御釜神社
今日で無事に仙台でのお仕事がおわりました🏝️
さてこの間、視察いたしました塩釜町。
そこには御釜神社があり、塩釜を使った塩精製の釜があります。
近辺の貝塚遺跡からも、海水を煮詰めた土器の破片も数多く発見されています。✨
土器製塩が、鉄釜による製塩へと変わるのは、一般的には平安時代。
鉄釜の使用によって、塩の生産は飛躍的に発展したことでしょう。
1300年頃に描かれた塩津の風景画には、
二基の釜が描かれています。🤔
江戸時代には、世に変事のある時、その前触れとして、
御釜の水の色が変わるといわれていました。🤔
奥地名集には、釜はかつては七口あり、そのうち三口は盗賊に持ち去られたという伝説が記されています。
古代の製塩法を今に伝える塩焼神事なるものもあり、🥰
初日は沖で海築のホンダワラを創り取りだし、
二日目は、満潮時の海水を汲み、本樽に入れて運び、これを御釜に注ぎ入れ、
三日目は鉄をのせ、竹の上にホンダワラを広げ、海水を注ぎかけ、石で点火して釜の海水を煮詰め、塩を作ります。💝
古式に則ったその製塩法は、無形民俗文化財に指定🌻✨
奥の細道にも、芭蕉が釜を拝見とありますが、
この木の柵の間からすこし見えるのが、
芭蕉がみた釜だな🤔💋
うむ。タイムスリップしたようだ😌
さあ、今日も1日がんばっていきましょうね💓💋


丹六園



塩釜のゑびや
今日も引続き仙台です✨💓
さて今日は塩釜町です。
塩釜漁港があり、昔は天然塩作りや魚河岸、廻船問屋で賑わっていました🏝️
その塩釜町に江戸時代から残る建物があります。
旧ゑびや旅館
この建物は塩竈に現存する明治初期の貴重な町屋建築です。🍧
慶応三年に、塩釜町は大火に襲われました。
この建物はその復興のなか、
江戸時代から当地で旅館を営んでいた海老藤蔵によって建てられました。
当時としては珍しい木造三階建。
室内には港町らしさや、
松竹梅と桜をあしらった部屋ごとの内装の旅館も残る🤔
明治九年には、明治天皇による東北御巡幸の一行が塩竈を訪れます。
参議大隈重信ら二十二名は、 ゑびや旅館に宿泊したことが分かっています。✨
東北初の鉄道が上野——仙台——塩竈間に開通すると、
ゑびや旅館は駅前に出店。
この建物はゑびやの経理担当であった日野友吉が継承。
明治から大正にかけて、塩竈芸者と旦那衆らによる伝統的な芸能文化の舞台ともなっていきます。🥰
明治の頃の塩竜の街並みにも、えびや旅館がみえますね💌
昭和の町というよりは、江戸、明治の香りを残す町並み的ですね😌
伝統は伝わっています。


