さて、ヒーラーとして
仕事を始めた私ですが
この頃、まったく予想を
していなかったことが起こります。
私の書いたブログを
たまたま親戚が見つけ
レイキに対して
良いイメージを持っていなかった
親戚が両親に連絡をしたのです。
そのことを知った父からは
『なぜ大学までいって
資格をとった
管理栄養士をしないのか』
わけのわからないことを
仕事にするなんて
許さん！！！！
と、猛烈に怒り
大ゲンカになりました。
父にとっては、
ヒーリングなどの
目に見えないものは
非現実的なものであり
それを仕事にするよりも、
国家資格である管理栄養士を
生かした仕事をして
働いて欲しかったのです。
スピリチュアルで起業しても
この先どうなるかわからない！
人からなんと
言われるかわからない！
（宗教とか、洗脳とかいろいろ
週刊誌は賑わっているし）
それよりも、
資格を活かして堅実な仕事を
して欲しいのだ
という父の気持ちは
頭では理解できました。
毎晩、両親との
話し合いというか・・・
大喧嘩が続きます。
自分のやりたいことを
理解されないという悲しみ・・・
やりたいことがあるのに
理解してもらえない。
反対されるのはつらい。
せめて、何も言わないでほしい。
そんな考えがぐるぐると
頭の中をめぐっては
どうしたら良いのだろう
と不安でいっぱいでした。
しかし、それでも
私の決心は変わりませんでした。
両親の私に対する姿を見て、
子供達も一時期、
ヒーリングは怪しいものだ、
信じない、と私に言ってきました。
私の現実は少しずつ
良くなっているのに、
なぜそんなことを言うんだろう？
と、心の底から
悲しかったのを覚えています。
ただ、今になって考えれば、
一般的には『ヒーリング』といっても
なかなかメカニズムは説明し難く
スピリチュアルのイメージ
というのは「なにか怪しいものだ」
なんてふうに思われていたので
周りが心配するのは
すごーーく自然なことで
仕方のないことだと思えます。
また、家族だけではなく
職場の人からも
『騙されてるんじゃないの？』
『壺を売ってるんやろ？』
などと言われ
からかわれました。
しかし私はどんな時でも
「大丈夫」と
思えるようになっていました。
なぜならヒーリングを
自分にすればばするほど
自分の考え方や物事の捉え方、
思考やエネルギーが
どんどん軽くなっていくのを
実感できたからです。
私は逆境を
自立へのバネにしました。
人を癒し、幸せになるための
手伝いができる人になろう。
いつか胸を張って
父に自分のことを
話せるようになろう。
私は残りの人生の時間を
出会った人の幸せを
サポートするために
使おうと覚悟を決めました。
出会った方には誠心誠意、
今の私にできることを
一生懸命取り組むと
ありがたいことに、
「私に対する信頼」
という貯金が増え
ヒーリングの仕事は
順調に進んでいったのです。
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