バブソンMBAのベンチャー日記 -123ページ目

2010年代に伸びる産業はどこか?

起業する、もしくは、ベンチャー投資する上で最も大切なことは、産業として伸びる分野にフォーカスすることです。市場自体が成長しているという追い風があるかどうかで、ベンチャー企業の生存確率は大きく変わります。

最近いろんな人と、今後の有望マーケットはどこかという議論する機会があるのですが、よく出てくるキーワードは、

・シニア
・農業
・環境/エコ
・バイオ/製薬/医療


などです。

そんななか、私が注目しているのは、「シニア・マーケット」。

日本で団塊世代が大量退職して一時注目を集めましたが、本当のシニアマーケットが顕在化してくるのは、実は10年後、20年後です。日本の人口動態が大きく構造変化し、消費の主役が30~40代から、50~70代に移っていくからです。

なので、シニアを対象にしたビジネスは、ポテンシャルが大きいのです。

そんな中、新しいチャレンジをしている企業があります。小僧com株式会社。ライブドア元社長の平松さんが立ち上げた、シニア向けビジネスを展開するベンチャーです。先日小僧SNS村という、アクティブシニア向けコミュニティサイトを立ち上げました。
「小僧SNS村」は、小僧comが提案する、50、60はハナタレ小僧、30、40はヨチヨチ歩きという思いに共感し、人生の後半戦を健康で、楽しく、賢く、豊かに過ごしたいと考える人々=小僧たちのコミュニティ。アクティブで知的好奇心旺盛な小僧たちが集い、交流し、世界に向けて発信するセミオープン型SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
洗練されたモラルある大人のコミュニティであると同時に、どこか懐かしい、一人ひとりの温もりが感じられる故郷の「村」のようなコミュニティ。それが小僧SNS村です。
小僧SNS村での交流を通じ、そこで醸成される様々なメッセージを社会に発信することで、自分たちの満足のためだけではなく、より住みやすい世界を創出するための一躍を担うことも目指します。
小僧SNS村は、人生最高の価値であるQuality Encounter(質の高い出会い)を実現してくれる場です。

まだビジネスモデルが見えきっていない分、今後どのように成長していくか楽しみです。

米国の失業率は、9%超に。

昨日、米労働省が発表した09年5月の失業率は、9.4%にまで上昇しました。町を歩けば、約10人に1人は仕事をしていないということなので、異常です。

失業者数は1450万人いると報道されており、オランダの人口(1650万人)に近しい規模の人たちが職を失っているわけです。

加えて言うと、GMのリストラなどの本格化はこれからですし、企業の採用が回復するにはまだ当分時間がかかることから、失業率はこれからも上昇し続けることが予想されています。15%くらいまでいくかもしれません。

※日経NETより
世界に通用するベンチャーを創るブログ-失業率

一方日本の失業率は、09年4月時点で5.0%。ハローワークは、失業者でごった返しているようですが、数値だけでいうと米国と比べて、これでもまだまだよい方ですね。

コンサルの営業

最近、営業はどうやっているのとよく聞かれます。

ありとあらゆる手段を用います!

と答えていますが、本当です。

個人的なツテもありますし、他者からの紹介もありますし、交流会の名刺交換もありますし、このブログもその一つでもありますし、飛び込みもします。

私はNRI時代、営業というのはほとんどしてこなかったですし、どういうことをやれば、コンサルの仕事がとれるのか教えてもらったこともありません。なので、正直なところ、いまだに営業のコツはわかりません。暗中模索で、日々勉強です。あー、あれまずったなぁと、振り返って反省することも多いです。

前職を辞めた後、営業のコツを知りたくて、お世話になったT部長に教えを乞うた所、、、

「コンサルの営業は、恋愛と同じだっ!!

と、奥の深そうなお答えが返ってきました。要は、”第一印象”と”愛を貫く”ことが大事だということでした。

プロフェッショナルなので、(顔がぶちゃいくでも)服装はしゃんとしていないと仕事を頼む気にはならないし、一生懸命自社のことを考えてくれていることが伝われないと駄目だということなのだと思います。

先日、日経新聞の一面にNRIのK部長のコメントが出ていました。アクが強いK部長が、昔仰っていたことに、

「顧客創造の本質は、先義後利の愛である」

という名言がありました。

当時は、「ふぅー~ん」で済ませていましたが、今は非常に奥の深い言葉だと思っています。

先義後利とは、「義を先にして利を後にするものは栄える」という意味の中国の古典に由来する言葉です。

仕事の種類は問わず、営業(=お客様を創る)という活動の根本には、お客様に対する義を先んじることが、結果として双方の利につながるという真理があり、自社の利益だけに主眼をおいた営業活動はうまくいかないということなのだと思います。