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読んだ本の紹介とかとか

まるでエッセイのような。


後に作家となる、N大学工学部で助教授を勤める水柿くん。

水柿くんがミステリー小説だって言うのだから

信じましょう。

著者: 森 博嗣
タイトル: 工学部・水柿助教授の日常

ニヤニヤしながら、吹き出しながら、大爆笑しながら読みました。

なにやら、バックグラウンドにチラつく、ある人物がおりますが、その辺は勝手に想像しておきましょう。


水柿くんが遭遇する、ちょっと不思議なミステリー小説です。

本当に、小説とは思えないほど、脱線の繰り返し。その脱線箇所がまた面白い。

こんな小説読む人がいるのか!?そろそろ本を閉じる人が増えてきたでしょう・・・

いやいや、もっと暴露して下さいって感じです。


森博嗣の作品&森博嗣のプロフィールをご存知の方は、想像のつく限り楽しんでください。

森博嗣の作品&森博嗣のプロフィールうをご存知ない方は、楽しめて半分かも知れませんが、軽いミステリーがあるので、きっかけとしてみてはいかがでしょう。

かたっくりしいミステリーを書くだけの人ではありませんよ。


工学部・水柿助教授の逡巡に続く

以前紹介した映画「ワンダフルライフ」の小説版。

映画より、是枝監督自ら小説化。

映画は映画で非常に良い。

当然映画でしか、表せないもの、感じ取れないものがあるから。


「ワンダフルライフ」 公式ページ

前に書いた記事


私は映画を見てから、この作品を読みましたが、

文章でも、現実のような世界描写に、一種の幻想的な世界を感じ取れました。

さらに、本特有の行間で、作品を世界を考え感じることで、より一層物語が楽しめると思います。

さらっと、読むにはもったいない作品です。


著者: 是枝 裕和
タイトル: 小説ワンダフルライフ

人は亡くなると、天国の入口でこう言われます。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい」天国に行くまでの7日間で、死者たちは人生最良の思い出を選択するように迫られ、それを職員が再現して映画に撮影し、最終日には上映会が開かれるのである。そこで死者たちは改めて自分の一生を振り返る。懐しさにひたり、後悔したり、思い悩んだ末に彼らが選んだ思い出は… <引用>



思い出を選ばないことで、人生の責任を取る。

作品に出てる、一人の青年の考え

・・・うーん、難しい。

”ニューヨークが選んだ村上春樹の初期短編17篇。

英語版と同じ作品構成で贈る。”


私はてっきり、逆輸入ね。原作→英語翻訳→日本語翻訳だと思っておりました。

一応、「レーダーホーゼン」は英語版を村上春樹が翻訳したものが掲載されており、

その他、多少の加筆訂正されている作品もあるようです。

ここが違う!と気がついたのは、なかったですけど・・・


著者: 村上 春樹
タイトル: 「象の消滅」 短篇選集 1980-1991

アメリカで「象の消滅」が出版された頃、という題で村上春樹自身のエッセイもあります。

まっ!久しぶりに読んだ短編もあり、充分に楽しめました。


今、平行して「Sudden fiction 超短編小説70」 /村上春樹・小川高義訳も読んでいるのですけれど

これを読んでいると、アメリカ文学の作風は、本当に村上春樹の作品と似ているなと感じます。

実際は、村上春樹がアメリカ文学に影響受けているのでしょうが。


著者: ロバート シャパード, ジェームズ トーマス, Robert Shapard, James Thomas, 村上 春樹, 小川 高義
タイトル: SUDDEN FICTION―超短編小説70

シュールであったり、わけの分からん終わり方だったり、全く持って面白くなかったり、「おぉ」面白い!おもわずニヤリっだったり。

村上春樹・小川高義訳でも、・・・・・何が面白いんだ?の方が多いですけど、村上春樹自身も「あとがき」で言っておりますけど、

  「いろんな作家がいて、これだけいろんな小説があるからこそ、文学の世界の奥行きと広がりと言うものがうまれるのである。・・・・興味を持って接するようになった作家もいる。食わず嫌いで今まで手に取らなかったけれど、悪くないじゃないかと思った作家もいる。こういうのもアンソロジーの効用である。」


