昨日神戸ベイシェラトンのワインフェスティバルに行ってきました。私の受験講座を受講している人たちがソムリエ呼称資格認定二次試験に向けてテイスティングの勉強のために何人も来ていて、利き酒コンテストにも参加していました。


1回目のコンテスト予選参加者60人の内、6人が決勝進出しましたが、そのうちの3人が私の受験講座を受けている人だったので私自身興奮しました。2人はグルメリア倶楽部の、1人は毎日文化センターでの受験講座で勉強して一次試験合格したばかりの人達です。白ワイン1種類のブラインドテイスティングでした。舞台下で応援していると、なんと一人が優勝しました。



2回目の利き酒コンテストは、赤ワインでまた、2人が決勝進出しましたが、優勝は逃しました。

大勢の挑戦者の中から決勝進出を果たしてくれるなんて講師として幸せです。


資格を取得した人には、その後も勉強を続けてソムリエ協会の全日本選手権初めコンクールに挑戦するようにと常に話しています。挑戦する意欲を持つことによって更にワイン文化やワインの知識を高めていくことができると思います。私の講座から資格取得した人が全日本選手権に優勝、いや1~3位まで独占制覇できたらというのが夢に終わらせたくない私の願いです。


写真は、コンクール会場と決勝進出の3人、左から柏木次郎さん(グルメリア倶楽部)、優勝した小宮山京子さん(毎日文化センター)、平井晶恵さん(グルメリア倶楽部)

このワインができた経緯を木下インターナショナルの社長、木下康光氏から聞きました。



木下社長は、京都のチーム・アークトゥールスteam Arcturusというサイクリングチームに属していて、このチームにはケーペル・ヴェール社初め外国のワインメーカがスポンサーになっています。オーストラリアのパースPerthで、広い自転車専用道路を疾走しているサイクリスト達をみてこのワインを造ることを思いつき、ケーペル社と共同で造ったそうです。



さわやかなスポーツのイメージのこのワインの販売の成功を祈りたい気持ちです。



アークトゥールスとは、調べてみました。6月の「旬の星」といわれ、6月の宵、真上の方に見える明るいオレンジ色の星で、「熊の番人」という意味のギリシャ語からきていて、北斗七星がある大熊座に続いて動いていくのでその名がついているそうです。



写真は、サイクリングラベルワインのスタンド前で、木下社長。




木下インターナショナルの試飲会で、オーストラリアのケーペル・ヴェールCapel Vale社のワインのスタンドで、『サイクリストによるサイクリストのためのワイン』という説明と従来の同社のラベルと違った変わった絵のボトルラベルに興味を持ちました。

白ワインと赤ワインがありました。

① サイクリング・ホワイトCycling Whiteは、シャルドネ70%、セミヨン30%、13.5% Vol. Alcで.、マロラクティック醗酵をしていない柑橘系の香と酸味が利いた生き生きとした味わいです。

② サイクリング・レッドCycling Redは、シラーズ100%、14.5% Vol. Alc、225リットルバリックのフレンチオークとアメリカンオークで12ヶ月樽熟成したもので、オーストラリア・シラーズとしては柔らかで軽快な風味でした。

両方のワインとも西オーストラリアのPembertonペンバートン産ということで、マーガレット・リヴァーMargaret Riverよりも南で、マンジマップManjimupより涼しい気候の故か繊細さが印象的でした。

スポーツでひと汗かいた後に屋外で爽やかに飲めることを意図して造られたもので、スクリューキャップもさることながら、それぞれ1,750円(税抜き)というのもコストパーフォーマンスを感じます。

ラベルのイラストは西オーストラリアの大自然を疾走するサイクリストが描かれたものだそうです。

これからの秋晴の屋外スポーツの後に仲間達と気楽に楽しむのに最適ですし、飲みやすさと価格と話題性からレストランでも勧めやすいワインと思います。



山信商事のワイン試飲会セミナーで苺のスパークリングワインが印象的でした。

チリのカサル・デ・ゴルチェス・ワイナリー(Vina Casal de Gorches.S.A.、Santiago)の代表のファビアン・ムニョスFabian Munoz氏が紹介したものです。

モスカテル、シャルドネ、ソーヴィニヨン、アリカンテ・ブーシェを使いシャルマ法で造ったブリュットのスパークリングワインに、パタゴニア北部とチエロ島の苺の果肉を入れて色と香味を抽出したものです。

苺の心地よい風味とおとなしい甘味がスパークリングワインの酸味とマッチして、大変自然で上品でソフトな味となっています。スパークリングワインに甘いリキュールを加えたカクテルに比べ、この自然なソフトな甘さは、甘いのが苦手な私にも美味しく飲めました。

1992年から発売していますが、苺の色と風味を上手に抽出させるのに大変苦労したようでその手法は企業秘密だそうです。商品名フレシータは、スペイン語の苺Fresaに由来しているそうです。

