あーちゃんへ沢山のコメント、メッセージをありがとうございます。
ブログを通してあーちゃんはこんなに皆さんにお気持ちをいただいていたのだなあと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
おひとりおひとりへのお返事をするのは難しいため、こちらでご挨拶にかえさせていただければと思います。
ご訪問ありがとうございます
2017年にアルツハイマー型認知症と診断された母の介護日記を書いています。
母は現在介護付有料老人ホームで暮らしています。
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あーちゃんが入院した時、たんたんに知らせるべきか悩んだ。
だけど、もし知らせたらたんたんはあーちゃんを取り返すために自宅近くの病院へ勝手に転院をさせるとか、余計なことをしでかしかねないので連絡しなかった。
そしていよいよ厳しい状況だと伝えられた時、流石にたんたんに知らせるべきか悩んだ。
あーちゃんの夫であるたんたん。(あ、時々誤解されるんだけど、ワフウフたちの実父です笑)
あーちゃんは長年たんたんに苦しめられ、たんたんから逃れる形で老人ホームに入った。
それから5年が経とうとしていたが、その間一度もたんたんには会っていない。
法的に離婚という形こそはとっていないけれども、実質離婚しているようなものだ。
娘としては、散々あーちゃんを傷つけて来たたんたんに、今更あーちゃんを会わせたくないという気持ちが強かった。
だけど、あーちゃんは自宅に帰りたいとは決して言わなかったけれど、たんたんがどうしているのかはよく聞いて来ていた。
本当はたんたんに会いたいのだろうか。
夫婦には夫婦にしか分からないこともあるし…。
悩んだ末、なーにゃんとワフウフは意識のないあーちゃんに聞いてみた。
「たんたんに会いたい?」
血圧変わらず→→
「元気になったら甘いもの食べたいね」
血圧ぐーん⤴︎⤴︎
「たんたんを呼ぼうか?」
血圧変わらず→→
「何が食べたい?バナナ?ケーキ?」
血圧ぐーん⤴︎⤴︎⤴︎
食べ物には反応するのに、「たんたん」という言葉には反応しない。
あーちゃんはたんたんに会わなくてもいいんだね。
そう思えた。
もしかしたら、娘のエゴだったのかもしれない。
だけど、たんたんにはあーちゃんが亡くなるまで知らせなかった。