タイトルの通り、一昨年暮れ位から6月まで買った物について、印象に残っている物をレビューしてみる。
JETSTREAM EDGE
電子パッド
タイムシフトレコーダ(TOSHIBA DBR-M490)
AVレシーバ(DENON AVR-X4100W)
ウッドコーンスピーカ(Victor SP-EXAR3)
スキャナ(Fujitsu ScanSnap IX1600)
みまもるクルマの保険プラス(ドラレコ型)
ワイヤレスイヤホン(SONY WF-1000XM4)
12月_JETSTREAM EDGE
私自身、文字をとても小さく書いてしまうのが癖。だから極細の文字をいかにきれいに書きだせるかが争点として、10数種類のボールペンを用意した中で、抜群のきれいさを発揮したのがJETSTREAM EDGEだった。
書き心地は大変良かった。けれど、ほぼ日手帳との相性がとても悪かった。ランダムにかすれてしまう。
他のノートではスラスラ書けるのに、同じページの他の部分では問題なく書けるのに、ある一部分だけ全然インクが乗らない。
理由は不明。ペンが悪いのか、ノートが悪いのか…ただ、他のノートでは不調が出ない事から、「ほぼ日手帳のトモエリバーに問題あり」と推測したのだけれど、最近は今年の日記用に選んだいろは出版のSUNNYスケジュール帳でも、同じかすれが生じてしまう。
もしかしてペン側に問題があるのだろうかと再度検証中。
兎に角、書ける時はとても素晴らしい。
ただし…
三色ペンも買ったんだけれど、こちらは余り馴染めない。
尻を回すと、黒/青/赤とインクを切り替えられるのは便利なのだけれど、軸先が偏心しているところがどうにも馴染めない。
(*1)
より書きやすくする工夫だと言っているんだけれどねぇ…
1月_974円の電子パッド
今は多少高くなっているけれど、1,000円以下ならゴミになっても仕方あるめぇと覚悟を決めて買ったが、未だ毎日3食の食材記録に活躍しているし、他の場面でもちょっとしたメモに大いに役立っている。
きれいな絵を描くんだとか、芸術的な何かをするんだって事を考えるのではなく、単純な「メモ」として使うと割り切ったなら、多分、昨年の買い物の中で一番のコストパフォーマンスを発揮したのはこれだと思う。
この製品にはペンが本体に内蔵できる細身のペンと、普通のペンの如く丸く握りやすいけれど、本体に収納できない別体のペンが付属していた。圧倒的に後者が書きやすいので、購入当初から紛失防止目的で眼鏡ストラップをBONDICで本体に貼り付けペンとつないでいた。
その眼鏡ストラップが先日ボロボロになって切れてしまったため、100均でコイルコードを買ってきて代替した。
1年を過ぎたあたりから、電池蓋が根元で折れてネジが効かなくなってしまって、瞬間接着剤で修理を試みたけれど失敗。
ほんの少し飛び出しかけているけれど、一応飛び出しては来ないし、この程度ならセロテープで固定しても問題ない。まだまだ十分実用範囲内だ。
上写真中央の紐状のものは、先日クラウドファンディングで購入した物の化粧箱内で本体を止めていたゴムひも。それを化粧箱から剥がしてBONDICで固定してペン挿しとして利用している。
格好は悪いかもしれないが\0は魅力的。
この紐はもう1つあったので、大事に保管した。
2~3月_タイムシフトレコーダ(DBR-M490)
しばらく前から地上波についてはタイムシフトレコーダで1週間分録画をしていたのだけれど、欲をかいてBS/CSも一部録っておきたいという事で、新たにタイムシフトレコーダ(中古)を購入した。
が、最初の1台は回路不良で結局返品となって、新たに2台目を購入。
チャンネルを絞って、更にHDDを大容量に変えたので、最大18日分の番組を録画してくれている。
2週間以上前のニュースなどを見る事ができて、とても便利になった。
ただ、中古品なので文句は言わないけれど、HDDの1台から少し異音がしている。早めにバックアップが必要ならして、新しいHDDを用意するのが吉。
普段自主的にはテレビを見ない生活をしているだけに、ネットなどで後から話題になったものを追いかけるにはとても重宝している。買って良かったよ。
