ピーネスとの出会い の続きです。
ブログに書くつもりはなかったのですが、もし同じような状況にいる人がいたとしら、少しは参考になるかな?と言う思いで書いています。
過去を振り返って書いているので、今現在は全く持って大丈夫です。
思ったよりも早くにドクターのアポが取れ、これできっと問題解決♪
と意図も簡単に思ってドクターの元へ行きました。
私 「最近、疲れやすく、授業に集中しづらく、そして頭痛と腹痛が2週間くらい続いています。
ひょっとしたらマイナーディプレッションなのかも知れません。
でも自分では全くディプレスしたり、ストレスになるような要素はないと言っているんですが。」
ここからはドクターは私にではなくトーマスに質問し始めました。
先 「今何年生?」
ト 「5年生」
先 「と言うことは、小学校?それともIntermediate?」
ト 「Intermediate」
先 「あ~。そうなのね。」
多分先生は思ったことでしょう。
小学校からIntermediateにあがり、環境の変化があった。
多分それが要因の一つだろう、と。
でもね、私はそれはないと思っていました。
と言うのも、トーマスは新しい環境とか、緊張とか、そういうのは全く感じない子なんです。
それこそ生後6週間目からデイケアに行ったりしていて、
今までに4回デイケアが変わった時もスムーズに新しい場所に慣れていたし、
どこ連れて行っても誰とでも仲良くなり、クラス替えとか、席替えとか、
むしろ新しい環境にわくわくするタイプ。
そして、なんに対しても緊張しないタイプ。
何かの発表の場とか、テスト前とか。
私が、緊張しないの?と聞いても、緊張する意味がわからない、と言うくらい。
そして本番に強く、ここ一の時に力を発揮できるタイプ。
それからしばらく話をし、先生は言いました。
先 「話を聞くところによると、うつではないように思います。
この年齢の子は、学校が変わったり、友達が変わったり、思春期に入ったりでいろんな変化があり、
頭痛、腹痛を訴える子は結構いるんです。 実はよくある症状なんですよね。
診察の結果、これと言ってフィジカル的には問題ないから、大丈夫。
でも、カウンセリングをお勧めするわ。
これは、問題のある子だけじゃなく、全てのプレティーン、そして親御さんにお勧めしたいくらい。」
あ~、やっぱりね。
カウンセリングね。
私もそれは考えたわ?
私 「誰かお薦めなカウンセラーがいたら紹介してもらえます?」
先 「それは出来ないんだけど、いろんなカウンセラーがいるから、
ネットで検索することをお勧めするわ(リンクを教えてくれたけど、忘れました)」
私 「学校のカウンセラーはどうなんでしょう?」
先 「彼らももちろん素晴らしいけど、学校のカウンセラーはLong termじゃないから、学校以外のほうがいいかも」
そうなんだ。
でも私の中でちょっと不安がありました。
ハッピーじゃない原因もわからないのに、カウンセリングしても意味あるのだろうか?
それとも、カウンセラーが上手く原因を突き止めるヘルプをしてくれるのか?
先 「それから、これはかなり可能性は低いと思うんだけど、この年齢でADHDが発覚する子もよくいるの。
ADDとかだと、比較的年齢が低い頃からわかったりするんだけどね。
授業に集中しづらいとか、学力の高い子にADHDの症状が出ることもあるから、
多分違うとは思うけど、一応その事も頭のどこかに入れておいてね。
カウンセラーに相談してみるのもいいかも。」
ADHDの可能性は低いだろうなと思っていました。
今までもそんなことは全くなかったし、集中できないのは10月に入ってから突然現れた症状。
先 「カウンセリングと、後は、ベネドリルに似たような働きをする薬を処方するから、
ちょっとAnxietyを感じるような事があったら飲むと効果的だと思います。
リラックス効果があるから、エッジを和らげるし。
これはアディクションになったりしないから大丈夫。
一生飲んでも大丈夫なくらい。ちょっと眠くなるけどね。」
私 「え?そんな薬あるんですか?私が毎日飲みたいくらい!(爆)」
ここでは薬の名前は書きませんが、あとでググったら、
鼻炎などのアレルギー用の薬で、鼻や目の痒みを和らげると共に、
子供の精神を落ち着かせるのにも効果あり、と書いてありました。
多分、眠くなる=心が和らぐ、みたいな感じなのでしょう。
なので抗鬱剤、みたいなものでは全くありませんでした。
私が症状の一つに、ちょうど同じころ鼻炎が始まった、
そして手の肌荒れが始まったと言ったので、この薬を処方してくれたのかも知れません。
これで一安心、と思っていましたが、このアレルギーの薬はトーマスには全く効果ありませんでした。
試しに私もストレス溜まった日にこのアレルギー用のAnxietyを和らげる薬を飲んでみましたが、
ただ眠くなるだけで、全く効果ありませんでした。
緊張なんてしないこの子はAnxietyすら感じたこともないでしょう。
今思えば、先生は、あんまり最初から強い薬を出すのをためらい、
先ずはこのアレルギーの薬を処方してくれたのだと思います。
でも、当時の私は、「全くきかねーじゃねーか、ババア!」と少し苛立っていて(言い方)、
カウンセリングを勧められたけど、そんな悠長な事を言っていられるような気分ではなく、
先ずは10日飲み続けて見てくださいと言われていましたが、
そんな基本的なことはすっかり忘れ、
その3日後にまたドクターの予約を入れました。
つづく