「NO NEW YORK」に参加したCONTORTIONSは、78年にJAMES CHANCEにより結成されたポスト・パンク/NY・ニュー・ウェイブ期の70年代後半から80年代にかけてニューヨークで活躍したバンドで、JAMES BROWNのファンクネスをパンクとして見事に昇華させ、他に真似ることが出来ない、彼ら独自の音楽として確立させています。
「NO NEW YORK」に収録された彼らの曲は、当時から「メリハリに欠け、完成度がいまいち。」などと評されることもありましたが、私にとっては十分過ぎるほどのインパクトで、かってない大きな衝撃と影響を受けました。彼らの特徴は、非常にスピード感のある8ビートで、聴衆はそれに押しまくられ続け、思考回路が歪められ、頭の中がグニャグニャにいじくり回されたような奇妙な感覚に陥ってしまうこととなります。収録されている曲のなかでは、特に、1曲目の「Dish It Out」は、非常にテンションが高く、と同時に、ソリッド感に溢れた演奏で、私は、最初に聴いた時以来、ずぅっと耳の奥底、あるいは脳の襞にサウンドが刻み込まれるような、そんな感覚を持ち続け、ずぅ~っと影響というか、ある種の障害を与えられてしまいました。
このアルパム以降、彼らの活動は、結構、ポップでくだけた内容のものに変化してゆき、また、JAMES CHANCE自身も、JAMES WHITEとしてソロ活動を始めますが、その時期の方が出来の良い曲もあり、高評価を与える人も数多くいます。しかしながら、私としては、どうしても「NO NEW YORK」で受けた大きな衝撃、あるいは傷がトラウマとなって残り、そうした作品を素直に受け入れがたい躰となっています。
アルバムジャケットは、CONTORTIONSとして参加した「NO NEW YORK」の発表後に、JAMES WHITE & THE BLACKSと改名して、フリージャズに影響されたJBファンクというか、ファンキーじゃないファンクといえばよいのか、そうした独特のサウンドを持って再登場してきた、元(というには、時間的なロスはあまりないのですが・・・)JAMES CHANCEが率いるTHE BLACKSが78年に発表した45RPMレコードのアルバムジャケット(Contort Yourself / (Tropical) Heat Wave)です。
このアルバムでも、誰にも邪魔をさせず、確信犯のごとく、縦横無尽に所狭しとばかりに歌い、踊り、吹き、弾きまくる、JAMES CHANCEのフリーキーなスタイルの一端に触れることが出来ます。
James Chance - Contort Yourself
http://jp.youtube.com/watch?v=uCI24Lt9aNQ
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