『 TRASH 』 ALICE COOPER | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

アクセス解析を見ると、先日紹介したNIGHTWISHの「OCEANBORN」アルバムの紹介の記事( http://ameblo.jp/m-katsubou/entry-11443273128.html ) の閲覧数がとても多かった事がわかりました。あんなショボい記事なのにご覧頂いて、本当にありがとうございました音譜


で、調子に乗ってNIGHTWISHの他のアルバムの記事を書いてて、昨日ミスから記事を消してしまったのです(笑)。力作だったので、精神的にダメージ叫びが残りました(笑)。ですので、今回は比較的リラックスして聴けるアルバムを紹介します。


今回紹介するアーティストは「 ALICE COOPER 」(個人名なので以下アリスと記載)で、アルバム名は 『 TRASH 』 (以下本作と記載 1989年作品)です。


かつぼうのブログ-alice001

アルバムの紹介前に、アリス本人について紹介します。可愛らしいラブラブ名前ですが、男性アーティストです。1969年にデビューして、70年代にリリースしたアルバムがヒット。ビッグスターになりますが、70年代終盤~80年代中盤に低迷。起死回生を賭けてリリースしたアルバムが本作爆弾です。ですが、かなり勝率の高い賭けだったでしょう。当時の流行でもあった「外部ソングライター」を起用し、アリスをリスペクトしていた当時の大勢の人気ミュージシャンがアルバム製作に参加してくれましたから。


アリスの出す音は、簡単に言えば 『 典型的なアメリカンロックをバックに、暗く煮え切らないヴォーカルが乗る 』 です。本作のプロデューサーは当時売れに売れていたデスモンド・チャイルドという人でしたので、↑に 『 キャッチーさドキドキ 』 が加わる筈なのですが.....。そこは、アリスの持つ雰囲気もあり「キャッチーだけど、どこか煮え切らない音」となっています。


↑にも書いた通り、参加ミュージシャンが豪華宝石赤なのが話題でした。ジョン・ボンジョヴィ、リッチー・サンボラ、エアロスミス、キップ・ウィンガー(元々アリスのバックバンド出身)、スティーヴ・ルカサー等です。当時はこれを聞いただけでワクワクしました。チョキ


アルバムの内容は、期待を裏切らなかった、いや!大幅に期待以上音譜でした。アリスは1991年に「HEY STUPID」というアルバムをリリースしています。そちらも良い作品ですが、個人的には本作を強く推しますパンチ!



以下、全曲紹介です。



① POISON ・・・ アルバムのオープニング曲は、妖しいギターイントロで始まるスロー&ヘヴィーなロック曲です。歌詞が結構工ッチです。静かに始まり段々と盛り上がっていく展開、キャッチー&ダークな雰囲気が最高です。アリスのソロ作品なのでギターはあまり出しゃばっていませんが、リフや短いですがテクニカルなソロが意外に(失礼?)良いです。


http://www.youtube.com/watch?v=mMrcYDrtjng

② SPARK IN THE DARK ・・・ バリバリ(死語)のギターイントロが心地よい、ミドルテンポのノリが良いロック曲です。サビの歌メロは、一度覚えたら一緒に歌ってしまうでしょう。出しゃばりませんが、バックでギターが良い仕事をしています。


③ HOUSE OF FIRE ・・・ あまりに「ボンジョヴィっぽい」イントロを聴いた時はどうしようと思いましたが(笑)、ヴォーカルが入ったらちゃんと「アリス」になりました。①からダークさを少々抜いた感じで個人的には明るすぎだと思いましたが、この曲を好きなファンは多いでしょうね。


④ WHY TRUST YOU ・・・ ③と同じ様なキャッチーな曲ですが、ギターがバリバリ(死語)かき鳴っているので個人的にはこっちの方が好み。「お前なんて信用できねーよ!」アリスは誰に向かって言っていたのかな?(笑)


⑤ ONLY MY HEART TALKIN' ・・・ ブルージーなギターイントロと語りかける様なアリスのヴォーカルが心地よい、パワーバラード曲。エアロのスティーヴン・タイラーがコーラスで参加していますが、曲の終盤にアリスとの掛け合いがあります。それもカッコ良いです。切なくも笑えるヴィデオがあります。


http://www.youtube.com/watch?v=rhb6exmrwyE

⑥ BED OF NAIL ・・・ 後半一発目は、ギターの逆再生とキーボードのイントロがドラマティックなロック曲。曲は、ボンジョヴィをダーク&ハードにした感じです。人気ある曲でしょうね。


⑦ THIS MANIACS' IN LOVE WITH YOU ・・・ 雰囲気は一転、アリスにしては軽快なロック曲です。この曲の人気は、あまり高くはないでしょう。ですが個人的には、ドラマティックな曲が続く本作の良いアクセントになっていると思います。一番好きではないものの、欠かせない曲って印象があります。


⑧ TRASH ・・・ いかにもアリスっぽい曲。ジョン・ボンジョヴィのコーラスが良いですし、終盤のアリスとの掛け合いも絶妙でした。


⑨ HELL IS LIVING WITHOUT YOU ・・・ 間違いなく本作のハイライト曲であろう、哀愁漂うパワーバラード曲です。ボンジョヴィが提供した曲とか、そんな細かい事なんてどうでもいい。妖しいイントロ、曲の展開、エモーショナルなギターソロ、曲の終わりの余韻.....。アリスのダミ声まで見事に曲にマッチしており、すべてが最高れべるです。


http://www.youtube.com/watch?v=yLpMIjGrJS4


⑩ I'M YOUR GUN ・・・ 名作アルバムのラストを飾るのは、アルバム唯一の疾走系ロック曲。アリスのヴォーカルもですが、曲を通してバリバリ(死語)のギターが最高にカッコいいです。



アルバムにはこの後、ボーナストラックという余計な物が2曲も収録されてしまっています。雰囲気を壊す邪魔な曲叫びなんて紹介しません。



あらためてアルバムを聴き直しましたが、やはり良いアルバムですチョキ。アリスは異様な外見もあり、食わず嫌いで聴いていない方も多いです。まだ聴いた事が無い方は、是非お試し下さい