食で楽しむ魔女（まり）です。
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父の面会の往復の新幹線で書いていましたが
まとまらず、日にちだけ経ちました。
今日はスキーの日なのね。
スキーが大好きで、
山越えスキーなどもしていた父。
雪とともに父は旅立ちました。
書き足しながら覚書と気持ちの整理に。
父が亡くなり
病院で安置された部屋の窓から
雪で白くなった景色
時々舞う雪
時々見える青空
鳥の声
明るい日差し
スキー、登山、温泉が好きな父らしい･･･
そう思い、お医者さんにお話したら
お医者さんから、
昨夜から雪が降りはじめて今年はじめて積もった、と
カーテンを開けて下さり、
父や私たちに雪景色が見えるようにして下さいました。
リハビリ科の先生たちからは、
年末までリハビリをして回復してます、
１月になれば面会出来ますと、言われ
とても楽しみにしていました。
今年に入り病院から急変したと。
慌てて面会に行って声をかけ、
まぶたを動かしたので
少し安心して帰宅しました。
交通事故の損傷が大きく、
口からの食事が出来なくなり、
栄養を胃にチューブで送っていましたが
それが逆流し何度も誤嚥性肺炎に。
抗生剤で回復し、またと･･･繰り返し、
抗生剤が効かなくなり、急変。
色々な治療をしましたが意識が戻らず、
呼吸が止まりそうです、
後１時間持つかどうか、
雪が降り始めました、いらっしゃる時は
暖かくしてお気をつけてと。
その時、新幹線はすでに終電、
タクシーで向かうにも間に合わない。
なにより病院から帰宅したばかりで
母の体力も限界。
そのことを病院にお話したら
お医者さんと看護師さんから
行かれないかわりにと
状況を何度も何度もお電話して下さいました。
新幹線が動いたら行くから待ってて、と
伝えて欲しいと言ったら、
励みになるから伝えますね、
聴覚は最後まで残るからと、
温かく精一杯のことをして下さいました。
私達は自宅でしたが、
その場にいるような感覚でした。
昨年2023年7月。
散歩中に車にはねられ交通事故にあった父。
奇跡的に即死をまぬがれ、
救急隊員の処置で病院まで生命をつなぎ
意識不明がずーっと続き
お医者さんからは、難しいと、、、
意識がない父を起こすべく
必死で毎日、声掛けに行きました。
願いが通じたのか、
父が目をあけ、手を握ってくれた8月。
お医者さんも看護師さんもソーシャルワーカーさんも
みんなビックリ！！
リハビリが出来る！と、私は勝手に喜びましたが、
気管切開したり管や器械がついてると
リハビリ出来る病院はほぼなく、
反応や意識にもムラがあるので難しいと、、、
救急科のお医者さんが、遠くて良ければ、
救急科で週に2回行ってる病院で受け入れて
リハビリをして、引き続き診ますよ、と。
ただし急変した時、
遠いので間に合わない可能性が高いこと、
感染症対策で面会が現在は出来ないこと。
とても悩みましたが、
体を動かすことが好きな父から、
リハビリしたいと意思表情されたこと、
アンバサダーをしている群馬、
父が良くスキーや温泉、登山に行くお気に入りの地、
これはきっと御縁よね、とお願いしました。
病院への移動中は、
私が父の様子をみてタンをとりながら、
なれないのでヒヤヒヤでした。
病院に到着後、父は検査などが始まり、私は手続き。
別れる時、父が不安そうな顔に。
お医者さんからは、不安に感じていると言うことは
反応がちゃんと出来ている証拠。
すごい回復力、体力なので、精一杯の治療、リハビリをしますと
言われ
もう少し一緒にいたかったな、と思いながら
元気になる希望を選択したんだと言い聞かせて新幹線で帰宅。
気管切開しても、
スピーチカニューレという
器械で声を出せるものがあります。
ただスピーチカニューレは
湿度やタンの問題があって
調子が良く、意識がハッキリしてる時だけ、
様子をみながらしか出来ませんでした。
交通事故後。
1度だけ父の声を聞けました。
その時、
父が私の名前を読んでくれて
お誕生日にシフォンケーキ焼くからねと言ったら
「シフォンケーキ」言ってくれたこと、、、
思い出すと涙が出てきます。
私が聞いたのではありませんが、
「元気になって自分が頑張らなきゃ」と言っていたと聞きました。
父の交通事故。
診断書を、みれは即死でなくとも
救急車の中か、24時間、36時間以内に死亡する確率7～8割の診断名がずらりと並んでいました。
車に投げ飛ばされ
頭蓋骨・顔面・鼻・頬・骨盤も右肩の骨など･･･体中の骨折。
くも膜下出血、脳挫傷、気脳症、右目失明などなど覚えきれない診断名のあと、回復は難しいと書かれていました。
自分の父を見ても一瞬、誰だか分からない状態から、
今は事故前の顔に戻ったのが救いであり
その反面
ここまで回復したのに、なんで、、と。
感染症や誤嚥肺炎を繰り返して息を引き取る、と
お医者さんの見立て通りの亡くなり方でした。
交通事故後ここまで生きられ、
リハビリに山を見に連れて行て下さり、喜ばれました、など。
本当に精一杯して頂いたことに、ありがたく感謝し
父も回復に意欲を見せていただけに
何で･･･と思いながら
仕方ないと、交通事故だから仕方ないんだと
自分に言い聞かせています。
疾患もなく、元気だっただけに
交通事故さえ、なければと
本当に残念でなりません。
頭が回らず、気持ちもついていきません。
父のこと
皆様からたくさんご心配や励ましのお言葉
本当にありがとうございました。
その気持ちが届いたからこそ、
ここまで生きられたんだと思います。
改めて、ありがとうございました。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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