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大人気!「クッキングおもちゃ」

◎女の子のおもちゃ離れが低年齢化している!


男の子向けや大人向けの玩具が堅調に昨年比実績を伸ばしている中、実は女の子向けの玩具だけが前年比売り上げを大きく割り込んで苦戦しています。

その原因は、最近の女の子たちは早い時期から洋服やコスメなどファッション分野に目が向くため、玩具離れをする年齢が低年齢化しているためといわれています。

しかしそうした中で、小学生低学年くらいの女の子たちに人気が高く、玩具会社各社も力を入れて新製品を投入している商品があります。

その人気商品は『クッキングおもちゃ』。つまり子どもたちが実際にお菓子や食べ物を作って遊べる玩具なのです。


◎デザートだけではなく“お寿司”を作れる本格派も



昔から、こうした“調理玩具”は女の子向けの玩具の定番の一つではありました。約40年前に一大ブームを巻き起こした、ミニホットケーキが実際に焼ける『ママレンジ』に始まる『ママ流し』『ママクッキー』など一連のアサヒ玩具のクッキングシリーズを覚えている先生もいらっしゃるかと思いますが、その後もポップコーンやわたあめを作れる玩具などが登場しました。

その後、こうした調理系玩具は下火になっていたのですが、実は最近“食育”ブームに乗ってこれらの調理系玩具が“クッキングおもちゃ”として再び注目を集めているのです。

最近のクッキングおもちゃの大きな特徴は、“主食”が作れるものが登場してきている点にあります。

ご飯と具材、のりをセットし、ハンドルをくるくる回すだけで手軽にのり巻きが作れる『のりまきまっきー』(バンダイ)、かわいい形のサンドウィッチが作れる『いちにっサンド』(同)などがそれで、それぞれ発売以来人気商品となっています。

もちろん、従来のようにデザートが作れる玩具も健在で、本体に氷・水・塩をセットして冷やしたプレートの上に材料を流し込みアイスを作れるアイスクリームメーカー『アイスクッキング』(タカラトミー)、火を使わず簡単にオリジナルチョコが作れる『とろりんチョコポット』(メガハウス)なども最近相次いで発売されています。

また変わり種としては、寿司やドーナツ、ケーキなどの“サンプル食品”が作れる『こなぷんシリーズ』(バンダイ)といった商品も登場しています。


◎『ママレンジ』のトリビアとは…



さて、ここからは余談になりますが、『ママレンジ』に関しておもしろくてちょっと笑える!? 話しを聞いたことがあります。

『ママレンジ』の爆発的ヒットにより、発売元のアサヒ玩具は莫大な売り上げを記録し、社員たちは当時の“夢のハワイ旅行”を社員旅行としてプレゼントされたそうです。

でも、“子ども心と秋の空”とでもいいましょうか、玩具のブームはとにかく早い! 実はアサヒ玩具の場合、帰ってきた社員たちを迎えたのは… “倒産”の二文字だったそうです。


イマドキの子どもたちの放課後の『生活実態』のナゾ

イマドキの子どもたちの放課後の生活実態とは


十分な睡眠時間をとっているのか、昼夜逆転の生活をしていないのかなど、子どもの心身の健康状態を把握する上で、『時間』は大きなキーワードになります。

そこで今回は、Benesse(ベネッセ)教育研究開発センターが行った『放課後の生活時間調査』から、子どもたちの健康に大きな影響を与える要素を中心に、イマドキの子どもたちの放課後の生活ぶりを追ってみましょう。



学年だけではなく、性別によっても差が


まず睡眠時間についてですが、小学56年生の平均が約8時間30分、そして中学12年生の平均が7時間30分と、まずまず睡眠時間は確保されているようですが、高校受験を控えた中学3年生になると約7時間と、やはり睡眠時間が短くなってしまう傾向があるようです。

また、就寝時間についてですが、夜12時以降に就寝する比率は小学生3.2%、中学生29.7%となっており、勉強が忙しくなってくる中学生以降は、どうしても“夜型”の生活になり、それにつられて就寝時間も短くなる傾向があるといえそうです。


そして健康な体作りに大きな役割をはたす『外遊び・スポーツ』の時間ですが、小学56年の平均が約45分、そして中学生になるとグッと少なくなって約20分と、小学生の時の半分以下の時間になってしまいます。

