lummoxのお気に入り
まずは誕生日おめでとう。自分…
と言いつつ、昨日日付が変わった時に妻から真っ先に「おめでとう。これからもずっと宜しくね」と言われた以外普段と何ら変わらない…いや、その台詞すら普段から言っている事なので結局何も変わらない誕生日だったのだけれど、11時半頃になってこいつが届いて漸く「誕生日だね~」と実感がわいたよ。
まずは開封の儀ってやつ。
興味のない人にはひたすら無駄な…ww
届いた箱後ろのキーボードはPFU HHKB Lite2 それで大きさが分かる人は参考に…って、普通のキーボードだからね。
お約束だけれど、中を開けると…
エアパッキンを取り除くと、本体はこれだけ。資源の無駄だなと思うんだけれどねぇ。
早速取り出してみた。
SONYにしてはきれいな包装なんじゃね?
帯を取ってみた。
途端に抑えが効かなくなって半開き状態。
これ、本当に帯で押さえているだけで、この外箱に何のロックもないので、下手に落とすと中身が飛び散るので注意。
蓋を開けてみたところ。本体ケースが現れてきましたよ。
ケースを取り出し…
しかし、はやる心を抑えて、中身の確認。ケースを収めていた仕切りを取り外す。
上に乗っている紙ケースを取り出した。
この紙ケースの中は簡易マニュアルと登録のすすめ。
一番下に鎮座していたのは、USB TypeCケーブルと
イヤーパッドのSとLサイズ。
ついに本体へ…
と言うのも、今まで使っていたNuarl NT110とケースの大きさを比較すると…この太さの違い。「君のは太い…」(懐かしいフレーズ)
上がSONYで下がNuarl。小さいって思った気持ちわかるかな。
さてさて、蓋を開けてみると…
本体をケースから出してみた。
Nuarl NT110と比べてみると…
左がNuarlで右がSONY
Mark3と比べると小さくなっているのかもしれないけれど、NT110から比べると大きくて丸っこい。
一応説明書を読んで(と言うより眺めて)、QRコードからアプリをダウンロード。そしてiPhoneとペアリング。まぁそこまではうまくいった。
その後、簡単な操作をいくつか試していくと、360Reality Audioの設定と言う項目が開いた。これについての知識がないので、後回しにしようと思ったのだけれど、つい「やる」事にしてしまった。
未だ全然調べていないので良く分からないけれど、要はバイノーラル録音の仲間なのかな。耳の形を撮影して、その耳の形に合わせて音場を作るらしい。で、画面が左右の耳を撮影するモードになるのだけれど、最初は正面を向いて画面に表示された顔の輪郭に自分の顔を合わせる。そうすると「右を向いてください」と言って画面の顔の輪郭がそれに合わせて変わる…だけどさ、昔クイズで「どんな事も完璧に真似できるっていう人を論破して」っていうのがあって、それはその人に対して後ろを向くっていうのが正解なのね。後ろを向いたら、その人は相手が何をするか絶対に分からないから真似ができないでしょって事。で、これもそうなんだけれど、耳を映すためにカメラは正面に固定して、顔を右(左)に向けたら、どうやってその画面に映った輪郭に合うように調整できるんだい?
これは私の性格がひん曲がっているから素直にいかないだけで、心のきれいな人たちは普通に左向いたらピタッと決まるのかな。
私は仕方ないから手鏡を一枚持ってきて何とかクリアしたよ。
そこまで苦労して設定したのに、その音を再現するためには当たり前っちゃ当たり前だけれど専用のアプリがいるという。多分絶対に使わない機能だな。
つぎはチュートリアルを実行しろと言うのでポチっとするんだけれどなかなか画面が変わらない。もしかしてバグってんじゃねーの?と思うくらい…昔を知る人ならJPEGが出始めた頃、PC-9801で画像を開こうって時の感覚だ。今でいうならたかだか640×480サイズのファイルを開くのは一瞬だけれど、当時は「さて、タバコでも吸って、風呂に入ってくるか」…それくらいまたなければ展開できなかったんだよな。今回のも焦ったら負けだ焦ったら負けだ焦ったら負けだって何度も唱えて、他の事をして待ってみたら、数十秒(感覚的に数分)待ってようやく1ページがダウンロードできる感じ。そのページは巨大だとか膨大な情報があるとかではなく、「本体を回転させて耳にしっかり密着させてください」とかそんな説明を簡単な動画で説明するだけだ。発売初日なので回線混雑しているのかな。
それを見てページが進んでいくと、イヤーパッドの適性検査が始まる。
私の検査結果は、「左はMで密閉できています」だったけれど、右は「サイズがあっていません」とでた。結局、左右ともLサイズにして試すことにした。
そんな事をしている内に、妻からの定期便電話の時間になった。
早速これを使って電話に出てみた。
電話については100点だね。
