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【UCL予選3回戦、ディナモはフェイエと激突】


 



UEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦の組み合わせ抽選が20日にニヨンで行われ、ディナモ・キエフが1970年の欧州王者フェイエノールトと激突することになった。

フェイエノールトは2002-03シーズンUCL1次グループステージの雪辱を狙う。当時はロッテルダムで0-0、キエフで2-0としたディナモが2試合を1勝1分けで終えた。

42年前の欧州チャンピオンズカップ決勝でそのフェイエノールトに敗れたセルティックは、HJKヘルシンキ対KRレイキャビクの勝者とプレーオフ進出を懸けて戦うことになる。

予選2回戦でレイキャビクに7-0で先勝しているHJKは、2000-01シーズンのUEFAカップ1回戦で延長戦の末にセルティックに敗れている。

昨季UCLグループステージでマンチェスター・ユナイテッドをグループステージ敗退に追い込んだバーゼル1893もエストニアのフローラ・タリンに2-0と先勝し、予選3回戦進出に近づいている。

その対戦相手は FKベンツピルスとの第1戦を3-0で制したモルデFKとなる可能性が濃厚。モルデの指揮官は元ユナイテッドのストライカー、オレ・グンナー・スールシャール監督だ。

予選3回戦は第1戦が7月31日と8月1日、第2戦が8月7日と8日に行われる。2試合合計での勝者はUCLのプレーオフへ進出し、敗者はUEFAヨーロッパリーグのプレーオフへ回る。

国内優勝チーム予選
NKマリボル/NKジェレズニチャルの勝者 vs F91デュドランジュ/ザルツブルクの勝者
BATEボリソフ*/FKバルダールの勝者 vs KSスカンデルベウ/デブレツェニVSCの勝者
CFR 1907クルージュ vs FCスロバン・リベレツ/シャフテル・カラガンディーの勝者
RSCアンデルレヒト vs シャムロック・ローバーズ/FKエクラナスの勝者
FKブドゥチノスト・ポドゴリツァ/スロンスク・ウロツワフの勝者 vs ザ・ニュー・セインツ/ヘルシンボリIFの勝者
ユリセス/シェリフの勝者 vs PFCルドゴレツ・ラズグラド/GNKディナモ・ザグレブ*の勝者
セルティック vs HJKヘルシンキ/KRレイキャビクの勝者
モルデFK/FKベンツピルスの勝者 vs フローラ・タリン/バーゼル1893*の勝者
MSKジリナ/ハポエル・キリアト・シェモナの勝者 vs ネフツチPFK/ゼスタポニの勝者
AELリマソル/リンフィールドの勝者 vs バレッタ/FKパルチザンの勝者

国内上位チーム予選
フェネルバフチェSK vs バスルイ
マザーウェル vs パナシナイコス
コペンハーゲン vs クラブ・ブリュージュKV
ディナモ・キエフ vs フェイエノールト

* 2011-12シーズンのグループステージ出場チーム



【UEL予選3回戦抽選会、インテルなどが参加】






20日の日本時間20時30分からニヨンで開かれる2012-13シーズンUEFAヨーロッパリーグ組み合わせ抽選会には、昨季準優勝のアスレティック・ビルバオ、そしてインテル、オリンピック・マルセイユといった強豪を含む18クラブが新たに参加。

今年5月にブカレストで行われた決勝でアトレティコ・マドリードに敗れたアスレティックを含め、このステージから参戦する18チーム、そして19日に終わる予選2回戦を勝ち上がった40チームが20日の抽選会に参加する。

全58チームは、ランキング係数や予選2回戦で対戦している2チームのうち係数が高い方を基準としてランク付けされ、半分の29チームがシードされる。

抽選参加チームは、シードチームとノーシードチームが同数の5グループに分けられる。シードチームは同じグループのノーシードチームと対戦することになる。予選3回戦は8月2日と9日に行われる。

予選3回戦を勝ち抜いた29チームは、予選を免除された19チームに加え、UEFAチャンピオンズリーグの予選3回戦で敗退した14チームと共に、8月10日に行われるプレーオフの組み合わせ抽選に臨む。

そして、プレーオフに勝利した31チームに、UCLのプレーオフで敗れた10チームと本戦からの出場権を獲得している7チームを加えた48チームでUELのグループステージを戦う。