アルコール度8%というのも老若男女に広く親しまれやすいし、洋食は勿論、日本料亭での食前酒にも魅力ある飲みものと思いました。色々なカクテルも造れると思います。

ムニョス氏に聞くと、チリではスパークリングワインは余り飲まれない。隣国のアルゼンチンでは毎日のように飲まれているという面白い話がありました。23カ国に輸出されていて、ウエブサイトで見るとヨーロッパの有名レストランでも提供されているようです。

いつもの好奇心で調べました。1717年フランスの探検家Amédée Frézierがパタゴニアで苺を発見してフランスに持ち帰り、時のルイ16世の后、マリー・アントワネット(1755~1793)がこの苺をシャンパーニュと混ぜて楽しんで飲んだそうです。それで、苺はフランス語でFraiseです。

さて、パタゴニアPatagonia地方は、チリ、アルゼンチンの南緯40度以南の地方を指していて、チエロ島も北部にあります。ワインの教本には一寸出てきません。チリの一番南のワイン産地、マジェコ・ヴァレーMalleco Valleyで南緯39度弱です。1520年マゼランが現地の先住民の足が大きいのをみて、Pata(足)、gon(大きい)、即ちPatagon(大足族)と名づけたのがこの地方の由来だそうです。実際は毛皮で作ったブーツを履いていたので大足に見えたというのが本当のようです。その他ウェブサイトでパタゴニアを見ると、国立公園があり、風と氷河の土地といわれる自然が一杯の所です。もう少し若かったら訪ねてみたい土地ですが、結構日本人も旅行に行っているようです。
呼称資格試験共通問題 35番の問題を不採用にすると、協会のwebsiteに発表されています。理由は、「教本記載に誤りがある。」とのことです。

詳細な説明はありませんが、恐らくValencayもTouraine地区に入るためと思われます。
昨日の一次試験の出題がソムリエ協会websiteに掲載されています。このHPのリンクから、または、http://www.sommelier.jp/ で見てください。
公式解答は9月14日に載るそうですが、私の速報を下記いたします。
最後のpの付いた数字は、ソムリエ協会教本の該当頁です。
例)1-4 p9とは、1番の問題ー正解選択肢番号4、教本の該当9頁です。

[ソムリエ]
1 – 4 p9、 2 – 2 p17、 3 – 3 p27、 4 – 3 p34、 5 – 2 p39、
6 – 1 p50、 7 – 1 p103、 8 – 3 p65、 9 – 2 p67、 10 – 4 p113、
11 – 4 p72、 12- 2 p76、 13 – 4 p79、 14 – 3 p83、 15 – 2 p86、
16 – 3 p88、 17 – 1 p93、 18 – 1 p97、 19 – 2 p102、 20 – 3 p99、
21 – 3 p119、 22 – 3 p136、 23 – 1 p138、 24 – 3 p137、 25 – 3 p140、
26 – 4 p134、 27 – 3 p151、 28 – 1 p158、 29 – 3 p156、 30 – 1 p161、
31 – 4 p165、 32 – 3 p165、 33 – 2 p167、 34 – 4 p170、 35 – 4 p171、
36 – 1 p171、 37 – 3 p176、 38 – 3 p175、 39 – 2 p177、 40 – 1 p183、
41 – 3 p192、 42 – 3 p193、 43 – 3 p201、 44 – 3 p203、 45 – 2 p253、
46 – 2 p254、 47 – 4 p256、 48 – 4 p254、 49 – 4 p288、 50 – 3 p270、
51 – 3 p273、 52 – 3 p285、 53 – 3 p290、 54 – 1 p294、 55 – 4 p303、
56 – 2 p310、 57 – 1 p307、 58 – 4 p307、 59 – 4 p309、 60 – 2 p309、
61 – 3 p328、 62 – 2 p328、 63 – 3 p323、 64 – 2 p325、 65 – 1 p341、
66 – 4 p424、 67 – 1 p425、 68 – 3 p425、 69 – 2 p432、 70 – 1 p451、
71 – 3 p450、 72 – 4 p451、 73 – 3 p467、 74 – 2 p468、 75 – 2 p469、
76 – 4 p483、 77 – 4 p485、 78 – 3 p500、 79 – 4 p499、 80 – 3 p501、
81 – 4 p501、 82 – 2 p508、 83 – 4 p508、 84 – 1 p509、 85 – 2 p510、
86 – 4 p518、 87 – 3 P523、 88 – 2 p529、 89 – 4 p542、 90 – 3 p532、
91 – 3 p554、 92 – 2 p552、 93 – 1 p552、 94 – 3 p564、 95 – 3 p561、
96 – 1 p560、 97 – 4 p577、 98 – 2 p584、 99 – 1 p584

