久しぶりに朝ドラの記事です

連続テレビ小説「虎に翼」より

 

日本史上初めて法曹の世界に飛び込み

のちに裁判官になった三淵嘉子さんの

人生に基づくオリジナルストーリー

 

第19回放送で(ネタバレ注意!)

心理に関する印象深いシーンが

ありましたのでご紹介します

 

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主人公寅子が通う明律大学法学部の

同級生である花岡の提案で

クラスの花岡ら男子と

寅子、梅子ら女子が

親睦のためハイキングに出かけた

 

花岡は普段学友の女子を最大限尊重し

紳士的に振る舞っていたが

心の底では女性(梅子ら)を見下して

いることがわかり寅子と口論になった

 

ハイキングで崖から落ちた花岡は

ケガのため入院

言い争っていた寅子は

責任を感じて見舞いに行くが

退院した花岡と入れ違いになる

 

包帯姿の花岡は大学に戻り

梅子への侮辱的な発言を

真摯に梅子に謝罪した

紳士的な振る舞いの裏に隠された

「本当の気持ち」を打ち明けた

 

 

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花岡の今まで見せていた

紳士的な振る舞いの裏に

隠された本当の気持ちに

 

梅子「ううん。どれもあなたよ。人は、持っている顔は1つじゃないから。たとえ周りに強いられていても、本心じゃなくて演じているだけでも、全部花岡さんなの」

花岡「そうですよね。この期に及んで自己弁護ばかり」  

梅子「そりゃ、自分がかわいいのは当たり前。でも、花岡さんが思う本当の自分があるなら、大切にしてね。そこに近づくよう、頑張ってみなさいよ...」

 

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ユング心理学で

ペルソナは仮面と言う意味

 

この仮面は

私たちが社会生活において

周囲に見せる「顔」を指し

無意識に使い分けていることが

多いと言われています

 

紳士的な振る舞いとは別に

調子に乗って浮かれたり

仲間に舐められたくない..

といったさまざまな

花岡の「顔」が見られました

 

梅子の言うように

人は、持っている顔は1つではなく

それぞれの場に適した

「顔」を演じながら

周囲に適応しようとしています

 

 

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花岡のように

時には演じている「顔」が

辛いと思う時もありますが

 

どの「顔」も全て花岡であって

あなたの身を守ってきたもの

これは何か特別ではなくて

誰もが持っているものです

 

このような「顔」を

受け入れ大切にすることで

人は生きやすくなります

 

あなたが思う

本当の自分があるのなら

大切にしてくださいね

 

 

カウンセリングでは

相談者が抱えるこころの仮面と

向き合えるような関わりを

大切にしています

 

 

長文を最後まで読んでいただいて

ありがとうございました。

 

 

あなたの夢を

応援しています❀

 

 

 

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