予選3回戦から出場するチーム
オリンピック・マルセイユ(フランス)
ACスパルタ・プラハ(チェコ)
ACオモニア(キプロス)
ディナモ・モスクワ(ロシア)
ブルサスポル(トルコ)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
リヴァプール(イングランド)
アルセナル・キエフ(ウクライナ)
ダンディー・ユナイテッド(スコットランド)
ハノーファー96(ドイツ)
アスレティック・ビルバオ(スペイン)
CSマリティモ(ポルトガル)
SCヘーレンフェーン(オランダ)
インテル(イタリア)
SKラピド・ウィーン(オーストリア)
ACホーセンス(デンマーク)
PAOK (ドイツ)
KRCヘンク(ベルギー)




【予選3回戦抽選のシードが決定】


 



2012-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦組み合わせ抽選は、欧州王者を経験したセルティックやフェイエノールトを筆頭に11チームを新たに加え、7月20日(金)の日本時間19時からニヨンで行われる。

7月31日、8月1日に第1戦、8月7、8日に第2戦を行う予選3回戦には、このステージから新たに参戦する11チームに加え、7月24、25日に決着する予選2回戦を勝ち抜いた17チームの合わせて28クラブが参加。

予選2回戦を勝ち抜いたチームは、セルティック、CFR 1907 クルージュ、RSCアンデルレヒトの3チームと共に国内優勝チーム予選3回戦の抽選に組み込まれる。

一方、昨季のリーグで2位や3位に入った残りの8チームは、国内上位チーム予選3回戦の抽選に臨む。

国内上位チームの抽選では、8チームのうち半数がシードされるが、シードの有無はクラブ・ランキング係数によって決まる。また、予選2回戦に参戦中のチームの場合、国内優勝チームの抽選で考慮されるのは、クラブ・ランキング係数の高いほうのチームとなる。

国内優勝チームの抽選に組み込まれるクラブは、さらに二つのグループに分けられ、各グループ内で半数のチームがシードされる。このルートで戦う全20チームのうち、プレーオフを経て最終的に5チームがグループステージに参戦。

国内上位チームのルートでは4試合が行われ、クラブ・ランキング係数が高い4チームがシードされる。勝ったチームは、SCブラガ、スパルタク・モスクワ、ウディネーゼ、LOSCリール・メトロポール、マラガ、ボルシア・メンヘングラッドバッハが待つプレーオフに臨む。

このルートからも5チームが、すでに22クラブが参戦を決めているグループステージに進める。

国内上位チーム予選
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
パナシナイコス(ギリシャ)
コペンハーゲン(デンマーク)
フェネルバフチェSK(トルコ)
クラブ・ブリュージュ(ベルギー)
バスルイ(ルーマニア)
フェイエノールト(オランダ)
マザーウェル(スコットランド)

国内優勝チーム予選
RSCアンデルレヒト(ベルギー)
CFR 1907クルージュ(ルーマニア)
セルティック(スコットランド)



【アポエルやプルゼニが順当に勝利】


 



19日に40試合が行われたUEFAヨーロッパリーグ予選2回戦第1戦では、昨季のUEFAチャンピオンズリーグに出場した2チームが勝利。そのほかにも計8ゴールの引き分けがあり、トウェンテ戦では目の覚めるような素晴らしいゴールが生まれた。

昨季のUEFAチャンピオンズリーグで準々決勝まで勝ち進んだアポエルは、アイウトンネクタリオス・アレクサンドルが前半にネットを揺らし、スロバキアのFKセニツァに2-0で快勝。

2011-12シーズンのUCLグループステージでACミランと2-2で引き分けたプルゼニは、主将パベル・ホルバートの2ゴールなどでメタルルギ・ルスタビを敵地で3-1と下した。

第1戦でリードを奪えなかったのは、ホームにインテル・トゥルクを迎えたトウェンテだ。

試合を支配したにもかかわらず、相手に許した枠内シュート2本のうち1本のアウェーゴールを奪われたトウェンテは、66分に決まったドゥシャン・タディッチのゴールで引き分けるにとどまった。トウェンテは来週、敵地フィンランドで早くも正念場を迎えることになる。

トウェンテと同じオランダ勢では、10年ぶりに欧州の舞台へ戻ってきたフィテッセも敵地でPFCロコモティフ・プロブジフ1936と引き分けた。

フィテッセは4度のリードを守りきれず、後半ロスタイムに同点ゴールを許してしまったが、両チーム合わせて8得点が生まれたこの一戦は見どころが満載だった。

1991年の欧州王者FKツルベナ・ズベズダは、終盤の猛攻をしのいで敵地でナフタン・ノボポロツクを4-3と退けた。

一方、欧州カップ戦通算2試合目に臨んだアンジ・マハチカラは、22分にジュシレイが挙げた1点でブダペスト・ホンベドに1-0と競り勝っている。

この日一番の大差で勝利を収めたのは、FKチェリク・ニクシッチを7-0で下したメタルルフ・ドネツク。NKスラベン・コプリブニツァもポータダウンに6-0の圧勝を収めている。

