電磁波の生体への影響を考える(3) インフルエンザの症状は起きる | 私のおべんきょうノート(ma-windのブログ)

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 5Gとコロナを調べていたら、どうやらインフルエンザも電磁波で起こせそうだと気づいたことは前に書いた。

コロナで学ぶインフルエンザ(1) 

コロナで学ぶインフルエンザ(2)

 

 で…、最近、図書館で借りてきたこちらの本には、しっかりと電磁波でインフルエンザのような症状が起こることが記されていた。ザミール・P・シャリタ著「電磁波汚染と健康」がそれである。

 

 

 この本の素晴らしいところは、タイトルが電磁波汚染ではあるけれど、人工化学物質による環境汚染などにも多くのページを割き、環境汚染を複合汚染ととらえているところ。そして電磁波の基礎からの説明が丁寧で、この本1冊でとても勉強になる。

 

 さて、この本の電磁波過敏症(EHS)の章から今日はメモしよう。

まず、典型的な電磁波過敏症の症状が以下のように挙げられている。

インフルエンザの症状とかぶるところを太字にしてみた。

 

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電磁波過敏症の知識や自覚がなくても、たびたび発生する徴候として

 

1. 普通ではない熱さや、日焼けのような熱さを顔に感じたり、

   炎症が起きたり、顔に赤みが出る。

2. 顔から始まって体の他の部分へ移る、くすぐったさやかゆみ、

   刺すような痛みを感じる。

3. 呼吸器上部の乾き、呼吸困難

4. 目の乾きと炎症

5. 集中力の欠如や、めまい、記憶や方向感覚の喪失

6. 粘膜が膨張し(感染性ではない)、鼻、のど、副鼻腔、

   耳が腫れる

7. インフルエンザに感染していないのに、症状が始まったかの

   ような感覚

8. 自己免疫疾患に関係するリウマチ性の反応に似た症状

 

頻発しないがもっと深刻な状況として

 

1. 頭痛吐き気疲労感

2. 皮膚の感覚喪失

3. 歯や顎の痛み

4. 筋肉痛や関節痛

5. 腹部への圧迫感や痛み

6. 頻脈や不整脈

 

さらに深刻な兆候として

 

1. 意識の喪失

2. 脳溢血

 

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インフルエンザの症状をWikiでおさらいすると、

 

「 風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、高熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴う。腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もある」とある…。

 

 これらを読むと、「インフルエンザの症状」とダイレクトに書いてある以外にも、他の症状もインフルエンザの特徴的なものが挙げられていることがわかる。そして、もう1つシックビルディング症候群についても興味深いことが書かれていた。

 

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 シックビルディング症候群とは、ある建物で働く人々の間に、インフルエンザのような痛み、筋肉痛、頭痛、疲労、ドライアイ、ドライマウス、呼吸困難など同じような兆候や病気が多発する状態をいう。

 中略

発症原因の大半は、一般的な感染症ではなく、乾燥した空気と強い電気量や電気設備の電磁場が結び付いたせいだ。換気設備やエアコンを移動する、バクテリアやウイルスに汚染されている可能性もある。太陽からの磁気嵐や宇宙線、電力線やあらゆるタイプの送信機、電気モーター、変圧器、欠陥のあるアースなど、高い電磁波バックグラウンドへ近づくと、シックビルディング症候群が起きることがわかっている。

 

------------------- ここまで

 

 そして、興味深いことには、この本では、電磁波過敏症を引き起こす要因として、化学的汚染物質の存在を挙げている。これらはフリーラジカルの発生過程に影響を与えるという。影響を与える私達の身の周りの化学物質として挙げられているのは「消毒剤、漂白剤、洗剤、殺虫剤、有機溶剤」などなど…。えっ…、最近のコロナ騒ぎでお世話になっているものが多いのでは?

 

 西村経産相が、「アルコールが無い場合は界面活性剤でも同様の効果がある」と発表した時に、「どんだけ、化学物質使わせたいんだ!?」と思ったけれど、アルコール、次亜塩素酸水、界面活性剤…皆、電磁波によるフリーラジカル発生に影響があるようだ。政府の勧めることは、皆、電磁波の影響を受けやすくすることばかりではないの?コロナ感染拡大防止策は、コロナ感染拡大策ではないの?おいおい…!?

 

 さて、その電磁波によるフリーラジカル発生に始まる生体への詳細な影響は次回に譲ろう。