最終日。リフトのAosta駅の場所を知るの続きです。
2月23日(土) ジュネーブに帰る日になりました。
朝10時にチェックアウトしたので、まっすぐ帰ればお昼過ぎにはジュネーブに着きますが、できたら昨年立ち寄った、アオスタの町のレストランでランチにしたいなあ。アオスタに向けて、山を下りました。
ところが、曲がりくねった山道を下りている間に7歳の長女ガルが酔ってしまいました。車を降りて休みたいと大騒ぎ。
そこで、看板が見えた大型ショッピングセンターに立ち寄ることにしました。
あれ?隣にあるのはスキーリフトのアオスタ駅?
リフトの駅はアオスタ市街の南側の工業地帯、周囲には何も無いってロットからは聞かされていたのに、全然話が違うじゃない。
リフト駅のすぐ隣にこんなに立派なショッピングセンターがあったなんて!
テンションが上がります♪
というのも、3年前、2016年の2月にイタリア北東部のスキーリゾート「マドンナ・ディ・カンピーリョ」からの帰り道に立ち寄ったガルダ湖西岸の町Salòの大型ショッピングセンター「Itarmark」が素晴らしかったから。
スキーリゾートはたいてい山の中の小さな集落ですから、スーパーもたいていは個人商店に毛が生えたような小規模なものがほとんど。確かに品ぞろえは工夫されていますが、全体に選択肢が少ないし、価格も高めです。
でも、平地の大型ショッピングセンターなら生鮮食料品の種類も豊富ですし、質も高い。ワインだってびっくりするほど安い普段使いのものから超高級品まで、選び放題です。普段は行けないイタリアのスーパーを思いっきりエンジョイするチャンス!
ロットも私も浮き浮き♪ 私たちの様子から「何かいいことありそう」と感じたのか、7歳の長女ガルも浮き浮き。
[2000]サッシカイア Sassicaia 20190416d6-4
27,000円
楽天 |
20年以上前、恋人時代にはレストランで一緒に飲んだこともあったわねえ。
今では値段が上がってしまって、とてもレストランでは頼めないワインになってしまいましたが。
いつのまにかショッピングカートには商品がいっぱいになっていました。
ソニック 「これ、車のどこに詰め込むの?」
ロット 「・・・・どうしょう・・・・。」
トランクにはもう隙間がありません。座席に無理やり詰め込むしか無さそうです。
少しでも空間を効率的に使うため、ソニックはガルの隣の後部座席から助手席に移動することにしました。
ところで、スキーリフトのアオスタ駅と、国鉄アオスタ駅が近いことも判明。確かに、スキーブーツを履いて板を背負って歩くとしたらちょっと厳しいけれど、装備を持たない私なら問題無く歩ける距離。国鉄駅を通り抜けて駅の北側に出たら、もうそこはローマが2000年前に築いた古都アオスタの旧市街が広がっているんですよ。遺跡や博物館はもちろん、イタリアらしいお洒落なお店もいっぱい。
ああ失敗。
一週間分のスキーチケットを私も買って、Pilaからアオスタの町の観光に通えばよかったのよ~!
スーパーで買い物を楽しんでいた間に、おやおや、もう正午近くになってしまいましたよ。
ロット 「お昼ご飯はアオスタで食べよう。ソニックの希望通り、去年行ったUlisseに行こう。」