そのほか、ローゼンボリBKは2点のリードを守りきれず、大会初出場となるカザフスタンのオルダバス・シムケントと2-2のドロー。

スウェーデン1部リーグの首位に立つIEエルフスボリは、敵地でダチア・キシナウに0-1で敗れている。



【UEFA欧州最優秀選手賞の候補32名が選出】


 



8月30日にモナコで授賞式が行われる2011-12シーズンのUEFA欧州最優秀選手賞の候補32名が発表され、初代受賞者となったリオネル・メッシと、そのメッシに1位の座を譲ったクリスティアーノ・ロナウドシャビ・エルナンデスが、今年も選出された。

バルセロナからはメッシに加え、UEFA EURO 2012の優勝メンバーであるシャビアンドレス・イニエスタ、そしてセスク・ファブレガスが選出。

レアル・マドリードからはスペイン代表のシャビ・アロンソイケル・カシージャスセルヒオ・ラモスを含む7名がリストに入った。

イングランド王者となったマンチェスター・シティーからは6名、同じくプレミア勢で、5月にUEFAチャンピオンズリーグを初制覇したチェルシーからは2名少ない4名が候補者に入った。

全部で12クラブからの選出となっており、アトレティコ・マドリードからは過去3シーズンで自身2度のUEFAヨーロッパリーグ制覇を果たしたファルカオが選ばれている。

そしてボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したばかりの日本代表MF香川も選出されたみたいだな・・・

2011年と同様、選考はUEFA加盟国のスポーツジャーナリスト53名によって行われ、まず候補者の中から5名を選んで1位から5位までランクづけ。

1位の選手には5点、2位の選手には4点と、順位によって得点が与えられる。そして8月14日には最終候補者が3名に絞られるわけだが、メッシロナウド、もう1人は・・・まぁ香川じゃないことは確かだな。

最終候補に残ったら、はぁ?って感じだな。

GKはあまり評価されないが、今季はレアル・マドリードとともにリーガを制し、スペイン代表の主将として、チームをEURO連覇に導いたカシージャスが、受賞しそうな気がする。過去にはレフ・ヤシンが受賞した例もあるし。

とりあえず2010年のFIFAバロンドールではイニエスタシャビを差し置いてメッシが受賞し選考基準に疑問があったが、またメッシが受賞しようもんなら不満の声があがるだろうな。選考方法の判断基準となる代表でのプレーが、またしても無視されることになるからな。


UEFA欧州最優秀選手賞の候補者32名
セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン) – マンチェスター・シティー
シャビ・アロンソ(スペイン) – レアル・マドリード
マリオ・バロテッリ(イタリア) – マンチェスター・シティー
ヤクブ・ブワシュチコフスキ(ポーランド) – ボルシア・ドルトムント
ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア) – ユヴェントス
イケル・カシージャス(スペイン) – レアル・マドリード
ペトル・チェフ(チェコ) – チェルシー
ファビオ・コエントラン(ポルトガル) – レアル・マドリード
レスリー・デイビス(ウェールズ) – バンゴー・シティー
ディディエ・ドログバ(コートジボワール) – チェルシー(現在は上海申花)
セスク・ファブレガス(スペイン) – バルセロナ
ファルカオ(コロンビア) – アトレティコ・マドリード
ジョー・ハート(イングランド) – マンチェスター・シティー
ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) – ACミラン
アンドレス・イニエスタ(スペイン) – バルセロナ
香川真司(日本) – ボルシア・ドルトムント(現在はマンチェスター・ユナイテッド)
バンサン・コンパニ(ベルギー) – マンチェスター・シティー
フランク・ランパード(イングランド) – チェルシー
リオネル・メッシ(アルゼンチン) – バルセロナ
ルカ・モドリッチ(クロアチア) – トッテナム・ホットスパー
メスート・エジル(ドイツ) – レアル・マドリード
ペペ(ポルトガル) – レアル・マドリード
アンドレア・ピルロ(イタリア) – ユヴェントス
セルヒオ・ラモス(スペイン) – レアル・マドリード
ラウール・ゴンサレス(スペイン) – シャルケ04(現在はアル・サッド)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) – レアル・マドリード
ウェイン・ルーニー(イングランド) – マンチェスター・ユナイテッド
ダビド・シルバ(スペイン) – マンチェスター・シティー
フェルナンド・トーレス(スペイン) – チェルシー
ヤヤ・トゥーレ(コートジボワール) – マンチェスター・シティー
ロビン・ファン・ペルシ(オランダ) – アーセナル
シャビ・エルナンデス(スペイン) – バルセロナ