事の始まりは能天気、そして
ヤル気のない時はだらけるのが一番 の続きです。
ブログに書くつもりはなかったのですが、もし同じような状況にいる人がいたとしら、少しは参考になるかな?と言う思いで書いています。
過去を振り返って書いているので、今現在は全く持って大丈夫です。
トーマスとの日常会話の中で、実はホームルームティーチャーが私に電話をくれたあの日、
いつもは明るいトーマスが、その日はいつもと違うと感じた先生がトーマスを教室の外に連れ出し、
何かあったのか聞いていたことがわかりました。
その時トーマスは、あまり本当の事を話す気分ではなかったようで、
先生には”表向きの理由”として、「マム(私)が最近ストレス溜まっているぽくて心配」と言ったらしいのです。
いや、ちょっと(笑)
まあ確かに、私自身もいろいろ大変な時だったけどね?(笑)
あ~、それで先生は、私を元気づけようとしてわざわざ電話くれたのね。
なんとなく、全てが辻褄が合ったような気がしました。
なんでその事を今まで言わなかったの?と言う私にトーマスは言いました。
「僕の事でマミーに心配かけさせたくないから。僕は大丈夫だよ!」
その時私は再確認しました。
この子はいつも自分の事よりも人の事を考慮する優しい子。
だからこそ、親の私がこの子の言動に注意して、先回りして心の中を読み取ってあげないと大変な事になるかも知れない。
と言うのも、私自身、トーマスと同じような性格なので、
彼の気持ちが手に取るようにわかるのです。
特に、自分の大切な人には心配をかけたくない、と言う思い。
自分の中で抱え込む。
でもそれは、人に相談したくないとか、人に弱い自分を見られたくないとかそういう理由では全くなく、
ただ単に私は自分の中で、自分のタイミングで答えを静かに出したいタイプ。
私は精神が強い人間なので大体の事は自分の中で処理出来て、すぐまた元気になれる。
でも結局そう言いながらも、そこまで強い人間ではなく、最終的には、その大切な人達に助けられるんですけどね。
きっとトーマスも私と同じタイプなのだと思います。
人から見たら、私はいつも能天気で悩みなどないと思われていることが多いです。
友達からもよく、「いいね~、Leahちゃんは悩みとかなさそうで」とよく言われました。
そんな中でも、私のちょっとした心の変化にいつも気づいてくれていた人、それは私の両親。
今でもそうです。
やっぱり親ってすごいな~って思います。
そして、もう一人、私の変化にものすごく敏感に気づいてくれる人、トーマス。
ヘリ?
あ~、あいつは全然気づきません(爆)
でも、気づかないでぼーっとしてくれる人がそばにいるっていうのも安心であったかいもんです。
なのでトーマスが先生に言ったことはあながち嘘ではなかったのでしょう。
それなのに、あの電話の時、すっかり浮かれポンチで自分の事しか考えず、
実はそんなことがあったなんてこれっぽっちもわからなかった。
トーマスの気持ちに気づいてあげられなくてごめん。
もっとこの子の事をよく見てあげないと。
今までずーっと育てやすい子で、赤ちゃんの頃もお腹が空いた時しか泣くことがなかったトーマス。
正直、この11年間、子育てで悩んだことなど一度もありませんでした。
ちなみにへりは私達の真逆で、全ての感情を顔や態度出す人。
まあ、それもわかり安くていいって言えばそうなのですが、周りの人間はとばっちり受けて迷惑な事もあります(爆)
トーマスはこの頃から頭痛と腹痛を訴えるようになりました。
つづく。