ただ、これを増設したことで、テレビの入力端子が足りなくなった結果、なぜかAVレシーバーを買う羽目になって、更にサラウンド用スピーカーも買ってしまうというデススパイラル…
2月_AVレシーバー
家を建てた時、天井にサラウンドスピーカを埋設した。
アンプもスピーカもONKYO製。
音(場)を追い求める訳ではなく、雰囲気を味わえれば満足程度なのだけれど、10年の歳月はねぇ…うちはテレビとプロジェクタどちらかを選んで出力したいのにアンプがHDMI非対応なので、映像は映像で切り替えを別の装置で行い、アンプに音だけを管理させるというのが面倒くさいし、なによりリモコンが使い難くて仕方ないって事で自然と使わなくなっていった。
でも、タイムシフトレコーダを1台増設したことで、テレビのセレクタが足りなくなったため、HDMI切替機を物色していたけれど、どれも満足できないって事で衝動買いをしてしまった。
まぁまぁ古いものだけれど、性能的には十分。音もそれなりに良い音で鳴ってくれている。レコード再生もできる(MC(*2)は別途昇圧トランス必要だけれど)し、Bluetoothでスマホなどの音も再生できる。
今現在、JVCVictor(*3)のウッドコーンをメインスピーカーにしているが、この音がとても良いので、ついついあれこれ使っているんだ。
買って良かったと大満足している。
不満と言うと、何が悪いのか未だ分からないけれど、取扱説明書の説明する動作と実際の動作に差異がある。
電源オフの時にセレクタがどう動くのか…これがいまいち理解できない。まぁ動いている形が「正」と言う事で適応しているけれど…
3月_ウッドコーンスピーカー
たった9cm径のフルレンジスピーカーから、どうしてこんなに良い音が出てくるの?
感動した!
もうね、本当感動しかない。
それ以上書くことある?
3月_ScanSnap IX1600
オーバースペックとはわかっているけれど、まぁ伝手で安く買えたので…
性能的には大満足。
家計簿をスマホで写真を撮って、解析した結果を手直しして…ってやっていたのがウソみたいにきれいにスキャンできる。
でも、家計簿の為に買ったはずだけれど、私はもう家計簿をつけるのはやめた。
私自身は決められた小遣いの中での出納なので、余り家計簿をつけている意味がないんだ。特に管理するキーに時間が入っていないアプリではね。
スキャナから直接データを読み取れるアプリとしてZaimなどがあるのだけれど、これらは本格的家計簿としての機能は豊富なんだよね。銀行口座と連携してくれたり、クレジットカードとも連携して自動で出納が記録されたりする。アプリとしては明細なんてどうでも良くて、「何月何日にどこでいくら使った」が分かれば良い。自動で記録されるのもそんなデータだ。でも、私はクレジットカードで買った物も全て「何時何分にどこの店で『何を』買ったか」を記録しておきたいんだ。
そうする事で買い物が時系列になり、その記録を見れば、そのいつどこへ行ったかが分かる。行動記録の補助になるんだ。
でも、Zaimではそれができない。
だから家計簿はやめた。
スキャナで取り込んで記録しておく。
ファイル名は日付と店名と支払い方法。
残念ながら時刻を抜き出す事はできないので、旅行の時などは手作業で時刻をファイル名に追加して置くようにはしている。
私の記録としてはそれで十分だ。
それで良ければ、蓋を開けて、レシートwセットして、ボタンを押す。
それだけで作業完了。ほぼ間違いなく読み込める。
便利な世の中になったもんだと実感できる。
妻は便利に家計簿を利用している。
また、何度か自炊も挑戦してみた。
たくさんするのは骨が折れるが、これはと思った本をやる程度なら十分。あと、家電製品の取説などもこれでスキャンして置けばどこでも確認ができて便利だ。
5月_見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)
保険会社が提供するドライブレコーダをつける。
これで事故の時は自動的に事故を通知してくれる。更に運転のスムースさを判断し、丁寧な運転をしているなら最大8%の割引を受けられるのがウリ。