どこで買ったか分からないような安い(ワイヤレス)ヘッドホンだと、声があまりにも違い過ぎて、電話に表示された番号や名前で相手がだれかを知る。
PLANTRONICSのM70やiPhone辺りでは「音が悪いなぁ。でも、相手が誰かわかるだけましか」と思う。
iPad Proで初めて「相手がそこいるみたいに自然な音だな」って思えるんだけれど、このWF-1000XM4もiPad Proと同じかそれ以上に良い音で相手の声が聞こえるし、妻曰く「こちらで聞こえるとーちゃんの音もすごく自然で良い」らしい。
私としては、これだけでも買った価値は十分にあると言えるかもしれない。
その後、医者を含め徒歩、地下鉄などで外出をする機会があったのだけれど、音楽はとても聴きやすい。私は基本ヘッドホンを避けてきた(家にLUXMAN+TANNOYがあるのに、なんでヘッドホンで音楽を聴かなあかんの?)頭の固いジジイなので、これが今までのヘッドホンと比べてどれだけすごいかと言う事を人に押し付けるように意見するほどの知識はない。基本ヘッドホンの音楽は聴ければいいの。さっきの電話と一緒で、これって誰?とならない程度にクリアで正しい音が出ていればそれで良い。その点ではNuarl NT110も全然問題なく良い音で聞けていた。ハイハットの音の伸びだの、バスドラムやティンパニーの重低音がとかアタック音がどうだとか、そんな細かい話はどうでも良いんだ。きちんとピアノの音がピアノに聞こえるし、何度もコンサートで聞いているArt GarfunkelやPaul SimonそしてCeline Dionなどがそれらしい音で聞こえるし、うちのオーディオシステムで聞く音と似た音ならそれで満足。一応ね、音響関係の学校には行っていたので、それなりに音にはこだわりはあるんだよ。でも、理屈御託をごちゃごちゃ並べても仕方ないって事だ。兎に角、リラックスして楽しい音楽を楽しく聴ける。それで十分じゃないの?
ただね、いくつか気になった事があった。
1つは些細な事だけれど、ケースから取り出すときに本体がとても持ちにくいって事。写真を見れば分かるように、本体が丸いんだ。で、ケースから取り出すとき、その丸い部分をもって引っ張り出そうとする訳なんだけれど、これが滑ってしまうんだな。地下鉄の排気口とか、下水や川(橋)の上でとかでは取り出したくない。万が一落としたら悲鳴だけでは済みそうにないから…
もう1つは、30分程度の間に何度かBluetoothが途切れた。途切れてすぐ再接続されるなら仕方ないって思うんだけれど、再接続するのにしばらく時間が掛かって、接続したと思ったら音がすごく小さくなったり、音場がフラフラしたり落ち着かない。Nuarlでは一度も経験しなかった事だ(うん、Nuarlはすっごく優秀だよ)。
もう40年くらい前になるかな。SONYがウォークマンってやつを出して、音楽を持ち歩けるようになったのね。それまではヘッドホンと言えば密閉型のごついヘッドホンしかなかった。うちもAKGのごつい奴を使っていた。で、そのSONYのウォークマンのおかげで、ヘッドホンもオープンエアタイプの物が出てきたんだ。
私も買ったさ。喜び勇んで使ってみたさ。30分でヘッドセットの根元が折れた。泣いた。SONY製品には、SONYタイマーっていう「保証が切れて数日後に故障する」タイマーがもれなくついているっていうのは知っていたんだけれど、よもや購入30分で効くタイマーまで用意してくれている事もあるって初めて知ったさ。多分あれは大当たりを引いたんだろうな。以来、SONY製品を買う時は、いつタイマーが発動しても動じないよう心を決めて購入している。うん、タイマーがもれなくついてくるとしても、SONYはやはりある意味憧れのブランドなんだよね。
この製品にはSONYタイマーがいくつついていて、いつ発動するんだろう。それがワクワクドキドキだけれど、兎に角、低音から高音までバランスよく鳴っているし(買ってすぐにこれだけの音が出ているのだから、エージング済んだら…結構楽しみだよ)、タッチセンサーにはまだ戸惑う事もある(Nuarlがタッチスイッチだったのでセンサースイッチに慣れていない)し、(うれしい事に今日ギプスは外れた。まだ包帯で簡易固定しているけれど)左腕が不自由なのに、左側センサーで操作する項目があるのでやりにくいし(その内慣れるし腕も治ると思うけれどね)、新しい事をあれこれ覚えなあかんし…楽しくて仕方ないよ。
でも、数時間つけていたら右耳が少し痛い。イヤーパッド大きすぎるんじゃないか…その内慣れてくるかな?
あたらめて妻。とても良いプレゼントありがとう。
あと、とても美しい友人。折角贈ってくれたレザークラフトセット、結局誕生日になってもまだ(腕の問題で)使い始められなくて申し訳ない。でもプレゼントありがとうね。大切に末永く使わせていただきます。