回顧六

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以前家に来たアシスタントに言われた。


『コミックス7巻過ぎてからが作家の実力ですね 7巻で終わるか 7巻以上続くかで力量が分かる』


『7巻までしか描けない作家は力のない作家ですよね』


と啖呵を切った生意気な奴が居た。


オレの『松田優作物語』はジャスト7巻で完結していたので


(なんだこいつオレに喧嘩売ってんのか?)


と思ったけど、その後の態度を見ていたらまさに喧嘩を売っていたので速攻首にしてやった。


ところで、


『7巻で終わるかどうかが力量の境目』


らしいが


オレも原作者の宮崎さんも、当時雑誌の人気投票毎回第1位だったから続けるつもりならいつまで続けられた。


だけど、それはしなかった。


只々作品の事を考え、その質を落としたくないから、二人で決めて連載を終了させた。


今もこの判断は間違っていなかったと思う。


そこが


『作者の力量不足なんだよ』 


と言われたら


『はい!ゴメンなさい 力不足でした』


と謝るしかないのだけれど


まだ自分の作品を描いても居ないアシに言われる筋合いは無い。