鉄道開業150周年イベント | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

明治7年に神戸-大阪間に鉄道が開業してから150年になるのを記念するイベント「プロジェクション・マッピング」が隣の神戸駅で開かれるという。それを見ようと 夜8時の開始前に神戸駅まで行くと、予想に反し ものすごい人出である。ガードマンもいっぱい出ていて 誘導されるままに歩いて行くと、「ここが最後尾」のプラカードを持った人が人員整理をしていた。

 

よくわからないまま並んでいたが、列は全然進行しない。駅前は広場になっていて その向こうの道路は広い歩道もあるのに、なんでこんなトコで並ばなあかんねんと列を抜け出し その方向へ歩いて行った。

思ったとおり 歩道でも大勢が開始を待っていたが、ガードマンがいて「通行の邪魔になるから歩道で立ち止まらないでください」と叫んでいる。あ~そういうことだったのか鑑賞エリアを駅前広場だけに限定し、客をそこへ誘導するための行列だったのだ。しかしそんなのは無視し、道路傍に立ってマッピングを鑑賞した。

 

プロジェクション・マッピングは東京駅々舎をスクリーンにして照射していたのを 何年も前のニュースで見たことがある。その時はもっと鮮明でダイナミックだった記憶があるが、今日のは映像が不鮮明で、ストーリーもよく分からなかった。照射もたった5分間だけだった(これを何度も繰り返す)。

なんや こんなもんかと文句を言いながら駅に向かったが、帰りがけに見ると、次の入場者が大行列をなしていた。それほどに前評判が良かったのは分かる。皆は第2のルミナリエを夢見てきたのかも知れないが、実態は期待に反したものだった。