管や心臓マッサージは「しない」にチェックした。

でも、あーちゃんの意思には反するかもしれないけど、せめて「血圧を上げる薬」は使ってもらいたかったので「しない」にチェックしなかった。

結果、それをすぐに使うことになり、それでも血圧は下がって行きあーちゃんは旅立った。



手続き上、書かざるを得ない書類であるのは分かっているけれど、とても重たい選択だった。

その時は2週間経てば退院できると信じて疑わなかったけど、それでも。

そして、今でも本当にあれで良かったのだろうかあれしか出来なかったのだろうかという気持ちが心に残る。



書類は、入院者のあーちゃんではなくその代理人としてワフウフが書いたわけだが、代理人が署名する場合として、

「医学的に自身で判断する能力がないため」

という理由項目にチェックがつけられていた。


認知症であることをそんな形で文にされているのを見ると心が痛んだ。


あんなに自分の意思も感情もあるのに、医学的には自分の死に様さえ自分で選ぶ能力がないとされるのが認知症なんだね。


 

  

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