新築や模様替えでクロス選びをされることがあると思いますが、
アクセントクロスはデザインやカラーがはっきりしていて選びやすく思うのに、
ベースクロスはみんな似たように見えて、
どれを選んでよいのか分からない、 という方、多いと思います。
将来好みのテイストが変わって模様替えしても、背景として受け止めてくれる、
大きな器となるようなベースクロス。
床との相性がしっくりくる、飽きがこない、
包まれる自分がリラックスできるものを選びたいですね。
実際に部屋の中に日の光が差したときや、
照明の当たり具合によっても表情が変わってくるので、
イメージしながら選ぶと良いと思います。
リフォームの際など、職人さんなどから、
施工がしやすいことから、
量産クロスというものを勧められることもあるかと思います。
量産クロスは厚みがあって下地が目立たない安価なもので、
賃貸住宅などによく貼られていますが、
表情が乏しく、色数もおおざっぱです。
それよりも、
施工の際に入念な下地の処理など必要になることがあるかもしれませんが、
1000番という、1000円/㎡の商品の方がはるかにバリエーション豊富です
各社カタログもたくさんでていますよ。
オフホワイト系、ベージュ系、グレー系、アースカラーなどの
ベーシックなカラーでも
ニュアンスは千差万別。
最近では、季節による光や大気のうつろいといった、
微妙な表情を表現したものもありますよ。
テクスチャーの表情はどうか、光をどう反射するか。
カラーの明るさ、鮮やかさはどうか。
WEBカタログだけでは判別できないので、
A4サイズのサンプルを取り寄せたり、
実際にショールームに出向いて、
大判サンプルで確認することがおススメ です。
こちらはサンゲツ品川ショールーム。
カタログに貼られた小さなサンプルで見ていると、
すごく色とテクスチャーがはっきりしているように感じたのに、
大判サンプルで見るとあまり目立たなかったり、
逆に大判で見ると、良い表情をもっていることに気づいたりします。
ですので、
大判サンプルは、手元で見るだけではなく、
壁に立てかけて、少し離れたところから確認してみてください。 ➡これ大事
因みに、これはソファの張地などを選ぶ際にも同じことが言えます。
家具屋さんなどにいって張地サンプルを確認するときは、
手触りを手元で確認するだけでなく、
必ずソファに立てかけて離れてみることをおススメいたします。
私も先日、自宅アトリエに貼るクロスを確認しにいきました。
訪れたのは、恵比寿にある輸入壁紙専門店 WALPA TOKYO
素敵なクロスばかりで気分あがりっぱなし
ベースクロスをサンゲツで5種類選定していったのですが、
下の画像、左下の、
光や照明があたると仄かに光るような淡いベージュのものに決めました。
あまりマットなものにしてしまうと、
アクセントクロスと妙に差がついてしまいますが、
立体的なゴールドの箔より弱く光る加減が、
お互いを引き立てて、すごくいいなと気に入りました。
いま使っているオーク系の家具とも相性が良いですが、
将来、ウォルナット系に買い替えたときも合いそうですし、
他にグリーンやアートを飾っても相性が良さそう。
さらに、
アクセントに少し赤を持ってきても、
見映えがして良さそうだな、とか、
考えがどんどん広がってワクワクします!!
ぜひ参考にされてみてくださいね!
いかがでしたか?
ベースクロス選び、ぜひ楽しんでみてくださいね!
↑↑ HPも開設しましたよ!