魔法の杖 | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

リアルタイムでは、無事退院5日目を迎えました。

入院していた病院から200km以上も離れているので、もしも身体に異常が出たら大変です(^^;

という心配も若干抱えながら、今朝も自分の点検結果はOKでした。

サイボーグか!とひとりでツッコミを入れながら、あーでもチタンプレート頭に入ってるし近いものがあるかも、と妙に納得したりしています。(笑)

 

【はじめて読む方は、こちらからどうぞ】

 

退院してからも毎日単調な生活を送っているので、自分でもいつ何をやったのかだんだん怪しくなって来たので、ここでまたまた整理です。

 

6月12日(火)退院 → 新幹線で地元へ帰る → お肉料理屋さんで昼食

【退院後したこと】

6月13日(水)電車に乗って約20分の大きな町まで出かけ、アニメ映画を見る。

【名探偵コナンの映画を見る】

6月14日(木)近所の図書館へ行く → 机の前に座って本を読んでいると何故か疲れて1時間ほどで帰宅 → 横になって休む(というか昼寝)

6月15日(金)近所のドラッグストアに昼食用の生卵(たまごかけご飯)を買いに行ったほかは、一日中自宅で過ごす。仕事関係の方からメッセージをいただき、「Web会議システム」というのを使って小一時間ほどおしゃべりする。友人たちにメッセージやメールを送りまくる。

6月16日(土)今日です!

 

以上が今週の私の行動?記録です。

体調の方はどうかというと、まぁ大丈夫、快調?です。

「手術の創あと」も皮膚が突っ張るような感じが残るほかは痛みは無いです。

そして術後2週間後ぐらいに突然起こるという(非常に稀)麻痺なども今のところ現れず、めまいやふらつきもナシ、味覚も正常です。

ただ、外を出歩いても動いているときは何時間でも平気ですが、図書館に行ってじっと座って長時間本を読むとかすると、何故か疲れて横になりたくなるというのがわかりました。

コレ何とかならないと仕事に復帰できません(^^;

 

さて、入院中の外出用に「杖」を買ったのですが、コレ持っていると何かと安心です。

特に満員電車で立っている時など、バランス取るのに役に立ちます。

つり革だけでは、揺れたときに体操の「吊り輪」みたいになりそうなので。

あと、杖を持っていると、何気に普通じゃない人というアピールになるのか、まわりの人が自然に避けてくれたり、電車で席を譲ってもらえたりとまさに「魔法の杖」ですね。

ハリーポッターか!(笑)

 

ただ、自分より明らかに立っているのが辛そうなお年寄りが席を譲ってくれようとするのは、申し訳なくて参りました。

それにひきかえ、優先席でしらんぷりでスマホゲームしている若者達、許せません(怒)

早くコレに頼らなくて済むようになりたいです。
 
さて、家でゴロゴロしている時(昨日です)、仕事で親しくさせていただいているIT企業の方からFBのメッセンジャーで連絡をもらい、暇ならお話ししませんかと「Web会議システム」を使っておしゃべりしました。さすが先端企業。
彼もこの日は休暇で自宅にいるとのこと。私が退院したことを知らせるとすぐにお付き合いしてくれました。
仕事とは関係ありませんが、私の病気の経過や入院生活についてお話ししました。顔を見てお話しするのは約1か月ぶり、楽しくおしゃべりできました。
まるで白雪姫の「魔法の鏡」ですね。
 
先日、同じ病気の方がブログでインターネットの「メリット&デメリット」について書かれているのを読ませてもらい、現在のネット社会は確かに便利で楽しいこともできるけど、コレってこんな状態でも仕事できちゃうってことだよな、と改めて思いました。
 
 

現代の「魔法会社」から病室へ届いた「魔法の杖」が入った必要以上に大きな箱。

病院のスタッフの方にはご迷惑をかけました。ゴメンナサイm(_ _)m

 

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