年間で80点以上のスコアなら8%割引と言うところで、私は90点台をつけて8%割引にはなった。お得ではある。
けれど、今選択できるなら絶対契約しない。
これは安全を見守ると言いつつ、かなり危険を強要する要素を含んでいる。
例えば普通に走っていて、信号が黄色になった。
さて、どうするか…
そのまま通過するにはちょっと無謀だし、でも止まると急ブレーキになりそう…そんな状況は、よく走る人なら何度か経験したことがあるだろう。
中には完全に信号無視でしょと言うタイミングでも平気で「この信号は自分には適用されない」と信じ切って無視して走る人も少なくないけれど、常識を持った人なら多少は悩む事があるはずだ。
特に「黄色は注意して進め」と進むにはちょっと…と躊躇するくらい(飽くまでも常識的な判断ができる人基準で)、でも急ブレーキになるかも。後ろの車が突っ込んでくるかもと心配するような状況は、例え無理なスピードを出していなくても起こりうる状況だ。
そんな時、無理に進んで運が悪ければ、赤い回転灯が追ってきて信号無視で止められる。突っ込む度胸もないからブレーキをかけて停車する。そうすると、この保険会社のスコアはC判定(悪)となり「急ブレーキをかけた。余裕をもって運転しましょう」と言う。
交差点を曲がって、さあ加速しようかと思った瞬間、車の陰から無謀な横断者が飛び出してきたのでブレーキを踏まざるを得なかった。それでもC判定。
隣の車線から不用意に、明らかに無謀に車線変更した車が突っ込んできたので、慌てて反射的にハンドルを切ってよけたら急ブレーキでC判定。
ドラレコを使っているのだから、映像を加味して状況判断をしてくれるなら価値はあるのだけれど、加減速Gだけで判断をしているのをみると「何を偉そうなこと言ってやがるんでぇ。べらんめぇ」とつい口に出して文句を言っちゃうんだよね。
いや、文句を言っているだけなら良いんだけれどさ、事故を起こさないために素早く対応をしなければならない時にも、一瞬「C判定されちゃったらどうしよう」なんてくだらねー事で判断が遅れてしまったらと思うと、これは害悪以外の何物でもない。
そう、この結果事故を起こしても、間違いなく「お客様の問題ですね。当方には一切の責任はございません」と涼やかにいうだけなんだよ。
そんな阿保らしいものに、たかだか8%程度の割引の為に命を預けたくないし、削られたくないというのが本音。
ただ、残念な事にこのカメラを取り付けるにも工賃が必要だったのと同様、取り外すのも工賃が必要になる。仕方がないので取り外さず、更新して使い続ける判断をせざるを得なかったけれど、車を買い替える時には絶対に更新はしない。
そして、これからどうしようと思っている人にも忠告する。
一瞬の判断を鈍らせるこれは、やめた方が良い。
運転者の一瞬の判断のミスは大事故の元になるんだよ。
自分は大丈夫なんて事は絶対にないからね。
事故を起こした人は、みんな「自分が加害者になるかも」なんて思って運転していないんだからね。
6月_SONY WF-1000XM4
多くは語る必要がない。
今も毎日使っている。
手放せない一品。
ノイズキャンセルは「耳に不快なノイズ」を大幅に低減してくれる感じ。電車やバスの雑音を全部消し去ってくれるようなノイズキャンセルではない。ただ、雑踏の音、モブの話し声等はきれいに消し去ってくれる。
ただし、標準のイヤーパッドだと、結構耳への圧迫が強く、イヤホンをしていないのに、ずっと装着しているような感覚に陥ってしまっていた。
そこで、今現在はイヤーパッドをSpinFit CP360に変えている。
これに変えた事で、耳への圧迫が減り、音の抜けが良くなっている。
ただし、耳へものすごく良くフィットするので、乱暴に外すと耳が「きーん」ってなるのが欠点(リンク参照)
*1:2022/04/09 12:15 写真追加
*2:2022/04/09 12:25 MCとは…
Moving Coilの略。レコード針の針先の振動を音=電気信号に変える為の発電方式の1つ。もう少し知りたいと思ったら次のリンクを参照。
*3:2022/04/09 12:32 誤記訂正