本当に、意味不明!の作品の後、ページが進まなくなってしまうのですが、じっくり読んでいこう・・・と。


「象の消滅」

タイトルの英訳、意外にそのまんまね。けど、なんかつまらない。


Sudden Fiction

面白いのもあるんだけどね~

映画「アイズ・ワイド・シャット」の原作。

私は映画を先に見たのですが、ほぼそのまんまですね。

むしろ映画より小説の方がよく、主人公の心の流れが見えてきます。


確か映画はRー18だったはず。

トム・クルーズ/ニコール・キッドマン主演

著者: アルトゥル・シュニッツラー, 池田 香代子
タイトル: 夢奇譚

妻と娘を持つ開業医である主人公。ある日主人公は妻からある告白を受ける。

一見、幸せな家族。潜む嫉妬ろ妄想。主人公は友人から聞いた秘密のパーティーに潜り込む。

そこで一人の女性と会うのだが・・

女性への妄想と執着を軸に男女の性愛の退廃と不可解を描く。


薄いわりには結構深く読める小説です。

現実と夢との間。そこに生じているズレ。意識の流れと葛藤。

主人公の内面、心理描写が非常によく描かれ、理解できます。


映画、レンタルDVDも含め最近見ていないな・・・

題名が長いから買った本。本当にそれだけの理由。

著者: 薄井 ゆうじ
タイトル: 竜宮の乙姫の元結いの切りはずし

んだら、結構面白かった。

しみじみ、じわじわと癒され考えさせられました。


会社を辞めぶらりと旅に出た男が、列車の中である求人広告を見ける。

「潜水夫募集。スキューバダイビングのできる屈強な男性求む。委細面談」

列車を降りる男。そして、ある老人のもとで仕事をすることに。

仕事は「竜宮城」探し。

日々潜り、竜宮城を探す。それは自分に関する、他の”何か”を探す事でもあった。


竜宮の乙姫の元結いの切りはずし:アマモ の別名。一番長い名を持つ植物

だそうですよ。作品中でも出てきますが。


検索すると結構書いている作家さんなんですね

先月「グイン・サーガ」が100巻を迎えた栗本薫のデビュー作。
「グイン・サーガ」もまだまだ、これからって感じらしいですね。すごいですわ・・・
読んで見たい気もするが、はまったりしたらと、怖くもある。

著者: 栗本 薫
イト ル: ぼくら の時

ミステリー物です。25年ほど前の時代を背景に、社会の変化、若者の考え方など、当時の若者(作者)の目を通して、若々しく描かれております。

25年前にこの本を読んでいた若者は、現在では本の中に出てきた親達ぐらいの年齢になってるんでしょう。

そして、当時の自分と同じぐらいの年の子供が居るのでしょう。

どうでしょうか?「ぼくらの時代」と比べて、今のぼくらは。


このノートを書き始めるまえに、云っておかなくちゃならないことがある。

そのように物語りは始まる。ノートの書き手は栗本薫。二十二歳、みずがめ座。某マンモス私大の三年生で、ロック・バンド「ポーの一族」のキーボードとボーカル担当。少し長髪、少し短足。

彼はアルバイトの最中に、ある事件に巻き込まれる。ある歌番組の収録中、大人気歌手が歌っている中、一人の女の子が背中を刺され死亡した。事件前、事件後でスタジオ内の人の出入りはなく、さらに番組の収録中でありカメラが回っていたために、事件はすぐに解決するだろうと思われた。