[ワインアドバイザー]
21 – 2 p119、 26 – 3 p133、 27 - 3 p150、 28 - 1 p151、34 - 2 p170、
52 – 3 p262、 55 – 4 p310、 62 – 1 p330、 90 – 1 p532、 97 – 2 p577

[ワインエキスパート]
21-1 p119、 26 – 1 p135、 27 – 4 p151、 28 – 4 p156、 36 – 3 p171
47 – 4 p257、 55 – 1 p310、 62 – 4 p327、 90 – 2 p538、 97 – 3 p577

8月27日に一次試験が実施されますが、その後直ぐに二次試験対策講座を下記3ヶ所で開催します。

1. 大阪梅田、毎日文化センター 8月30日、9月6日 各木曜18:30~21:00
  問合せ先:毎日文化センター E-Mail:info@maibun.co.jp Tel:06-6346-870http://www.maibun.co.jp/courses/speciali/contents/wine2.html

2. 神戸三ノ宮、グルメリア倶楽部 9月1日、8日 各土曜 14:00~17:00
  問合せ先:グルメリア倶楽部 E-Mail:jirou-k@ymk.cc Tel:078-271-9222(担当柏木、
平日午後のみ)

3. 芦屋センチュリー: 9月4日(火)一回のみ 13:30~16:30
  問い合わせ先:講師久保 E-Mail:mac@msc.biglobe.ne.jp

いずれの講座も、講師作成のテキストをもとに、過去4年間の口頭試問出題問題の解説や、毎回4種類のワインのブラインドテイスティングでテイスティング用語選択の要領を講義します。

それぞれ受付け締切日がありますので、早めお問い合わせ下さい。
ソムリエ協会教本に、「Primitivo di Manduriaで、辛口、甘口、Liquorosoリクオローゾの3タイプがある」また、シチリア州の説明の中に、「パッシートやリクオローソ(アルコール度の高いタイプ)」と、書かれています。このLiquorosoに付き一体、酒精強化はしているのかどうか質問が多くありました。

Hugh Johonsonのポケット・ワイン・ブックには、「アルコール分が強く、通常甘口のワインをさす。必ず酒精強化している」とあり、Oxford Companion to Wineには、「イタリアのアルコール度の高いワイン、通常酒精強化している。」とあります。その他色々な文献を読んだ結果、私なりの結論は、「アルコール分が強く(15%以上)、通常は酒精強化しているが、していないのもある。大抵は甘口であるが、辛口もある。」ということです。

ちなみに、上記DOC Primitivo di Manduriaには4つのタイプがあります。
1. Rosso
2. Dolce naturale (酒精強化していない甘口)
3. Dolce liquoroso naturare (酒精強化した甘口)
4. Liquoroso secco (酒精強化した辛口、食後のスイート、ケーキ、パストリーなどに合わせる)
* naturaleとは、甘味を加えていないこと。



パエジャの美味しいお店を探していましたが久しぶりに見つけました。江坂駅近くの「ジェノ」(Osteria y Bar Lleno)という店です。

パエジャと注文すると、お米は日本米がスペインのがいいか、普通のパエジャPaellaにするか土鍋の炊き込みご飯風Arrozにするか、パスタ風Fiedoにするか、具は魚介が鶏か豚かなど選択肢は多種でまず選択の楽しみがあります。カウンターに座ってシェフの料理の手さばきをみながら食べるのも魅力です。パエジャの前のタパスも一つ一ついい味をだしていました。

毎年スペインのレストランに研修に行って研鑽を積んでいるオーナーシェフ岡田氏の腕は確かです。

10人くらいのカウンターと二人席テーブルが3つくらいのこじんまりした店ですが、満席の客が皆ワインを飲んでいるので驚きました。確かに料理はワインでより美味しくなる味付けですし、ワインの味も料理によって引き立ちます。奥さんとの息のあったサービス振りを眺めるのもほのぼのとした気分になります。

次に訪ねる時は、牛肉の頬肉やテール煮込みなど美味しそうなメニューがありましたので、トライする積りです。

電話:06-6821-8878 営業時間:17:30~23:00 月曜定休日。
吹田市豊津町5-5 (吹田駅5番出口から徒歩3分)
隠れ家的にしておきたいお店ですが、敢えてご披露します。


受験講座でこれら二つの関係につき質問が多いのでここで説明します。

D.O.C.G. Coneroは、D.O.C. Conero Riservaが昇格したもので、モンテプルチアーノ種が85%以上とサンジョヴェーゼ種が15%以内、収獲年の11月1日起算2年間の樽and/or瓶熟成、最低アルコール度12.5%という規定です。

D.O.C. Rosso Coneroは、モンテプルチアーノ種85%以上とマルケ州で推奨又は認定されているアロマティックでない黒ぶどうが15%以内、最低アルコール度11.5%です。