今日は皆が探して、欲しがっていたロータリーカッターに付けて使う縫い代ガイドのお話です。
実は私はこのロータリーカッターガイドと言う存在を知らなかったのです。
①皆がカッターガイドを欲しがる理由は洋裁本に付いているパターンには縫い代が付いていないものが多い!
②海外版のパターンを買っても縫い代が付いていないものが多い!
そんなパターンを使用しての洋服作りで裁断する時にオルファから販売されていた下記のロータリーカッターガイドが
あれば縫い代を書かなくても一気に裁断が出来るので便利との事なのです。
それなのにオルファの下記の商品は販売中止
これは受講生の一人が持っていたので撮影に借りました。
そして、これは違う受講生が3Dプリンター屋さんで購入したロータリカッターガイドの代用品。
皆が欲しがって探しているものなので、どんなものかと使用してみると
棒が重く裁断する時に傾いて裁断の安定感に欠けていました。
この棒の部分も3Dプリンターで作って軽くなったらもっと使いやすいのに?
その受講生は3Dプリンター屋さんと交渉してくれたのです。
そして出来たのが下記の物です。
使用してみて、使用感OK!
ロータリーカッターの右側、左側とどちら側にも付けられます。
オルファの現行モデルは下左側、右側は旧型です。
見て頂いて判るように現行モデルは残念ながら真ん中の穴が無くなっています。
それもあってかロータリーカッターガイドも販売中止になってしまったのだと思います。
なのでこれを持っていても旧型を持っている人だけになってしまいます。
前にロータリカッターの違いを書いたブログのリンクを貼っておきますので、それも併用して見てみて下さい。
ロータリカッターの違い https://ameblo.jp/m5o1m3o1r2e9o6r2e0o/entry-12510028845.html
ただ、3Dプリンターで代替を作ってもらうのにオルファさんにメールで問い合わせこのような物を作りたいと、これまたその受講生が断りを入れて伺いをたててくれました。
オルファさんの対応はとても迅速、丁寧でロータリーカッターガイドを今のところ制作予定はなく3Dプリンターで作る事を了承して下さいました。
そこで大腕振って3Dプリンター屋さんへ発注!
お教室の受講生やそのお友達分にお教室の予備で計60本届きました。
上の写真のロータリーカッターは28㎜ですが、45㎜の方にも付けられる様に出来ている優れもの!
ネジを入れる部分の中もちゃんと金属で補強されています。
ただ、最初のセッティングで羽を入れる所が硬くコツがあります。
入ってしまうと抜けなくなるのでT字型での保管になります。
オルファのロータリーカッターガイドを使っていた人も3Dプリンターで作った方の方がしっかりしていて使いやすいくらい
と言っていました。
そして、このブログを読んで下さっている方へも朗報です。
3Dプリンター屋さんは10本から受注して下さるとの事です。
3Dプリンターで作ると高いかと思いきや、
値段は1本¥1100くらいプラス送料でやって頂けるそうです。
メールアドレスの公表をOK頂いたので欲しい方はメールで交渉してみて下さい。
takanory@zoho.com 担当は田中様です。
読者さんのお友達とかでロータリーカッターガイドを探している方がいらしたら、伝えて頂いて拡散して便利さを一緒に感じて下さい。
私がこのロータリーカッターガイドを知らなかったのは既製服のパターンは縫い代付きなためです。
その縫い代付きパターンを使用する既製服にも、このカッターガイドの便利な使い道が・・・・。
①シーチングでトワル組みをする時の縫い代付け
②裁断時の全面芯の時の粗裁ち
両方とも使ってみたら、すごく重宝でした。
私が言う粗裁ちは意外と正確に表地をパターンより1cm大きく、芯は0.5cm大きく裁断し芯を貼ってからパターンジャストに
裁断するものなのです。
そんな粗裁ちの事をブログに書いてくれた受講生がいるのでリンクを貼っておきますので覗いてみて下さい。
洋裁用語「粗裁ち」の正しい解釈 https://ameblo.jp/lira-heartnet/entry-12448312218.html
さらにひと工夫です。
このロータリーカッターガイド代用品はオルファのカッターガイドのような㎝の刻みは無いので自分でカッターで筋を入れてサインペンで書いておけば㎝も合わせやすいです。
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