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閉館前の図書館に乗り込んだ二人の男

そして絶対借りられない本を探し始める

中々自らない中更なるトラブルが巻き起こる

 

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2021年6月13日

映画館 キネマ館

 

一見無茶苦茶な行動、しかし、その真意は重く抱えたものが有るかも?

いや、まあコイツ等馬鹿じゃねぇか?と思うものもありますが。

 

そんな一見バカみたいな事をやってしまうのが本作。

ウサギの着ぐるみを被って図書館を押し入る話・・なんで押し入ったかって?

うん、馬鹿なんじゃね?そうじゃない?

なお、元々は演劇作品のようです。

 

本作のポイントは借りられない本。

閉館前の図書館にやってきた剣持と漆原、しかし二人はウサギの被り物をしており図書館強盗としてやってきた!

書士と客を縛り上げた二人は知人の遺言から絶対借りられない本に隠された宝の地図を探し始める。

ところが図書館に残っていた客の助けで書士が自由になり形成が逆転、追い込まれた剣持と漆原は事情を説明し共に本の探索を頼み書士たちも渋々了解。

 

果たして借りられない本に隠された宝の正体とは?

 

本作は二部構成となっており、前半は図書館を舞台にした本探し、後半はメンバーの死で燻っていたバンドマンの再生の話となっています。

どちらも剣持の無茶苦茶な行動がミソとなっています。

 

見どころは後半、バンドマンの演奏。

メンバーの死により後ろ向きになってしまった伝説のバンドマン。

そんな彼に剣持が活を入れる!

このシーンばかりは感動的なシーンとなっています。

 

気になった点は前半と後半で話がぶった切り過ぎている事。

前半はコメディに見せて重い話、後半は青春の苦みから感動モノと話の内容がまったく異なっているのが難点。

共通点がウサギの被り物しかないわー(ウソ)。

 

どちらにせコメディによてシリアスにせよ感動モノにせよ中途半端となってしまった本作。

良く言えばバリエーション豊かとも言えるので、奇抜な設定で楽しみたいのであればよいのかも。

なお、ラーメン屋のくだりは面白いので、アクセントになっています。

ウサギの被り物にピンと来た人は是非。

 

 

 

被りもの繋がりでチョイス。

まあ、面白いかと言われると・・