ドクターとの会話 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

事の始まりは能天気

 

ヤル気のない時はだらけるのが一番 

 

新たな事実 

 

体調不良 

 

母親の勘 

 

私の全てをかけてこの子を守る 

 

少し希望の糸口が見えた 

 

ピーネスとの出会い の続きです。

 

 

ブログに書くつもりはなかったのですが、もし同じような状況にいる人がいたとしら、少しは参考になるかな?と言う思いで書いています。

 

過去を振り返って書いているので、今現在は全く持って大丈夫です。

 

 

思ったよりも早くにドクターのアポが取れ、これできっと問題解決♪

 

と意図も簡単に思ってドクターの元へ行きました。

 

私 「最近、疲れやすく、授業に集中しづらく、そして頭痛と腹痛が2週間くらい続いています。

 

ひょっとしたらマイナーディプレッションなのかも知れません。

 

でも自分では全くディプレスしたり、ストレスになるような要素はないと言っているんですが。」

 

ここからはドクターは私にではなくトーマスに質問し始めました。

 

先 「今何年生?」

 

ト 「5年生」

 

先 「と言うことは、小学校?それともIntermediate?」

 

ト 「Intermediate」

 

先 「あ~。そうなのね。」

 

多分先生は思ったことでしょう。

 

小学校からIntermediateにあがり、環境の変化があった。

 

多分それが要因の一つだろう、と。

 

でもね、私はそれはないと思っていました。

 

と言うのも、トーマスは新しい環境とか、緊張とか、そういうのは全く感じない子なんです。

 

それこそ生後6週間目からデイケアに行ったりしていて、

 

今までに4回デイケアが変わった時もスムーズに新しい場所に慣れていたし、

 

どこ連れて行っても誰とでも仲良くなり、クラス替えとか、席替えとか、

 

むしろ新しい環境にわくわくするタイプ。

 

そして、なんに対しても緊張しないタイプ。

 

何かの発表の場とか、テスト前とか。

 

私が、緊張しないの?と聞いても、緊張する意味がわからない、と言うくらい。

 

そして本番に強く、ここ一の時に力を発揮できるタイプ。

 

それからしばらく話をし、先生は言いました。

 

先 「話を聞くところによると、うつではないように思います。

 

この年齢の子は、学校が変わったり、友達が変わったり、思春期に入ったりでいろんな変化があり、

 

頭痛、腹痛を訴える子は結構いるんです。 実はよくある症状なんですよね。

 

診察の結果、これと言ってフィジカル的には問題ないから、大丈夫。

 

でも、カウンセリングをお勧めするわ。

 

これは、問題のある子だけじゃなく、全てのプレティーン、そして親御さんにお勧めしたいくらい。」

 

あ~、やっぱりね。

 

カウンセリングね。

 

私もそれは考えたわ?

 

私 「誰かお薦めなカウンセラーがいたら紹介してもらえます?」

 

先 「それは出来ないんだけど、いろんなカウンセラーがいるから、

 

ネットで検索することをお勧めするわ(リンクを教えてくれたけど、忘れました)」

 

私 「学校のカウンセラーはどうなんでしょう?」

 

先 「彼らももちろん素晴らしいけど、学校のカウンセラーはLong termじゃないから、学校以外のほうがいいかも」

 

そうなんだ。

 

でも私の中でちょっと不安がありました。

 

ハッピーじゃない原因もわからないのに、カウンセリングしても意味あるのだろうか?

 

それとも、カウンセラーが上手く原因を突き止めるヘルプをしてくれるのか?

 

先 「それから、これはかなり可能性は低いと思うんだけど、この年齢でADHDが発覚する子もよくいるの。

 

ADDとかだと、比較的年齢が低い頃からわかったりするんだけどね。

 

授業に集中しづらいとか、学力の高い子にADHDの症状が出ることもあるから、

 

多分違うとは思うけど、一応その事も頭のどこかに入れておいてね。

 

カウンセラーに相談してみるのもいいかも。」

 

ADHDの可能性は低いだろうなと思っていました。

 

今までもそんなことは全くなかったし、集中できないのは10月に入ってから突然現れた症状。

 

先 「カウンセリングと、後は、ベネドリルに似たような働きをする薬を処方するから、

 

ちょっとAnxietyを感じるような事があったら飲むと効果的だと思います。

 

リラックス効果があるから、エッジを和らげるし。

 

これはアディクションになったりしないから大丈夫。

 

一生飲んでも大丈夫なくらい。ちょっと眠くなるけどね。」

 

私 「え?そんな薬あるんですか?私が毎日飲みたいくらい!(爆)」

 

ここでは薬の名前は書きませんが、あとでググったら、

 

鼻炎などのアレルギー用の薬で、鼻や目の痒みを和らげると共に、

 

子供の精神を落ち着かせるのにも効果あり、と書いてありました。

 

多分、眠くなる=心が和らぐ、みたいな感じなのでしょう。

 

なので抗鬱剤、みたいなものでは全くありませんでした。

 

私が症状の一つに、ちょうど同じころ鼻炎が始まった、

 

そして手の肌荒れが始まったと言ったので、この薬を処方してくれたのかも知れません。

 

これで一安心、と思っていましたが、このアレルギーの薬はトーマスには全く効果ありませんでした。

 

試しに私もストレス溜まった日にこのアレルギー用のAnxietyを和らげる薬を飲んでみましたが、

 

ただ眠くなるだけで、全く効果ありませんでした。

 

緊張なんてしないこの子はAnxietyすら感じたこともないでしょう。

 

今思えば、先生は、あんまり最初から強い薬を出すのをためらい、

 

先ずはこのアレルギーの薬を処方してくれたのだと思います。

 

でも、当時の私は、「全くきかねーじゃねーか、ババア!」と少し苛立っていて(言い方)、

 

カウンセリングを勧められたけど、そんな悠長な事を言っていられるような気分ではなく、

 

先ずは10日飲み続けて見てくださいと言われていましたが、

 

そんな基本的なことはすっかり忘れ、

 

その3日後にまたドクターの予約を入れました。

 

つづく