これは何度かブログでも載せている研究科の課題の1/4のドレスです。
ドレスを作る機会が無い人もドレスの仕様は全く別物です。
洋裁はどれだけの知識の引き出しを持っているかで仕上がりが違ってきます。
ただ、その引き出しを増やすのは大変な事なのか?楽しい事なのか?
これは受講生の一人が身内だけのレストランウエディングをすると言うので作ったドレスです。
デザインはその子にどんな感じに仕上げたいか?相談しながらパターン作製を指導して
生地も写メをいくつか送ってきた中でレストランだと近くで見た時の高級感が出しやす生地と!
ありがたい事にこの時は素敵なレースが値ごろで沢山放出されていてラッキーでした。
素敵なレースでしょう。
シルクサテンの上に裏打ち仕様で仕上げて縫ってもらいました。
1枚目の後ろ姿で判ると思うのですが、後ろにクルミ釦明きにしたいと・・・。
ループ明きだけだと弱いので奥ファスナー明きにして共布ループ仕様に仕立てるパターンに!
右の写真は後ろ裾は段々のスカートで華やかなのですが、前裾はストレートで少し寂しいかと。
私からレースとクルミ釦で花型を作りプレゼントしたのを付けてもらいました。
そしてこのドレスを作り終えて、その子にヒロアミーの課題はどこだった?
「ステップ2に入ったところです。」と・・・。
「えー!それでよくこのドレス仕上げたね」と言ったら周りの子から「先生が!!」
ついつい縫製仕様レベルをスキルを考えずに上のレベルで教えてしまいがちで、いつも受講生に先生に相談したらそうなるよねと笑われています。
ただ、縫いも上の技術レベルを覚えてしまえば下げるのはいつでも出来るので・・・。
ヒロアミー洋裁教室はどんなレベルの人もステップ1の基礎から始めてもらいます。
基礎が本当に大事だからですが、このドレスを作った子の様に、自分のドレスを着る機会があるのに、それを私が見逃すはずがなく・・・。課題を後で全く問題なしです。
そんなで現在もお嬢様の結婚が決まってドレスを作るか?どうしようか?と言うので、そんな幸せな機会を課題は置いておいて絶対に作ってあげるべきと!
ママは元パタンナーさんだった事もあるのでパターンは難なくひかれて細部の仕様を教えるだけで進められています。私もアドバイスするのにご本人にお会いした方が進めやすいので一度お嬢様をお連れ頂いたのですが、本当に美人さんでお嬢様の意向も直接聞けたので、これからママに頑張って素敵なドレスに仕上げて頂きましょう。
仕上がった時には又このブログでも紹介させて頂きますね。
ドレスは見ているだけで本当に綺麗で素敵です。
私は既製服は勿論ですが、ドレスのサンプルを縫っていた事もあり、カジュアル物よりも
こちらは得意分野なのです。
なのでついつい・・・。
私が縫ってるつもりで楽しんしまうため、たまに?受講生から悲鳴が・・・(笑)
そんな悲鳴がたまに聞こえながらですが皆笑顔で洋裁を楽しんでくれています。
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