預貯金の目減りを防ぐ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

デフレの期間が長かったので、これまで預貯金の目減りを気にすることはなかった。しかし この2-3年は生鮮食品や石油を中心にモノの値上がりが激しい。他方で賃金が上がらないから 皆の生活は苦しくなっているし、せっかくの蓄えも超低金利で目減りするばかりだ。

 

これに対処するため 人は節約に努めたりいつまでも働いて稼いだり、または預貯金を運用するなどの方法に頼る。私も節約をしているしそれなりに働きもしている。そして運用であるが退職後は基本的に守りの体制に入っているので、若い時のように積極的に投資するのは避けようと思っている。

 

株式や外貨やモノへの投資はもうやりたくない。さりとて預貯金は人をバカにしたような低金利である。そんなとき頼りにしたのが ロボットアドバイザーによる資産運用である。ロボットアドバイザーとは設定した金額の範囲で 資産配分先の選定や銘柄の選択、実際の売買までのすべてをロボットが行い、自分は何もしなくても運用が進んでいくというもの。運用のレベルは保守的なものから積極的なものまでを選択できる。

 

私の場合は保守的な運用を選択した。要は少しでもインフレによる目減りをカバーできたらいい,という考え。こんなのは運用とは言えないが過去の実績を見る限り銀行預金よりはマシだ。

ロボット運用に頼るメリットは、余計なことを考えずに済むことだ。反対にデメリットとしては、全てをお任せ(一任)しているだけに、本人にとって(投資に対して)何の知識や経験にもならないということだ。