お詫びと訂正
本題
展示写真まだある
少しだけ各館抜粋。
東京国立博物館
平成館
2階が古代メキシコ展。
1階は考古学
土器,埴輪等々、凄い数
期間で入替も有るが、
以前も沢山観たので流し見しつつ…
今回初めて観た物を抜粋。
福岡県 岩戸山古墳から出土
古墳時代 6世紀
石人
重要文化財
高さ145cm
岩戸山古墳
大和政権と対立した北部九州勢力の
筑紫君磐井の墓とされている。
(磐井の乱)
※乱の後、大和政権直接支配に。
石人のほとんどが九州から出土。
熊本の阿蘇溶結凝灰岩で作成。
熊本県 江田船山古墳から出土
古墳時代 5~6世紀
銀象嵌銘大刀
国宝
長さ90.9cm
鳥・魚・馬形文様や
(↑写真に写っているのは馬)、
刀の背に銘文が刻まれている
現在、展示無し。
平成館から繋がる通路も有る。
縄文から江戸時代まで
日本美術の流れを追える展示。
だからか、外国人率高い!
着て写真撮れるみたい↗
簡易浮世絵摺り?
スタンプ重ねるのかな?
次々と外国人が
建物も重要文化財。
常設展風だが期間入替も有り。
↓もう終わってしまったけど、
能と歌舞伎のコーナーに
雅楽の装束の展示もされていた。
ずいぶん外来を大事にしたな、と。
それは漠然としたものではなく
平安時代に分類,編纂している。
雅楽の舞を伴う曲は[舞楽-ぶがく-]
中国,アジア,インド経由の舞を[左舞-さまい-]
曲の事は[唐楽-とうがく-]と言う。
朝鮮半島経由の舞を[右舞-うまい-]
曲の事は[高麗楽-こまがく-]と言う。
舞い方も少し違うのだが
(例えば、左舞:左足から踏み出し
右舞:右足から踏出し、他色々。)
装束の色系統も異なる。
左舞:赤系統
右舞:青系統
これら以外に舞は
日本古来の歌舞
[国風歌舞-くにぶりのうたまい-]がある。
(平安時代から見ての古来)
装束は曲によるが清楚な感じ。
↑楽人用(私も同じような物着た)
↗舞人用
展示はこれくらいだが
もちろん装束はもっと色々ある。
舞や曲の調子によって異なる。
映像も流れていたけれど、
歌舞伎や能に続けて
タイトルに雅楽と表示されずに
雅楽の舞(舞楽)が…。
観ているのは、ほぼ外国人。
誤解されないか気になった
(アンケートとか書く物あるかなと
その時は思ったけど帰りには失念…)
これも以前チラッと書いたが
中国と全く同じと思ったら
[型]があるとの事。
(右)奈良県 五條市から出土
飛鳥~奈良時代 7~8世紀
海獣葡萄鏡
銅製
霊獣,鳥,葡萄唐草文
唐の鏡から型を取り作成。
不鮮明さで型取りの物か判断。
型の精度が悪いのね…。
こちらは型取りではない。
(左)神奈川県 真土大塚山古墳から出土
古墳時代 4世紀
三角縁四神二獣鏡
青銅製
神仙と霊獣が主な文様。
古墳時代の首長は中国大陸の
神仙世界を反映した銅鏡を好んだ。
作者の名前と句が刻まれている。
説明に名前も載せて欲しかった。
なぜ外来を好んだのか。
どういう人の流れだったのか。
※唐は漢民族ではなくモンゴル系。
こちらも以前観たので流しつつ…
古代メキシコで気になった蛇神
別の国Ver.を抜粋。
再掲 古代メキシコでの呼び名
テオティワカン文明[羽毛の蛇]
マヤ文明[ククルカン]
アステカ文明[ケツァルコアトル]
カンボジア アンコール・トムから出土
アンコール時代 12世紀
ナーガ上の仏陀坐像
砂岩
蛇神の名前
アンコール時代は[ナーガ]
水を司る。
[ナーガ]が7つの頭を傘替わりに
仏陀を雨から守っている。
神仏習合みたいに
仏教と蛇神が結びついた。
しかし蛇を敬う勢力と
敵対する勢力がいたのか
大蛇で神々が綱引きしている…
カンボジアの遺跡で観た。
過去画像
過去画像
カンボジア
アンコール時代 12~13世紀
ヴィシュヌとガルダ像
青銅
(上)[ヴィシュヌ]
ヒンドゥー教の3大神の1柱。
世界の維持を司る。
[ナーガ]と敵対
(下)[ガルダ]
太陽に例えられる巨鳥。
鷲の頭に人間の体で表現される。
[ナーガ]の天敵
敵が多い
蛇神信仰vsヒンドゥー教?
or
仏教vsヒンドゥー教からの
仏教と結びついた蛇神も敵対?
しかし前も書いたけど
キリスト教でも蛇,龍は悪魔。
古代メキシコの生贄文化はともかく
龍蛇神が悪いものとは思えないが…
土着の信仰は否定されがち?
あ~また思考し過ぎてしまう
とりあえず終わり
東洋館など以前の記事
↓コチラ後半
カンボジア旅
上記・過去画像は
カンボジア4日目(その2)