25.6.02(月)
この日歩く旧小本街道の予定ルートは、前後の区切りの関係で約12kmと、かなり短め。余裕があるので、途中で旧街道から少し離れた場所も訪れる予定にした。
↑この日歩いたルートと写真など
前回と同じバス便に乗って、10:45 道の駅三田貝分校からこの日の街道歩き開始。三田貝川沿いに、おおむね国道455号とその旧道を歩いた。
正午過ぎ、三田貝川が小本川に合流する名目入に着いた。国道455号と国道340号との合流地点でもある。この国道340号は、昨年秋の八戸街道歩きと一昨年春の釜石街道歩きでも一部区間を歩いたなあ。
ここから340号沿いに北西方向に寄り道。かつて日本粘土鉱業が煉瓦製造用の粘土を採掘していた場所へ向かった。
名目入 粘土採掘場跡からの眺め
行ってみたら盛土で整地されていて、跡形もなかった。かつては↓のリンクのような場所だったそうだ。
http://keitandan.web.fc2.com/03nihon-nendo_nameiri.html
http://a6061.la.coocan.jp/nameiri2.html
粘土採掘場前の通り
粘土採掘をしていた頃は、採掘場前の通りも賑わっていたんだろうなあ。
名目入を後にして旧小本街道へ戻り、小本川沿いに国道340号の旧道を下った。途中の岩泉町役場小川(こがわ)支所では、敷地内で建物の工事中だった。
不味庵のベンチで昼食
13:05 支所の先にある不味庵という寺に立ち寄ったら、鐘楼脇にブランコとベンチ,テーブルがあったので、そこで持参したコンビニおにぎりの昼食とした。不味庵という名の場所で昼食というのも妙な組み合わせだな。歩き始めから 10.5km,15,335歩。
有形文化財解説
額に書かれた解説によると、不味庵には町指定有形文化財の経典600巻があるそうだ。
石畑の古碑群
昼食後、街道歩き再開。『小本街道:岩手県「歴史の道」調査報告 岩手県文化財調査報告書第六十六集』(岩手県教育委員会 昭和56年)に記載されている、門の古碑群,石畑の古碑群,滝野神社・古碑群と思われるところを通過。
そんでこ節/しょんでこ節
14:10 袰綿の集落に差しかかり、国道から離れて旧道に入ったところに、「そんでこ節」の碑があったが、碑文には「そんでこ節」、標柱には「しょんでこ節」と書かれていて、名が食い違っている。どちらの名にせよ、この民謡は今まで知らなかった。帰宅後にユーチューブで聞いてみたが、やはり初めて聞いた気がした。
14:18 袰綿新町バス停に到着。ここでこの日の街道歩き終了。昼食後は4.3km,6,396歩。ここから盛岡行きのバスは1日4本。最終 16:21発でいいと考えていたが、定刻 14:21の便にちょうど間に合ったので、それに乗って帰宅。