2/7に読み始めた、半藤一利さんの「昭和史 戦後篇 1945-1989」を読み終わりました。

 

 

途中、「緑十字機の記録」を読み始めて中断してしまい、

 

 

再開したところで、かなり記憶が飛んでいて数10ページ読み直したりしましたが、よく考えてみると、どうせ1ヶ月も経てばほとんど忘れてしまうので、無理して読み直さなくてもいいかな、と思ったりしました。

 

さて、感想をいくつか。

厚生省(現厚労省)がはじめて少子化を憂慮したのが1990年だそうです。それから十五年経ってもまだ、効果のある対策が打てていないのか?と2005年ごろの半藤一利さんが嘆いています。

今、2024年なんだけど(^_^;)。その時からさらに十九年経って、私たちは同じことを言っているんですね。

 

 

株価最高値に関する記述。最近最高値更新したってニュースで言ってましたね。当時のような好景気感をまったく感じないのはどうしたことでしょう?

 

何か物足りないな、と思いながら読み終わったのですが、あとがきに丁寧に語ったのは昭和47年まで、と書いてありました。私が記憶している昭和はこの後くらいからです。私が成長した時代を思い起こせるかな、と楽しみにしていたのですが...。47年以降が丁寧でなくなった理由はあとがきに書いてありますので、読んでみて下さい。私は納得しました。

 

昭和史 戦後篇 1945-1989

半藤一利

平凡社ライブラリー

 

「昭和史 1926-1945」を読み終わった時に、こんなことを書きました。
「巻末に参考文献が掲載されています。この中に1冊持っている本(積ん読状態)がありました。これも近いうちに読もうと思っています。」

いよいよ、その本を読み始めますよ。ヒントは昭和史の登場人物の中で最も有名なあの人です。

 

 
 
 

『100冊読書』宣言