しかし、そう簡単な事件ではなかった。そして、後日には同テレビ局でもうひとつ殺人事件が起こる・・・


ミステリー度は、まぁ普通。当時は新鮮だったのかもしれないが・・・
それよりの時代背景は興味深く、読ませる物があった。

現在13巻まで出ているのですか。

小学校中級以上向けの児童書です。

高学年の時だろうかな読んでいたの。


親も読書家ですから、基本的に本は買ってくれていたのですが

一回につき一冊まででした。

当時シャーロック・ホームズにはまっていた私。

そろえるの一生懸命。

しかし、この本も読みたい!って事で

「この本、ものすごく面白いだぜ!」と、本に全く興味を示さない

弟に無理やり「ぞくぞく村シリーズ」を選ばせて、私が読んでおりました。


著者: 末吉 暁子, 垂石 真子
タイトル: ぞくぞく村のミイラのラムさん

おふろが大大大好きなミイラ男。しかし包帯をほどいてまた巻くのに大変時間がかかるために

お風呂は一週間に一回だけ。

ある日、奥さんのミイラ女が太ってしまい、包帯がきつくなってしまいました。

そこで新しい包帯を買いに、ミイラ男は出かけたのですが、居酒屋でその包帯を忘れて来てしまいました。

気がついて居酒屋に戻るのですが、包帯はすでに無くなっていました。必死に探すミイラ男。

そして・・・・


まぁ、面白いんですわ。大変。

絵も物語りもコミカル。今でも思い出せる。

ミイラ男が包帯を取った姿。奥さん用の包帯は実は○○用。なぜ包帯がなくなったのかetc・・・


「ぞくぞく村シリーズ」は毎回主人公となるお化けが違うんですね。

これは、お風呂好きのミイラ男。ほかには、ゴム入れ歯のドラキュラ。寒がりの透明人間。デブで空が飛べない魔女。ブタになる狼男。子沢山ゴブリンとかとか。

非常にユニークな発想で、楽しい物語でした。


知らない物語もありますな。

今度どこかで探してみよう。

「コミュニケーション」をテーマに、三十七人の人気作家が綴った

エッセイ・ショートストーリー。


以前「ダ・ヴィンチ」に掲載されていた、「日本テレコム マンスリーエッセイ」をまとめたものです。

著者: ダ・ヴィンチ編集部
タイトル: 君へ。―つたえたい気持ち三十七話

鷺沢萌  山本文緒 北方謙三 宮本輝 江國香織 五木寛之 藤沢周 松岡佑子 田口ランディ 大沢在昌 森絵都 篠田節子 夢枕獏 角田光代 有栖川有栖 山本健一 鈴木光司 藤田宜永 村山由佳 北村薫 小池真理子 松尾スズキ 石田衣良 山本一力 大森宣彦 川上弘美 大槻ケンヂ 馳星周 高橋源一郎 唯川恵 石坂啓 鴻上尚史 重松清 谷村志穂 瀬名秀明 坂東眞砂子 乙一


見事なラインナップ。お話は長くて原稿用紙三枚くらいなので、さくっとすぐに読み終わります。

けど意外にや、そんなショートストーリでも心に響くものがあります。

休憩時間中なのにちょっと、ホロリと逝きそうになった。


手紙、電話、FAX、eメールと、他人との「コミュニケーション」手段が移り変わり・多様化する中、

人々にはそれぞれ忘れられないエピソードがある。
伝えたいという気持ち、人は人と繋がっているという実感がもてる、心温まるお話がいっぱいです。


各作家ごとに、テーマに順ずるスナップ、一言メッセージ、サイン
が有り、それもイイ!

Phenomenon: 現象。

どきどき現象ですか・・・

森博嗣は何をしたくなったのだろう。

著者: 森 博嗣
タイトル: どきどきフェノメノン

理系のための恋愛論。そんな題の本あったような。


窪居佳那は理系大学の博士課程に在籍する女性。

助教授のことが好きな彼女だが、素直に行動に移せない。

自分の奇妙な思考と行動にドキドキしてしまう。


彼女の身の回りに起こる、「どきどき」とちょっと「ミステリー」な物語。


理系の女性は、ちょっと変わっており、理系の男性は、オタク。

と勘違いされても、まぁ正解と言えば正解か。


ミステリー度はほとんどなし。

文体は軽い感じで、堅苦しい表現はあまり出てこなかった。

私はドキドキしませんでしたが、

森博嗣にしては珍しい表現も多々あり、単純に面白い小説だった。

舞城王太郎のメフィスト賞受賞作&デビュー作。

彼を読むのはこれで2作目ですが、またも置いてけぼりを食らった感が満点です。

デビュー作なので、最初から、こうなんだなと納得できましたが。

トリックも何も・・・・

著者: 舞城 王太郎
タイトル: 煙か土か食い物

面白かった or 面白くなかった。で聞かれたら、面白かったと言える。

”ただ・・・・・”がちょっと多くつく位で

主人公の男の独走体勢、共感部分がなかったり、主人公の一人でテンション挙がっているところなど(文体

物語の中であちこちと忙しく動き回る男を、一歩引いて静観している感じでしたね。


いいところは、ダイナミックさと、知識の深さが垣間見えるところかな。

あと、彼の作品は大体、ハッピーエンドで終わるそうです。

うん。最後の方はいいなと思える。


もう数冊読んでみようか?