寒くて暗い北側の部屋が過ごしやすくなる!インテリアのアイデア その1
こんにちわ!家事も仕事も自己肯定感も上向く癒しのインテリアを提案するコーデイネーターあさひな ななこですプロフィールはこちらです気づけば師走ですね。温暖化とはいえ、北風が冷たい、寒さに震える日も増えました。リノベーションと模様替えで関わっている2件のマンションのご案件で、同時に、「北側の洋室はほとんど使っていなくて、みんな南側のリビングに集まってきてしまう」という話を聞きました。冬にリビングで、ご家族で過ごすのは楽しいのですが、勉強のものやプライベートのものを持ち込まれて困ってしまうという声も。せっかくのプライベートスペースも使わないともったいないですよね。なぜ冬に北側の部屋に入りたくないのか??エアコンは効いているのに、です。北側の部屋で、共用廊下に面している場合とか、窓の外の軒が深い部屋だと、光も入りづらく、寒々しい印象があって、それが心理的要因になって、「なんとなくそこでは過ごしたくないなー」という、気持ちになってしまうんですね。そんな寒々しいお部屋も、ちょっとインテリアを工夫するだけで、簡単に明るく過ごしたくなるようなお部屋にチェンジできちゃうんですよ!この2件のご案件でも実践している方法を、何回かに分けてご紹介いたします。壁や家具の色を明るくする今回はズバリ、壁や家具の色を明るくする、です。壁の色のトーンを明るくするだけで、不思議なくらい部屋の中が明るくなります。明るい色は反射率が高いので、窓から入る光が乱反射して、実際にお部屋を明るくしてくれるんです。例えばミディアムグレーの壁を明るいベージュカラーに変えるだけで、見違えるぐらいお部屋の印象が明るくなりますよ。お部屋の壁にクロスやペイントの見本を並べてみて、一段二段明るいなと思う色を選べば大丈夫です。色を決めるときに注意してほしいのは、少し大きめのサンプルで確認してほしいということです。色は面積が大きくなると、チップサンプルとは違う見え方になります。ベーシックな淡い色を選ぶと、柔らかく広がる効果が得られ、お部屋も広く見えますが、ちょっと強めの色を選んでしまうと、かなり色味が強調され、お部屋にも圧迫感を与えてしまいます。クロスの場合は、A4サイズくらいのサンプルがメーカーから取り寄せできます。ペイントの場合も、可能であれば色見本を見せてもらったり送ってもらったりして、少し大きな面積で確認してみてくださいね。もし、すべての壁面を変えることが難しければ、一面だけアクセントで明るいトーンのクロスをDIYしてみたり、ペイントしたりするだけでも、見違えるほど変わると思います。建具に明るいシートを貼ってDIYするのもよいでしょう。でも、そこまでするのは大変、💦という場合には、面積の大きいアイテム、例えばデスクの天板を明るい色にしてみたり、カーテンを明るいトーンにしてみたり、明るい色のラグを敷いてみましょう。それだけで、お部屋が一段階明るくなったと感じるはずです。また壁に明るいトーンの大き目のアートを掛けても良いと思います。例えば、ウッド天板のデスクをホワイト系の色に変えてみるとか、シルバーっぽいラグを敷いてみるとか。お部屋のイメチェンになりますね!因みに、反射する色は、光が当たったものの色を帯びます。例えば、今年の夏、近所に外壁を真っ白に塗り替えたお宅があり、目の前に明るい緑が茂っていたのですが、白い壁に緑色が反射していて、薄いグリーンに見えました。光の色によって、実は体感温度って変わるのですが電球色の赤い光を浴びると、気温が変わらなくても、温かく感じます。つまり、壁や家具の色を考えるとき、ブルーベースよりもイエローベースの方が温かみを感じる光がお部屋に回ることになります。 同じライトベージュやライトグレーでも、いわゆるクール系なのか、ウォーム系なのかで変わりますので、試してみてくださいね!いかがでしたか?年末年始、お部屋づくり楽しんでみてくださいねー。また続きをアップします!! ↑↑ HPも更新しました!