自分で蒔いた種 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

会社のジャネスは、去年の5月に2年ほど付き合った24歳年下の彼氏と別れました。

 

それまでも別れる、別れると言いながら、何度もよりを戻し、

 

DVを受け、一時的に反省する彼を見て、以前より二人の絆が深まったと勘違いしたり。

 

これがDV?

 

深まった絆

 

それで去年の5月に、酔ったこの男が駐車されていたジャネスの車を後ろから突撃し、

 

家の窓ガラスを壊し、暴力は受けなかったものの、

 

身の危険を感じたジャネスは警察を呼び、

 

その後、VPO(Victim protective orders) をファイルしたことによって、

 

リレーションシップを終わりにしました。

 

と、言いたいところですが、その後も、陰で彼と会っていました・・・

 

前置きだけでブログ一本かけそうなので、詳細は省くとして、

 

この後、この元彼がDUIやらなんやらでまた警察の世話になり、

 

過去にもDVで刑務所にいた事があったりしたんで、

 

州がジャネスのファイルしたVPOと、DUIのケースをピックアップしたらしく、

 

裁判に持ち込まれることになったんです。

 

それで、ジャネスも参考人として裁判に呼ばれることになり、

 

州から召集令状が出され、Investigatorが書類を持って会社にやってきました。

 

ジャネスはいますか?と聞くInvestigatorに対し、いません、と答えるジャネス(((( ;°Д°))))

 

Investigatorも顔写真持ってなかったようで、

 

自分が話している人がジャネス本人とは知らないようでした。

 

そして、ここからがちょっと腹立たしいんですが、

 

ジャネスが私のほうを向いてこう同意を求めました。

 

「ジャネス、今ここにいる?いないよね?」と。

 

そう聞かれて、嘘をつくしか他に選択の余地がなかった私は、「いません」と嘘をつきました。

 

ジャネスは彼に、「彼女は今週はお休みを取っています」と嘘をつき、

 

Investigatorは、そうですか、と言って帰って行きました。

 

ところがその翌日、またInvestigatorがジャネスを訪ねて会社にやってきました。

 

ちょうどジャネスは外出していたのですが、

 

デスクのところにジャネスと名前の入ったコーヒーカップがどーんと置かれ、

 

それをじーっと見たInvestigatorが私に聞きました。

 

「このオフィスにジャネスは2人いるんですか?」と。

 

それで嘘をつきたくなかった私は、「いいえ」とだけ答えました。

 

すると全てを察したInvestigatorが、

 

「昨日ここに座っていた女性がジャネスだったんですね。」と言いました。

 

頷く私に、「ジャネスは私に嘘をついたのですね。そしてアナタも。」と言いました。

 

大袈裟かも知れませんが、嘘をつくのはとっても悪い事だと教えられて生きてきた私にとって、

 

そして、今同じことをトーマスに教えている私にとって、

 

誰かに「アナタは嘘つきですね」と目を見て言われたことがものすごく心に刺さりました。

 

ほんとに大袈裟かもれませんが、嘘をつく=モラルにかけた人間と言われたようで。

 

私の人としての信頼、今まで築き上げてきた人としての価値観を

 

ましてや私の事を何も知らない人に意図も簡単に奪われたようで。

 

そして、こんなに軽々しく人(私)を巻き込んだジャネスにも怒りを感じました。

 

裁判に行きたくないと言う気持ちはわかるけど、

 

そんな自分のパーソナルな事に人を巻き込むなんて。

 

私だったら、会社の人に迷惑がかかるから、そのまま召集令状を受け取ったと思います。

 

たまに会社で、シェリーに「今〇〇さんと電話で話したくないから、外出中って言っておいて~」

 

と冗談交じりの本気で言われることがあり、

 

そういう時は私達も居留守(嘘をつく)使うことがあり、

 

ジャネスにとってはそれと同じ感覚だったのかも知れませんが、

 

私の中では全く違いました。

 

まあ、実際ここまで深く考える私はクソ真面目過ぎるのかも知れません(笑)

 

こんなの、アメリカでは日常茶飯事、Investigatorもこんなん慣れっこなのでしょうね。

 

このブログを書いていた時は、私も心の中に怒りを感じていましたが、

 

今はもうなんとも思っていません。

 

でも、その話を後で知ったシェリーが言いました。

 

シ 「巻き添えになって、可哀そうなLeah。」

 

ありがとう、シェリー!

 

やっぱそうよね?私、巻き添えよね?

 

そこへジャネスが言いました。

 

ジ 「でも私、裁判になんて行きたくないわ?

 

   もともとは私は被害者なのよ?

 

   車をボコられ、暴力沙汰にあって。」

 

そこで、シェリーが言いました。

 

でも、元はと言えば、アナタが自分で蒔いた種でしょ?

 

よく言ったシェリー!(笑)

 

確かに、結果だけ見たら被害者なんですが、

 

DVで過去に刑務所に入った前科のある人と付き合うって言うことはそういう可能性もあるって知っていたはず。

 

知っていたけど、その事実とは向き合いたくなく、目を瞑っていただけ。

 

結局この後、ジャネスは召集令状を受け取りました。

 

まあ、ただの参考人ってだけですから、そんなに大袈裟な事ではありません。

 



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