厚生労働委員会派遣調査
過日、衆議院の厚生労働委員会にてトルコ共和国とスウェーデン王国における社会保障制度・労働事情の調査を実施しました(委員長の私が団長となる議員団で訪問)。
●トルコ共和国
日本の双日も関わる官民連携の病院を視察。病床数が2,742床という巨大な病院(他に4,000床を超える病院もあるとのこと)で、運用の課題などを伺いました。トルコは2008年に国民皆保険を導入したばかりで医療提供体制の整備や社会的なコストの考え方も含めて制度自体が発展途上という印象です。大臣や議員団との意見交換もおこないました。
トルコ大国民議会にて意見交換
保健大臣との会談
●スウェーデン王国
人口は1,000万人程度ですが、ボルボやエリクソン、イケアなどグローバル企業も多く、福祉国家としても知られています。障害者雇用の現状を伺い、さらには先端医療の研究所と臨床現場が深く連携しているカロリンスカ大学病院などを訪問。医療・福祉が充実している国ではありますが自助努力も相当求められる制度で、大いに考えさせられました。地域医療との連携や、我が国が抱える医療制度の課題と照らし合わせて、今後の議論に生かして参ります。
サムハル社の障害者雇用について伺う
カロリンスカ大学病院の医療体制について伺う
健康保険法改正案が可決
6期目も引き続き衆議院の厚生労働委員長として活動しています。
予算成立後、各委員会では法案の審議がスタートしています。厚生労働委員会でも大臣所信への質疑から、今国会最初の法案でもある「健康保険法等の一部を改正する法律案」についての審議が始まりました。この法案は、医療保険制度をより公平な制度へと深化させる改正案です。
議論として話題になったのは、OTC医薬品との代替性が特に高い薬剤(いわゆるOTC類似薬)について薬剤費の一部を保険給付外とする一部保険外療養を創設するという点です。市販品で対応できる薬と処方薬との差を縮小する施策で、世代内の負担の公平性を確保するものです。
また、出産に伴う妊婦の経済的負担を軽減するため、出産の標準的な費用に係る給付体系の見直し等を行う改正も盛り込まれています。この施策は、標準費用が産科の経営に悪影響を与えない範囲で設定されるかどうかがポイントで、今後の対応にも注視が必要です。
もうひとつの大きな論点は高額療養費です。昨年もがん患者団体などから懸念の声があがり、仕切り直しで議論してきた施策です。高額療養費の支給要件等を定める際には、特に長期療養者の家計への影響が適切に考慮されるよう法律上明確化するという内容で、多数回の治療を受ける方々への配慮がなされています。
他にも多くの施策が盛り込まれた法案でしたが、委員会では共産党を除く全ての会派で賛成となり、本会議でも可決し参議院に送られました。
厚生労働分野は政策の幅も広く、党内の議論にも参加しながら多くの議員の意見も伺っています。国民生活に直結する政策でもありますので、これからも丁寧に関わって参ります。
6期目のスタート
この度の衆議院議員総選挙におきまして、多くの皆さまのご支援により6回目の当選を果たすことができました。6期目も、しっかりと働いて、仕事で結果を出してお応えしたいと思います。
また、雪もちらつく寒い中の選挙でしたが、サポートして頂いた全ての皆さまに、改めて感謝申し上げます。
今回の選挙では、高市政権へ大きな期待が寄せられ、自民党として多くの議席を頂きました。今後はメディアからの批判も厳しくなると思いますので、決して驕ること無く、今まで以上に丁寧な議論を心がけたいと思います。
また、ご期待頂いたとおり、高市政権が掲げる政策の実現に自民党として一丸となって取り組んで参ります。難しい課題も多々ありますが、総理が腹をくくっているので、徹底的に(でも丁寧に)前に進めていきます。






