既製服の縫製では針の管理は絶対条件です。
ヒロアミー洋裁教室では既製服の縫製を基本に教えているので、針の管理からお願いしています。
既製服は基本的にマチ針は使わずに縫います。
ただ初めから全くマチ針を使わずに縫うのはポケットなどでは無理なので、そんな時だけ、ここはマチ針使って良いですよ。
と言う感じで教えています。
お教室は針の持ち込み禁止です。
ピンクッションにマチ針5本と手縫い針2本(手縫い針には必ず色もなどの糸を通しておきます)
それと使用の多い押さえのセットです。
お教室でステップ1ではまずピンを使わないで縫う練習から始めます。
生地の持ち方からミシン針位置の認識の大切さを教えます。
ステップ1の切りポケットでは初心者の方でもマチ針を使わずに縫う事は何でもなく出来るのですが、ステップ2ぐらいから
片玉ポケットなどではポケットの位置決めに1本、2本くらいのマチ針は打っていいですよと言うと、皆打っていいのですか?
と言う反応が返ってくるくらいにマチ針を打つ事に罪悪感が芽生えているくるようなのです。
針に関する意識が高くなることは縫う事を仕事にしたいと思っている方にはとても大切な事なのです。
お教室に通いだすと、家でもマチ針を使わなくなるらしく家で使っていた沢山のマチ針を整理しましたと言って下さります。
折れ針もきちっと管理も必須です。
どうしてもミシン針が折れてしまう事があります。それは仕方のないことです。
その時の対処は復元です。
折れ針の先を探します。→ テープに貼って新しい針と長さを確認してから折れ針の処分です。
折れ針がミシンの中などに入って探し難い時に便利なものを受講生がプレゼントしてくれました。
ピックアップツールと言う物で先が強力な磁石になっているのでミシンの中などに入れて折れ針を探せて便利です。
そしてお教室を終えて片付ける時は必ず声かけです。
「マチ針5本と縫い針2本あります。」と言って皆片付けてくれています。
前に書いたマチ針の管理について書いたブログのリンクも貼っておきますので洋裁をやっている方々に少しでも針に対する管理意識が
上がってくれたら嬉しいです。
そんなマチ針を使わない既製服の縫製に興味を持った方はヒロアミー洋裁教室の見学にいらして下さい。
ホームページの方に見学申し込みFAx番号を載せてあります。
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