失敗!帰国生入試に向けて親が準備しそこねたこと。 | 更新は全然頑張らない備忘録@フランス語圏スイス

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自分が後で振り返って「あ~、あの時はこうだったんだ」と思い出すための備忘録のようなもの。
海外生活、持病(婦人科疾患やアレルギー)、高齢出産、育児、子供の受験などのつれづれ。

天気予報で警告されてはいましたが、今朝、4月4日のジュネーブは本当に雪が積もりました。

 

 

 

帰国生入試に向けて親が準備したこと。その1の続きです。

 

本当は、準備したこと、として住民票の話にするつもりだったのですが、時期的にこちらを先にするほうが大切かな?と思いましたので急遽変更。

 

子供のために、帰国前に親が準備すべきだったのに、私はウッカリしていてやりそこねたこと。

 

 

 

↑ とにかく参考画像が欲しかったのでアフィリエイト検索して出てきた一番上のものを貼ってみました。

 

 

スーツを用意しなくちゃ!

日本の高校と違って制服が無いので、面接試験用のスーツが必要です。

それに、男の子ならハイスクールの卒業式でも使うんです。制服が無いんだから。

 

ハイスクールの卒業式が5月末。多少は直しも必要だということを考えると、そろそろ準備しなければ間に合いません。ジュネーブではスーツを買ってもそのお店では直しを引き受けてはくれず、お針子さんを紹介してくれるだけなので、自分でお針子さんと交渉しなければなりません。

ヨーロッパではなにをするにも、やたらと時間がかかります。

たとえば、もうじきイースターの時期になるので、その間は一切、物事が進みません。

 

それなのに、ロットも私も、ザー本人も、日本への帰国準備に気が取られて、スーツが必要だということを失念していました。

 

なにしろ、ロットや私は日本の高校に通っていたので、インターナショナルスクール(アメリカ風)は日本の高校とは違う、ということが最後までよく呑み込めていませんでした。自分たちの高校時代は制服でしたから、「卒業式のために服を準備する」という概念がすっぽ抜けていました。

2年前、2015年の日本語補習校の中学の卒業式の時には、買ったのにね。ホント、どうして忘れちゃったのか・・・。_| ̄|○。

 

また、30年前、ロットも私も一般入試しか受けなかったので、「面接試験用の服が必要」というイメージもまったく無かったのです。

 

せめてプロムで女の子と踊りたい、とでも言ってくれたら、いくら私でもスーツが要る!と思い出していたと思います。

けれども残念ながらザーにはそういう浮いた話もありませんでした。

 

そーだよ!女の子だったら、私だって気が付きましたよ。

プロム用のドレスが要るよね。式典用には何を用意しようかって。

 

まあ、我が家のようなウッカリ×3 みたいなご家庭は滅多に無いとは思いますが。

 

ザーは結局、日本に行った後で、予備校の指導で面接試験用のスーツを買いました。

ゴメンね、息子よ。抜けてる母親で。

スーツは、帰国生受験の必需品でした><。

 

以下、オマケ 「スーツの話、大学入学式編」

 

一浪しましたが、なんとか今年は合格した長男ザー。入学準備を始めて一週間。

部屋探しをきっかけに、大学生協のサイトを丹念に見ていたソニック。

スーツの割引クーポンがあるのが目に留まりました。

 

ソニック 「そーだ!入学式用のスーツが要るんだった。エンドラさん(ソニックの母)、悪いけど、ザーをスーツ屋に連れて行って、ワイシャツや靴、ベルトも含めて、見繕ってもらえないかしら。」

 

予備校の寮は3月中ばまでには退去しなければいけないので、ザーは新居に引っ越すまでの2週間ほど、ソニックの実家に身を寄せていました。

 

エンドラ 「え?ザーの荷物の中にはちゃんと、スーツがあったわよ。こっちに来てすぐに、吊るしておいたわ。わざわざ買いに行く必要なんか無いわよ。」

 

ソニック 「でも、それは秋冬物でしょ?入学式には春夏物が要るんじゃない?それに、そのスーツ買ったのは1年半も前だから、サイズが・・・」

 

エンドラ 「大丈夫よ。十分使えるわ。新しいのなんか買わなくていいのよ。勿体ない。」

 

ソニック 「分かった。じゃあ、ザーにそのスーツを着せて、記念写真を撮っておいてもらえないかしら。これから証明写真が必要になるかもしれないから」

 

エンドラ 「いちいち大袈裟ねえ。まあ、撮っておいてもいいけど。」

 

数日後

エンドラ 「やっぱり、スーツを買いに連れて行くわ!着せてみたらサイズがきつくなって、すごく不格好だったの><」

 

ソニック 「え?使えるって言ってたのに、サイズを確認してなかったの?( ゚Д゚)」

 

エンドラ 「記念写真のほうはもう諦めて!もう時間が足りないから。」

 

十代ではまだまだ、短期間にサイズが変わってしまいます。

2017年の秋に作ったスーツでは、2019年の春にはもう、体に合わなくなってしまったみたい。

 

慌てて大学生協の「スーツの割引クーポン」のURLをザーの携帯とエンドラさんとに送りました。

ソニック 「ダメ元でこのクーポン、使ってみて。大手のチェーンの紳士服専門店ならたいてい、このクーポンでもう一声割引してくれるらしいから。」

 

ちゃんと割引してもらえたそうです。

このスーツはきっと、1回きりってことにはならないわよ。2020年初めに、成人式で使うことになるから。

 

帰国生入試に向けて親が準備したこと。その2(予約投稿につき、4月6日に公開。主に住民票について)に続く。