食べ物の力 | アルツフルデイズ

アルツフルデイズ

アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます



あーちゃんへ沢山のコメント、メッセージをありがとうございます。
ブログを通してあーちゃんはこんなに皆さんにお気持ちをいただいていたのだなあと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

おひとりおひとりへのお返事をするのは難しいため、こちらでご挨拶にかえさせていただければと思います。


ご訪問ありがとうございます


2017年にアルツハイマー型認知症と診断された母の介護日記を書いています。
母は現在介護付有料老人ホームで暮らしています。
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1月18日


最初は断られた面会を結局させてもらえた。


あーちゃんの意識はやはりないままで、前日より必死で酸素を吸おうとしている感じがなかった。


前日と同様に、薬を使って上げていても100を切っている血圧は話しかけるとぐんと上がる。

反応は出来なくても耳だけは聞こえている。そう思ってずっと話しかけ続けた。


「またみんなで美味しいものを食べようね」

血圧グーン⤴︎

「元気になったらパンの食べ放題に行こうね」

血圧グーングーン⤴︎⤴︎

「何が食べたい?ケーキ?バナナ?」

血圧グーングーングーン⤴︎⤴︎⤴︎

食べ物の話をすると血圧がぐんと上がるのがあーちゃんらしくて可愛くて、なーにゃんもワフウフも泣き笑い。

こんな時までも食いしん坊なあーちゃん。


ずっとついていて話しかけてあげたい。

あーちゃんはすぐ忘れちゃうから、ずっと「美味しいもの食べに行くよ」って言い続けてあげたい。


「厳しい状態」の意味するところはわかっていたけど、あーちゃんがまた目を開けてお腹空いたと言ってくれるのではないかという希望が捨てきれなかった。


あーちゃんが返事できなくても、顔を撫で、頭を撫で、耳元で話し続けたいのに。

5分の面会時間はあっという間に終わってしまった。


 

  

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