2019年2月16日(土)~2月23日(土) イタリア北西部 ヴァッレ・ダオスタ州 PILA(ピーラ)スキーリゾート旅行記

 

PILA 2日目。え?ローミング容量制限><の続きです。

 

2月18日(月)の朝になりました。

さあ、今日からはスキー教室が始まります。

 

ロット 「えっと、スクールの集合場所はスキーをしない人でも乗れる小さいリフトを1個乗った先だから、ソニックにお願い・・・・」

 

ソニック 「え?隣のスキースクールじゃないの???」

 

私たちが泊まっていた宿の隣にScuola Sci Evolution というスキースクールがありました。

当然その教室に予約したとばかり思っていたのですが、なぜわざわざリフト1つ乗った先???

 

ロット 「隣にもう1つあったのか! しまった。俺が予約したのはSki School Pilaのほうだ。」

 

 

雪の積もったスキーコース、1㎞で高低差は100メートルくらいあるところを7歳のガルを連れて歩いて登れるわけがありません。

リフトに乗るしかありませんが

 

ソニック 「で、その小さいリフトだけ乗れる安いチケットって、あるの?」

ロット 「・・・・・無いよな。リフト券買ったら当然、アオスタの町から始まって、コースの頂上まで行く全域のリフトの券、だよな。」

 

ガルはまだ7歳なので、正規のチケットを持っている大人と同行する場合に限って使える無料チケットが買えます。

でも、スキーをまったくしない私が全域チケット5日間券、なんてけっこうなお値段のものを買うの?本当に?

 

ソニック 「リフト券買って、送迎以外に何するの?昼間、アオスタの町に観光?」

 

ロット 「いや、リフト乗り場って、アオスタの南側工業地帯。北側と違って何も無いところだし、北側とのアクセスもそんなに良くない。行っても仕方がないだろう・・・・。やっぱり送迎は俺がする。でもせめて、リフト乗り場まで付き合って><。」

 

後になって、リフト券買ってアオスタに食材やお惣菜の買い出しに通っても良かったかな?と思いました。というのは、最終日にジュネーブに帰る途中で、アオスタのリフト乗り場のそばに素敵な巨大ショッピングセンターを発見してしまったから。(イタリアはステキ!大型スーパーを楽しむ最終日参照)

でも、この時はまだ、アオスタの南部に降りても仕方がない、とロットも私も思っていました。

 

 

うわ、大行列!

アオスタの町から登るリフトが動き出すのは朝9時から。

スキー教室が始まるのは午前10時から。教室の始まる時間も近いので余計に大勢の親子連れが並んでいます。

一度に乗れる人数も少なく、スピードの遅い小さなチェアリフトだから時間がかかるのです。

 

 

最後尾はこのあたり。乗れるまでけっこう待たなくちゃいけないみたい。

明日はもっと早く出かけないと、ダメねえ。

 

ソニックは部屋に戻って掃除と洗濯です。

寝室側から窓の外を見ると、初心者レッスン用コースに人がいっぱい。とてもにぎわっています。


 

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こちらはリビング側のベランダから。ロットやガルが上っていったリフトの先、スキーコースの頂上がある側です。

 

気温は低め、風は冷たいのですが、広いベランダはお昼くらいからとても良く日が当たります。

アパートの備え付けの物干し台を出して、洗濯物を干しました。うーん、ちゃんとお日様が当たるように干そうとすると、ちょっと狭い?

ベランダに設置された大きなテーブルの上にも広げて干すことにしました。

 

あらま、土埃で真っ黒!先によくよく拭かないと、洗ったばかりの服が黒くなっちゃう。

これは想定外の重労働(笑)一切スキーはしていないのに筋肉痛で、イタ、タタタ・・・。

 

あら、ロットから電話だわ

 

ロット 「ソニック、ガルちゃんはこのまま滑りたいって言ってるから、お昼は適当に食べておいて。」

 

了解。1人分なら昼食の準備も簡単です。ジュネーブから持ってきた食材や、初日にクールマイユールで買ったお惣菜、傷まないうちに食べなくっちゃね。

 

広くて暖かく、居心地の良い部屋。洗濯も部屋で出来るし、キッチンも機能しているし、この調子ならなんとか一週間、快適に過ごせそうです。

 

PILA3日目、今夜はレストランへ に続く