さらに学年差だけではなく、性別差も大きいのが特徴で、小学生の場合男の子の平均が約55分であるのに対し、女の子は約37分、そして中学生では男の子約26分に対し、女の子はわずか約14分で、ダイエットを気にする女の子たちですが、スポーツで健康的にダイエットをするよりは、食事制限に頼って体重を減らそうとしている実態が透けて見える結果となっています。

そして具体的に病気ではないのでしょうが「疲れやすい」「イライラする」など、いわゆる不定愁訴的な症状を抱えている子どもの割合についても調べており、「疲れやすい」と感じる子どもは小学56年で52.8%、中学生で68.8%にもなり、「イライラする」に関しても同じく51.3%と58.8%と、いずれも半数以上の子どもがなんらかの形で心身に不調感を抱くことがあるという結果が出ていますが、「規則的な生活をしている」と感じている子どもの割合が、小学56年生で73.2%、中学生で63.6%となっているので、単純に数字だけを比較してみると、この割合の差が、そのまま不定愁訴的訴えをする子どもの数に反映しているようにもみえます。


「何も考えない」時間も貴重な時間


また、ユニークな設問として『1日のうちにボーッとしている時間は何分ありますか?』というものがあるのですが、小学56年の平均が1日約16分、中学生の平均が約25.6分で、部活や勉強に小学生よりも忙しいと思われがちな中学生ですが、ボーッとしている時間は小学生の時よりも平均約10分も長くなっています。

大人もそうですが、特に子どもの頃は何も考えずにボーッと空を眺めて雲の行方も目で追うような、一見、無駄に思えるような時間も、考えを整理したり、心と頭を休めるためには実は必要なもの。ですから子どもたちには、1日のうちにボーッとしている時間があることで、「自分は時間を無駄に使っている」などと、あまりネガティブに考えないで欲しいものですね。


占いや迷信は女の子の専売特許

「女性はどうしてあんなに占いが好きなのだろう」というのは、世の男性諸氏からしばしば聞かれる言葉。実はこれ、“栴檀は双葉より…”とでもいいますか、女の子の場合、小学生中・高学年くらいの頃から占い、迷信、そして『口裂け女』などに代表される“都市伝説”の類に夢中! という子が多く、最近も、最新の都市伝説を集めた本がベストセラーとなっているほどです。

ところでたんなる“噂話”と“都市伝説”の違いですが、“人の噂も75日”といわれるように、噂話はすぐに忘れられていくのに対して、都市伝説は何十年にも渡って語り継がれるといった特徴があります。「コックリさん」といったオカルトチックなものから「卒業式の日に好きな人から第二ボタンをもらうと恋がかなう」といった迷信まで、落語の世界でいえばすでに“古典”の域に入っているような話が、子どもたちの間ではいまだに脈々と受け継がれているのです。


IT化で広がる悪影響

しかも最近では、IT化時代を反映して、携帯メールを使ってこの手の話が一瞬にして子どもたちの間に広がる傾向があるため、むしろ昔より今のほうが盛んになっている傾向すらあります。都市伝説とは少し趣が異なりますが、“この手紙と同じ内容の手紙を5人の人に出さないと、あなたに不幸な出来事がおこります”という古典的な“不幸な手紙”も、最近は携帯メールで回す“チェーンメール”へと姿を変えており、その中身も「ある病院で不幸な事故に襲われた女の子の血液が足りなくなって困っているらしい。**型でRH-の人はすぐに病院に行って…」といったように、より具体的に、そして虚実の別が判断しにくい話が増え、社会におよぼす悪影響はむしろ深刻化しています。


“子どもの遊び”と笑っていられない理由とは

実はこうした迷信、都市伝説の中には、医学の範疇に入るものもいくつかあります。「しゃっくりが100回続くと死ぬ」「海で切り傷を負ってしまったら、そこから“藤壺”が生えてきた」「耳にピアスの穴を開けたらそこから白い糸が出てきて、それを思い切りひっぱって切ったら目が見えなくなった」(つまりその白い糸は視神経だった)という話などが有名です。

実はこうした話を信じて必死になっている女の子たちの姿を、無邪気でかわいいと笑ってばかりはいられません。なぜならこうした医学にまつわる都市伝説の中には、女の子たちの身体に直接的に害を及ぼすものも含まれており、とくに避妊の方法などに関し、まったく医学的根拠のない“伝説”が、悲劇を生んでいるケースが決して少なくないからです。『トイレの花子さん』の話に、医学にまつわる根拠のない都市伝説をきちんと否定し、正しい知識を広めていく努力も、親としてこれから求められる役割の一つとなるかもしれません。